古道復活〜シモフリ新道から一切経山

2024年06月22日(土) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 12.1km
• 登り: 945m
• 下り: 945m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:18

7:57 スタート地点
7:59 8:03 不動沢バス停
8:50 8:51 本当の賽の河原
9:15 9:22 不動沢渡渉点
9:50 9:57 中天狗
10:00 10:00 シモフリ新道のカモシカ沢分岐
10:06 10:07 白とんがり
10:21 10:26 駱駝第一峰
10:32 10:35 駱駝山
11:31 12:09 一切経山
12:40 12:41 五色沼分岐
12:54 12:54 大根森
13:11 13:11 硯石
13:22 13:55 慶応吾妻山荘
15:11 15:11 不動沢バス停
15:15 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

不動沢の駐車場は7:30にほぼ満車。

コース状況／危険箇所等

渡渉3か所、中天狗から駱駝山はザレて滑りやすい箇所あり。
慶應吾妻山荘に水場あり。

その他周辺情報

高湯、土湯、岳温泉などなど。

写真

つばくろ谷駐車場。7:30にはほぼいっぱいになっていた。

不動沢登山口で計画書を提出してスタート。無雪期にここを歩くのは初めて。

えぐれて歩きにくく、湿っぽい道を登っていく。

賽の河原の手前にシモフリ新道への分岐がある。明瞭だがなぜか表示がない。

樹林帯だけど、ところどころで〇〇庭園みたいな開けた場所に出る。いったん沢に向かって下っていく。

不動沢。今日は水量が少なく、渡渉は容易。

渡渉から稜線まで、短いけど激登り。

おお、見えてきた。左から吾妻小富士、中天狗、駱駝山、一切経山の稜線。

中天狗のピークに到着。

手前の白とんがりからふたこぶラクダの背を通って一切経山まで、まだまだあるなー

カモシカ沢からの道と合わせる。

高度を上げるとスカイラインと浄土平も見えてきた。

Hさんガンバ。ふるさとのお山はいかが？駱駝山周辺はザレていて要注意。

一切経山までもう一息だよー不動沢の源頭か、右手からは水音が聞こえた。

見たことのない角度から見下ろす高濃度ガス地帯ととスカイラインと吾妻小富士。箱庭みたいで素晴らしくいい眺め。

銀座通り（浄土平からのルート）が見えてきた。

山頂着。れっきとした登山道なのにここはロープの向こう側？まるで道なき道から登ってきたみたいな扱いなんですが。

浄土平から続々と登ってくる。一番奥が安達太良かな。磐梯山もよく見えた。

残雪は飯豊？

魔女の瞳（五色沼）と家形山を眺めながら大休止。毎度のことながら虫の多さには参った。変なのに刺されて、今も耳たぶが大変なことに。

帰りはノーマルルートから。まずは湖畔まで下っていく。ここもザレて滑りやすい。

魔女の瞳を2/3くらい回って、下山前に記念写真。向こう側の一切経山頂は人がいっぱい。

大根森からは樹林帯へ。こちらの道は歩きやすかった。

いろんな時代の表示が混在。

昔、五色温泉へのスキーツアーで宿泊したKO山荘が何やらオシャレに変身したらしいので、ちょいと寄り道してみた。

以前とは違う愛想のよいお二人が営業中。シモフリ新道入口に表示がない理由など、いろいろお話ありがとうございました。なお現在は、冬季営業はしていないとのこと。

賽の河原までは、平坦な歩きやすい道が続く。

無事下山。朝は気づかなかったけど、トレラン禁止らしいです。お疲れさまでしたー

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

madokau

浄土平からでは物足りないけど、数年前に復活を遂げたシモフリ新道からなら、一切経山にまた行ってみたいと思っていた。
シモフリ新道は手元にある2008年の「山と高原地図」には、よくみると細い線が引かれているが解説はない（しかも駱駝山の位置が間違っている）。KO山荘にあった古い「山と高原地図」には「廃道」と説明されていた。代替わりした管理人さんによれば、福島高校OBの手で整備されたそう。周回すると累積標高差1,000mでなかなか登りごたえがあり、景色も素晴らしくていいルートだった。
下山後、改めて車でスカイラインを上がり、歩いた稜線を下から眺めるのも一興。