薫風に揺れるヒメサユリ 清閑の北飯豊

2024年06月27日(木) [日帰り]

• GPS: 11:15
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,950m
• 下り: 1,955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:56
• 休憩: 1:18
• 合計: 11:14

3:09 スタート地点
4:14 4:27 湯沢峰
6:19 6:23 梶川峰
7:34 7:35 扇ノ地神
7:41 7:42 胎内山
7:58 8:03 門内小屋
8:05 8:05 門内岳
9:10 9:33 北股岳
10:20 10:22 門内岳
10:24 10:38 門内小屋
10:52 10:52 胎内山
10:59 11:00 扇ノ地神
11:45 11:53 梶川峰
13:18 13:24 湯沢峰
14:23 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘近く駐車場
早朝2台、帰着時5台ほど

コース状況／危険箇所等

とてもよく整備されています、いつもありがとうございます

写真

6/27 4:19

夜明け前に歩き出すが夜が短い、みるみる明るくなる東の空

6/27 4:26

湯沢峰で迎える日の出

6/27 4:27

朝陽浴びる主稜線

6/27 4:27

石転びと梅花皮小屋

6/27 4:27

朝を迎えた本山

6/27 4:54

樹間からのぞむ雲海と朝日連峰

6/27 5:16

しんどい急登の励ましはサンカヨウと

6/27 5:34

嬉しい季節外れの収穫

6/27 5:38

開けたら必ず眺める朝日連峰

6/27 6:20

続く急登も終盤になると迎えてくれるヒメサユリ

6/27 6:25

こんなつぼみもいっぱい

6/27 6:26

ようやくの梶川峰、眺める本山への主稜線

6/27 6:37

ここからはヒメ様達の歓迎を左右に受けて進む道

6/27 6:40

咲いたばかりなのか皆美しく、朝の光を受けてさらに輝く

6/27 6:38

急登から解放され、汗した額に吹く風が心地よい

6/27 6:44

青空映す池塘と遠くエブリ差

6/27 6:46

チングルマには遅かったかな…でもそのふわふわな果穂も大好き

6/27 6:49

足もとには可愛いアカモノもたくさん

6/27 6:58

雪が少なく、なかなかまとまった雨も降らないからこそ、潤いの池塘は嬉しい

6/27 6:59

地神山も見えてきた

6/27 7:01

やっぱり穂が多いかな、と思ったら

6/27 7:10

まだ咲いてくれてる♪

6/27 7:10

向こうにはエブリ

6/27 7:14

近づく主稜線

6/27 7:15

梅花皮小屋と向こうには大日岳

6/27 7:17

可愛いアカモノ達の花道が続く

6/27 7:26

道の真ん中に現れたチングルマのブーケ

6/27 7:33

梶川尾根からの地神山の景色、草原が青くなって美しさもひとしお

6/27 7:38

扇ノ地紙から地神山とエブリを眺めたら

6/27 7:40

今日はこちらへ

6/27 7:53

門内小屋、門内岳、その先の北股岳へ向かう

6/27 7:57

越後側には二王子岳、そこから赤津山、二ツ峰を経て門内へと繋ぎ歩いたのはまだ先月なんだなぁ

6/27 8:04

門内小屋周辺はミヤマキンポウゲが花盛り

6/27 8:08

門内岳からのぞむ大好きな景色、ここを歩ける喜び

6/27 8:18

すっかりイチゲは終わっていたけれど、待っていてくれたんだね、ありがとう

6/27 8:23

見つけたイイデリンドウ、肌寒いほどだから今日は開いてくれないかな

6/27 8:30

ふわふわのヒナウスユキソウ

6/27 8:25

健気にうつむくオノエラン

6/27 8:38

ところによってはこんなにたくさん、幸せ過ぎる♪

6/27 8:34

北股にはミネカエデのフレーム

6/27 9:12

北股岳山頂、鳥居の向こうに飯豊本山

6/27 9:12

標高2024.8m 今年の山らしい。毎年来ているのだが(笑)

6/27 9:14

山頂のケルンと朝日連峰

6/27 9:14

その向こうに見えた月山と鳥海山

6/27 9:16

ここにも待っていてくれた♪一輪だからこその可愛らしさに疲れも吹き飛ぶ

6/27 9:20

さらに少し先へゆく、この景色が見たいから

6/27 9:18

梅花皮と烏帽子の向こうに本山

6/27 9:19

稜線は御西を経て大日岳へ

6/27 9:18

御西小屋がポツン

6/27 9:20

見つめる大日から烏帽子山への稜線

6/27 9:20

さらに蒜場山から烏帽子山、その向こうには越後駒や中ノ岳、八海山、守門や粟ヶ岳

6/27 9:18

眼下には梅花皮小屋

6/27 9:16

まもなく盛夏を迎える飯豊のパノラマ

6/27 9:22

山頂付近の残雪、向こうに梶川尾根、遠く朝日連峰

6/27 9:24

見下ろす石転び沢雪渓

6/27 9:24

石がゴロゴロ、人影は見えない

6/27 9:35

さぁ帰ろう、門内を越えてあの梶川尾根を

6/27 9:58

次来る時にはきっとあなた達が満開だね

6/27 10:24

ヨツバシオガマやハクサンチドリはあちらこちらに

6/27 10:47

ハクサンフウロも咲き出した

6/27 10:39

門内小屋前からのこの眺め

6/27 11:00

扇ノ地紙直下の残雪そばにはピチピチのチングルマがいっぱい

6/27 11:05

梶川尾根上部のチングルマはまだこれから、向こうには地神山と遠く日本海

6/27 11:06

こんな道だから

6/27 11:11

なかなか進まない帰り道

6/27 11:16

眺める本山への飯豊主稜線

11/23 10:17

7ヶ月前にも同じところで撮っていた(笑)

6/27 11:21

ヒメサユリと

6/27 11:21

北股岳

6/27 11:25

下りる梶川尾根、向こうに朝日連峰

6/27 11:30

草地にこんなふうにヒメサユリがたくさん咲くのってあまり見ない気がするから、なんだか嬉しい

6/27 11:34

青空に映えるヒメサユリ、流れる白雲もいい感じ♪

6/27 11:40

この頃から薄く広がってきたのは水に流したような薄い雲

6/27 12:32

急坂を転がり落ちるように下りてすっかりクタクタ、励ましてくれたのは朝には咲いていなかったサンカヨウ

6/27 6:37

きっとさぞかし賑わった今月、今日は帰りにおひとりとすれ違っただけの静まり返った北飯豊。たくさんのヒメサユリが薫風に吹かれて揺れていた。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

感想

chee2005

久しぶりの飯豊へ…とは言え1ヶ月ぶりなのだけれど。

息を切らし額に汗してひたすらに上る。しんどいけれど、しんどいからこそ稜線に上がった時の喜びは格別だ。涼風に乗って、疲れが飛んでいくような気がする。

咲いたばかりのヒメサユリが左右にずっとずっと続いている。チングルマはモコモコとブーケのよう、穂になった姿もまた可愛らしい。イチゲはあの群落が嘘のように終わっていたけれど、わずかに残ったイチゲがことさらに愛おしい。

北股岳で真夏を迎える飯豊の景色を堪能、引き返してまもなく、登山者とこの日初めてすれ違う。静かな北飯豊、梶川峰で主稜線をふり返って大きく深呼吸をした。

…それにしても飯豊日帰りってちょっと寂しい。