雨後は小女郎尾根から蓬莱山
- GPS
- 06:19
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:19
天候 | 朝は雨とガス。下山すると晴れるのあるあるでした(^^;)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山も下山も金曜日の大雨を考慮し、尾根を通ったのでコース上は困難はありませんでした。ただ、イン谷口への車道が崩落しているとの情報がありました。しばらくバスもなくなっているかもしれません。 |
写真
感想
金曜日は大雨。沢筋は崩落もありそうなので尾根筋のルートを選ぶとして、さてどこに向かいましょうか。この前見た小女郎尾根を登ってみよう。じゃあ下山は荒川尾根かな。いいルートだ(^^)!初めてですが(^^;)。今回もkol-yosioka様のレコを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
朝から晴れると思っていたものの、起きてみると雨(^^;)。テンション下がる〜。雨が上がったら家を出ました。まずは蓬莱駅を目指します。思ったより電車が混んでいて驚きました。
先週に続いて蓬莱駅で下車。目の前の山はガスで全く見えず。まあてんくらもAだし、このあとスカッと晴れてくることを期待しつつ出発。先週と同じ小女郎峠登山道もつまらないと思い、金毘羅峠登山道を進むことにしました。
しかし、ほぼ同じようなアプローチでした。まっすぐに登っていくロードに疲れます(^^;)。風もなく蒸し暑い。側溝の水流が暴れまくってます。かなり降ったんでしょうね。ひたすら無心に登っていくと、金毘羅神社に到着。なぜここに神社が?しかも金毘羅?なんか歴史があるんでしょうか。
この先に銘水の湧き出し口がありました。せっかくなので補給します。確かに冷たくて銘水でした(^^)。でも雨のあとなのでほぼ雨水なんじゃないかしら?まあありがとうございます。そのちょっと先がそろそろ渡渉ポイントのはずです。
ヘアピンカーブのあたりだと思っていたのですが、一つ進み過ぎたようです。梯子は見つかりませんでしたが、落差の無い渡渉ポイントだったので簡単に通過。対岸も簡単に登れました。対岸は石切り場と思しき岩がたくさん転がっていました。ここも人の生活感が残っています。
このまま進めるかと思いましたが、思い直してちょっと下流に移動。ついでに梯子を探すもわからず。そのときケルンが目に入りましたので、とりあえず取り付きは間違いないと確信。進む方向を定めます。なんとなく踏まれているように見える方に進んで行きます。
が、いきなり直登に。なんか違う感じがしたのでトラバース的に伸びている踏み跡に進むも、これが大間違い(^^;)。倒木の林に突っ込んでしまい、無理くりに抜けると結局さっきの直登場所へ戻りました。うん、これしかない。登っていくとまたケルンあり。ここからは九十九折りにしっかりとした踏み跡がありましたので、これを詰めていくことにします。
道はとても歩きやすいです。明瞭なうえに外斜もしておらず、おまけに足元の枝は誰かが切ってくれたのかと思うほど長さが整っています。快適に高度を上げていくと、道がまっすぐになったかと思えば尾根に到着。その先に池のようなものが現れました。
池の手前右側の尾根をそのまま登れそうな感じです。しかしせっかくなので小女郎峠道からの合流点も見ておきたいので、池の先にある尾根に進んでみることにしました。その前に池の観察を。浅い池ですが、昨日の雨でも水量が増えてなさそうなのが不思議。不思議と言えばなんか変な生き物がいました。池の底を機敏に這うように進む、ナメクジのような何とも奇妙な生物でした。これ、何なんでしょう(^^;)。
さて、池の奥に進んで行くと、またしても踏み跡が出現しました。意外と往来がありそうですね。小女郎峠道からの合流点と思しき場所にはテープと、人工的に置かれたのか木くずがありました。さて、無事尾根芯に辿り着いたので、このあとは稜線歩きと期待します(^^)。
広々した気持ちのいい稜線をしばらく歩きます。やがて自然林と植林の境界となる、よくある尾根筋になりました。痩せた場所もなく、足元は柔らかく、それでいて不明瞭でもない幸せな稜線ですが、振り返っても何の眺望もなく、景色にも変化がなさ過ぎて若干面白味に欠けるかも(^^;)。とある木に方向を示す矢印が下向きに書かれていました。登りより下りが楽しいのかもしれないですね。
やがてちょっと斜度が出てきたと思ったら、その先に岩場が出てきました。岩場と言っても岩歩きではなく岩の間を歩くだけですが、ようやく景色に変化が出てくると気持ちは上がります(^^)。足跡が収束するせいか、踏み跡はさらに明瞭になりました。その先で木が切れて、ようやく空が登場。もっとも、ガスガスなので青空ではありませんが、解放感あり!
草の中を歩くと登山道に合流。おお、お地蔵さまがいらっしゃる。もしかしてお地蔵さま、分岐点を教えてくれているんじゃないか?看板の裏に道ありのあるあるに次ぐ、お地蔵様あるあるかも。そういや、中ゆり分岐にもお地蔵様いらっしゃったような気が(^^)。そんなこんなで蓬莱山に向かいます。
蓬莱山、ガスガス(^^;)。なので山頂はすぐにあとにします。金毘羅道の入り口に寄ってみるか。テラスにも意外と多くの観光の方がいらっしゃいました。そのうちの一人、中国語ででかい声で電話をしていて雰囲気が台無し。せっかくの落ち着いた音楽も聞こえない。中腹まで下っても声が響いている。糸電話ででも話されているんでしょう。
金毘羅道はプレートまで付けて通行止めっぽい雰囲気でした。下では特に規制っぽいことは見受けられませんでしたがどうなのか。バードキャッスルまで降りると、自販機でコーラ販売中!あざーす!補給して元気をもらうと、打見山に登り返します。今日は荒川峠まで行く予定なので、下山とはいえ長くなりそうなのでありがたい(^^)。
さてさて、汁谷方面へ進む途中、一瞬雲が切れて下界が見えました。このあと晴れてくるのかな。意外と涼しくてこれはこれでいいような気がします。道中はコアジサイがいっぱい咲いていて、元気をもらえました(^^)。中ゆり分岐を越え、葛川越に着くともうこのまま下ってしまいたい気持ちになりますが、雨後故に尾根歩きを選択した昨日の自分に従って登り返すことに。葛川越、いつ来てもしんどーい(^^;)!
烏谷山まで来るとあとはもう下りのみ。荒川峠に着くと、ようやく下山らしい下山に。しばらくは道なりに進み、左に尾根筋のラインが見えてくるとそちらに乗っていきます。以前よりも季節柄か不明瞭な道でしたが、当分は尾根芯を通せばいいので適当に進んで行きます。気が付くと道は明瞭になり、比良らしい凹部を伴った道になりました。
最後のあたりは道の真ん中から木が立っていたりと進みにくくなりましたが、順調に進んで登山道に合流。なぜか下るにつれて葉っぱが濡れていて足が完全に濡れてしまいましたが、ロードの間に乾いてくれるかな。登山口に降り立つと晴れるのあるある。でも道が今だに濡れているので、やっぱり昨日は結構降ったんでしょうね。比良駅に到着すると無事下山。ありがとうございました!
まきのSymly様より登山道情報をいただきました。雨によってイン谷口に向かう道路の法面が崩落しているとのことで、現在車両の通行が不可能とのことです。バスも運行されなかったようです。当面の間、車で向かわれる方やバス利用予定の方は、事前に情報収集されることをお勧めします。ではでは!
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