箱根山-飛鳥山公園
- GPS
- 00:59
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 18m
- 下り
- 1m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス | 都内の電動キックボードのシェアサービスを利用しました。レンタルサイクルでも同様かと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は一切ありません。 |
写真
感想
またまた東京の山リスト目的です。
今回は大都会、東京都区内の山。標高は勿論雀の涙。山どころか丘にも満たない。盛り土の高台に過ぎない、と言ってしまえばそれまで。しかしそこは確固たる歴史が物語る、実は貴重な文化的価値を有する世界遺産の富士山に等しく。…は言い過ぎか?(笑)
箱根山は新宿の戸山公園のシンボル的存在。尾張徳川家の別邸として整備され、明治以後は陸軍戸山学校として、そして今では只の公園。それでも標高は山手線内で最も高いそうで。高層ビルが乱立する新宿で眺望もへったくりもありませんが。でもまあ何というか、風情と趣、そして洒落の効いた山としては悪くはないですね。先日登った大松山が反ってマトモな山と再認識出来ましたし。
公園としての整備が進み、昔の面影を残すものなどは石碑程度しかありません。それは次に登った飛鳥山も同じです。
飛鳥山公園は、古くは徳川吉宗の時代。築堤のために桜を大量に植えて花見を奨励、多くの人の訪れにより踏み固められたというこれまた暴れん坊将軍らしいエピソード。
公園としては、目玉は何と言っても都電やD51ですが、これも子供の往来を目的としたもの。桜も都電も今も尚、人々に愛される存在ですね。
ちょっと歩いてはい登頂。
こんな低山?を登山と呼ぶのを憚る心持ちは否定できません。さりとて、保たれた木々や石碑が示す深い歴史は、この山に確固たる意義を与えています。富士山が世界遺産に登録された理由もそれと同じです。東京の低山を幾つか巡り、無惨にも開発の手で景観を大きく変え、存在すらも風前の灯だった山と比べれば、今日の二山は磐石な山です。標高は低くとも、歴史的な意義では負けず劣らず高い気がします。
そうした低山と出逢うのもまた楽しく、ヤマレコさんにも改めて感謝です(笑)
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