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Yamareco

記録ID: 6997042
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

神室連峰 東荒倉沢第4ルンゼ

2024年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:10
距離
10.3km
登り
1,462m
下り
1,461m

コースタイム

日帰り
山行
9:58
休憩
0:12
合計
10:10
距離 10.3km 登り 1,462m 下り 1,461m
7:01
29
7:30
38
東荒倉沢入渓
8:08
77
第1ルンゼ出合
9:25
368
第4第5ルンゼ出合
15:33
15:45
4
登山道合流
15:49
81
17:10
1
17:11
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八森山薬師原登山口に駐車。
コース状況/
危険箇所等
最上川水系 小国川 東荒倉沢第4ルンゼ

体感3級 ラバー△ 水量多め 雪渓なし

■アプローチ
東荒倉沢に入渓する場合、右岸からのアプローチと左岸からのアプローチの2パターンあるが、今回は左岸側からアプローチ。
駐車地点から刀場沢に架かる橋を渡り、林道をしばらく歩くと堰堤に向かって薄い踏み跡が伸びている。
刀場沢の堰堤を対岸に向かって渡渉し、少し藪を漕ぐと東荒倉沢の左岸斜面に薄い踏み跡が出てくるので、これを辿り堰堤を巻くと自然に東荒倉沢に入渓出来る。
歩き出しから入渓まで30分程。

右岸からのアプローチと時間は変わらないが、左岸からの方が歩きやすい。

■東荒倉沢第4ルンゼ遡行
小さい堰堤を右岸から越えると左俣との出合いになり右へ進む。
最初は倒木が目立ち少し荒れているが、連瀑帯が始まるとスッキリして遡行しやすくなる。
とにかく滝のオンパレードだが、登りやすい滝がほとんどで快適に越えて行ける。
430m付近で左岸から滝で出合うのが第1ルンゼ。
ここは直進。
その後も滝は途切れる事なく続き、ガンガン直登して行き、かなりの爽快感だ。
左岸から流れ落ちる枝沢の滝を見送ると、すぐに左岸から2段の滝が落ちている。
これが第2、第3ルンゼ。
ここを左に進むとすぐにまた滝が架かる二俣になり、左が第6、右が第4、第5ルンゼとなる。
この辺りは変則的な三俣、下の枝沢の滝も入れると四俣のようになっており、かなり複雑な地形なので、遡行したい沢を間違えないようにしっかりとした読図が必要である。

第4第5ルンゼに入ってからも滝は相変わらず続くが、中には大きな滝も増えてきて、さらには滑りも出てくるのでザイルを出す滝も増えてきた。

遥か前方に目立つ岩峰が見えてくると、沢はさらに険しさを増す。
まずは2段20m。
滑りと脆さがあるが、水線左から、ばにこ渾身のリード。+。
そして間髪入れずにこの沢最大の核心部に突入する。
下からも見えていた岩峰を、鋭くぶった斬ったゴルジュの空間に大滝が何本も架かっている。
下から見えるのは、まずは2段30m。
1段目は水線左から取り付きシャワーを浴びて落口へ。卦蕁
2段目も水線左から取り付き上部でシャワー浴びて左岸の乾いたスラブへ。ここが核心、元蕁
そのままスラブを登り灌木で支点。残置はスラブに錆びついたリングボルトのみ。
スラブ途中から、その上のゴルジュの中にさらに悪そうな滝が見えるので、2P目は右のボロボロルンゼを攀じり、そのまま灌木から巻きに入るが、ボロボロルンゼがかなり悪く時間を食った。
岩峰の真っ只中なので、巻きもとにかく悪い。

ようやく巻いて沢に復帰。滝の落口を見ると悪そうな滝頭が見えた。登った滝から合わせると、3段50mか4段60mかその辺りだろう。

そして沢に復帰した場所はまだゴルジュ。しかも最狭のぶった斬りゴルジュの中に最後の大物20mが現れた。ここの空間は圧巻。
20m滝は登る気力はもうすでに失くなっていたので左岸巻きしたが、登攀は可能だと思う。ただドシャワーの+以上はありそう。因みに巻きも悪い。

ようやく巻いて沢に復帰すると、核心は越えてすでにボサ沢になっていた。
そして、第4ルンゼと第5ルンゼの分岐がこの先にある。
全ての核心を越えての分岐なので、もはや第4でも第5でもどちらでも良く、藪漕ぎが少なそうな第4に入り、滑ったナメ滝を何個か越えて、藪を避けながら源頭を進み、最後は数分の藪漕ぎで登山道合流。
詰め上げた場所はコルから少し八森山側に寄った場所だった。

■下山
一般登山道を90分程。



薬師原登山口からスタート。
2024年07月06日 07:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:02
薬師原登山口からスタート。
刀場沢橋から見える八森山ルンゼ群。
2024年07月06日 07:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:07
刀場沢橋から見える八森山ルンゼ群。
刀場沢を堰堤を利用して渡渉。そういえばmooreeはこの冬に東荒倉沢の左岸尾根を登った時もここ歩いたな。
2024年07月06日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/6 7:12
刀場沢を堰堤を利用して渡渉。そういえばmooreeはこの冬に東荒倉沢の左岸尾根を登った時もここ歩いたな。
東荒倉沢入渓。堰堤は右岸から。
2024年07月06日 07:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:32
東荒倉沢入渓。堰堤は右岸から。
すぐに二俣。右俣がルンゼ群。一方左俣は下降用らしいが、下降する人もいないだろう。
2024年07月06日 07:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/6 7:38
すぐに二俣。右俣がルンゼ群。一方左俣は下降用らしいが、下降する人もいないだろう。
ばに)何年か前の大雨の影響か倒木が目立つちます
2024年07月06日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:39
ばに)何年か前の大雨の影響か倒木が目立つちます
この辺りからスッキリ。連瀑帯スタート。
2024年07月06日 07:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/6 7:46
この辺りからスッキリ。連瀑帯スタート。
ばに)去年の8月に来た時は打たせ湯だったけど、今回は水量が豊富です
2024年07月06日 07:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 7:48
ばに)去年の8月に来た時は打たせ湯だったけど、今回は水量が豊富です
バニーはいつも元気。
2024年07月06日 07:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 7:52
バニーはいつも元気。
私は第1ルンゼ以来の2年ぶりの東荒倉沢。
2024年07月06日 07:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/6 7:55
私は第1ルンゼ以来の2年ぶりの東荒倉沢。
ばに)体力温存で私は左岸から撒いた(笑)
2024年07月06日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 8:04
ばに)体力温存で私は左岸から撒いた(笑)
ばに)第1ルンゼの入口
mo)懐かしい。
2024年07月06日 08:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:08
ばに)第1ルンゼの入口
mo)懐かしい。
ここからは私は未知だが、バニーはもうすでに4回目か?
2024年07月06日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ここからは私は未知だが、バニーはもうすでに4回目か?
相変わらず滝が多くて面白い。
2024年07月06日 08:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:33
相変わらず滝が多くて面白い。
登るバニー。
2024年07月06日 08:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:35
登るバニー。
どんどん水線に入る。
2024年07月06日 08:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:37
どんどん水線に入る。
ばに)立派な根っこを見つけたのでモーリさんにプレゼント(笑)
mo)き、きもい・・
2024年07月06日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 8:44
ばに)立派な根っこを見つけたのでモーリさんにプレゼント(笑)
mo)き、きもい・・
やっぱり大横川と似てるんだけど、こっちの方が登りやすい滝が多い。
2024年07月06日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:46
やっぱり大横川と似てるんだけど、こっちの方が登りやすい滝が多い。
ばに)モーリさんは直登トライ!私ははりきって右岸を巻く(笑)
2024年07月06日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:52
ばに)モーリさんは直登トライ!私ははりきって右岸を巻く(笑)
ばに)上から見物( ̄∇ ̄*)ゞ
mo)この後ちゃっかりお助けで上がる。
2024年07月06日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:55
ばに)上から見物( ̄∇ ̄*)ゞ
mo)この後ちゃっかりお助けで上がる。
水量も豊富で素晴らしい。
2024年07月06日 08:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:58
水量も豊富で素晴らしい。
そして気温も高いから全然寒くない。
2024年07月06日 08:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:59
そして気温も高いから全然寒くない。
ばに)ここは最後がちょっと怖い
mo)フリーで左壁行ったがザイル出しても良かった。
2024年07月06日 09:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:03
ばに)ここは最後がちょっと怖い
mo)フリーで左壁行ったがザイル出しても良かった。
元気に登るバニ。
2024年07月06日 09:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:13
元気に登るバニ。
沢女子。
2024年07月06日 09:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:15
沢女子。
ばに)よく分からない支流の滝
ここを越すと三俣になります(`・ω・´)キリッ
2024年07月06日 09:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:20
ばに)よく分からない支流の滝
ここを越すと三俣になります(`・ω・´)キリッ
ばに)ここまでは去年に第6ルンゼを遡行した時と同じルートなのでサクサク
所々、記憶にないけど(笑)
2024年07月06日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 9:21
ばに)ここまでは去年に第6ルンゼを遡行した時と同じルートなのでサクサク
所々、記憶にないけど(笑)
この辺りは複雑な地形だが、バニーのおかげで読図もスムーズ。
2024年07月06日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:22
この辺りは複雑な地形だが、バニーのおかげで読図もスムーズ。
ばに)こっちは右俣で、第2と第3ルンゼの入口
mo)次は第3だな。
2024年07月06日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:24
ばに)こっちは右俣で、第2と第3ルンゼの入口
mo)次は第3だな。
ばに)こっちは左俣と中俣。
左俣に行くと第6ルンゼ。
中俣に進むと第4と第5ルンゼに行きます
2024年07月06日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:26
ばに)こっちは左俣と中俣。
左俣に行くと第6ルンゼ。
中俣に進むと第4と第5ルンゼに行きます
第4第5ルンゼ方面。
2024年07月06日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:26
第4第5ルンゼ方面。
ばに)今回は中俣へ。
2024年07月06日 09:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:28
ばに)今回は中俣へ。
ばに)こんなのあったけ?(笑)
もう覚えていない( ̄∇ ̄*)ゞ
mo)多分直登。
2024年07月06日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:30
ばに)こんなのあったけ?(笑)
もう覚えていない( ̄∇ ̄*)ゞ
mo)多分直登。
ばに)お花
2024年07月06日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:42
ばに)お花
滝は続く。
2024年07月06日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:44
滝は続く。
ばに)モーリさんは水流から。
私はもう少し右岸からヨジヨジと。
2024年07月06日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:47
ばに)モーリさんは水流から。
私はもう少し右岸からヨジヨジと。
ばに)なんか大きいの出てきた!
ここはロープを出して左岸から。
2024年07月06日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:49
ばに)なんか大きいの出てきた!
ここはロープを出して左岸から。
この日初ザイル。
2024年07月06日 09:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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この日初ザイル。
落口が樋状でした。
2024年07月06日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:11
落口が樋状でした。
実はこの時、写真上の岩峰の切れ目に滝が見えて、あそこは進路じゃありませんようにと願っていた。
2024年07月06日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:37
実はこの時、写真上の岩峰の切れ目に滝が見えて、あそこは進路じゃありませんようにと願っていた。
しかし素晴らしいなこの沢は。
2024年07月06日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:40
しかし素晴らしいなこの沢は。
ばに)また大きいの出てきた!右岸から落ちそうな石もあったのでビビりの私はハーケンを2枚使った(笑)
結構ヌメる。
2024年07月06日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 10:46
ばに)また大きいの出てきた!右岸から落ちそうな石もあったのでビビりの私はハーケンを2枚使った(笑)
結構ヌメる。
バニが頑張ると言うので、リードを任す。渾身の登攀。ナイスリード。
2024年07月06日 11:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:08
バニが頑張ると言うので、リードを任す。渾身の登攀。ナイスリード。
ばに)確信の滝。
2段目がヤバそう。
その上はどうなっているのかここからは見えない
2024年07月06日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:30
ばに)確信の滝。
2段目がヤバそう。
その上はどうなっているのかここからは見えない
やはり先程見た岩峰の滝は通り道だった。気合いを入れて取り付く。
2024年07月06日 11:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 11:30
やはり先程見た岩峰の滝は通り道だった。気合いを入れて取り付く。
ばに)モーリさんが2段目で水流の中で奮闘。
そんな中、私は水流の中は大丈夫かしら?と不安になる。
モーリさんから右斜め上のモサモサ灌木までギリギリ30m。
ここは50mのロープがあったほうがいいかも?
ちなみにフォローの私は、1つ目の支点がある所で水流に負けて吹っ飛ばされピーターパンパンになったので左岸側の壁を登りました(笑)
モーリさんが奮闘した所は寒さに耐えれずゴボウ(笑)
2024年07月06日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:47
ばに)モーリさんが2段目で水流の中で奮闘。
そんな中、私は水流の中は大丈夫かしら?と不安になる。
モーリさんから右斜め上のモサモサ灌木までギリギリ30m。
ここは50mのロープがあったほうがいいかも?
ちなみにフォローの私は、1つ目の支点がある所で水流に負けて吹っ飛ばされピーターパンパンになったので左岸側の壁を登りました(笑)
モーリさんが奮闘した所は寒さに耐えれずゴボウ(笑)
2段目を見上げる。かなり滑るがタワシで磨くとちゃんと効くのでなんとか登れる。
2024年07月06日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:44
2段目を見上げる。かなり滑るがタワシで磨くとちゃんと効くのでなんとか登れる。
2段目核心。ドシャワーで左岸の乾いた岩まで攀じる。中々踏ん切りがつかなくて長い時間シャワーを浴び続けたが、集中してたせいかまったく寒くなかった。
2024年07月06日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:45
2段目核心。ドシャワーで左岸の乾いた岩まで攀じる。中々踏ん切りがつかなくて長い時間シャワーを浴び続けたが、集中してたせいかまったく寒くなかった。
乾いたスラブから3段目を見る。やべぇ。水線には行けなかった。
2024年07月06日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:23
乾いたスラブから3段目を見る。やべぇ。水線には行けなかった。
スラブ。錆びついたリングボルトがありました。やはり先人も水線ではなくこっちに来たか。
2024年07月06日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:23
スラブ。錆びついたリングボルトがありました。やはり先人も水線ではなくこっちに来たか。
フォローのバニ。悲鳴と共にテンションが掛かったが、なんとか登ってきた。
2024年07月06日 12:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 12:50
フォローのバニ。悲鳴と共にテンションが掛かったが、なんとか登ってきた。
ばに)3段目
ここも凄そうだ?
2024年07月06日 12:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:55
ばに)3段目
ここも凄そうだ?
ばに)2段目の落口
ここからは垂壁と灌木がある方とどちらに進むか迷ったけど灌木の方へ。
ボロボロで恐ろしい。
足を置くと崩れる。
そしてアルパインじゃなく薮パインの開始(笑)
2024年07月06日 12:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 12:55
ばに)2段目の落口
ここからは垂壁と灌木がある方とどちらに進むか迷ったけど灌木の方へ。
ボロボロで恐ろしい。
足を置くと崩れる。
そしてアルパインじゃなく薮パインの開始(笑)
ボロボロルンゼ。もうとにかく全身を使って這い上がった。
2024年07月06日 13:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 13:04
ボロボロルンゼ。もうとにかく全身を使って這い上がった。
すごい所だよここは。
2024年07月06日 13:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 13:04
すごい所だよここは。
全てがぶっ立ってる。
2024年07月06日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 13:28
全てがぶっ立ってる。
隣の隣くらいの滝が見えた。第3かなぁ。
2024年07月06日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 13:29
隣の隣くらいの滝が見えた。第3かなぁ。
景色を見てほっこりする。
2024年07月06日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 13:29
景色を見てほっこりする。
ゴルジュに復帰。3段目か4段目の落口。悪そう。
2024年07月06日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:09
ゴルジュに復帰。3段目か4段目の落口。悪そう。
何故わざわざまたゴルジュに降りたかと言うと
2024年07月06日 14:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:10
何故わざわざまたゴルジュに降りたかと言うと
これがチラ見したから。これはヤバイ。
極狭ゴルジュに20m滝。凄い。
2024年07月06日 14:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 14:11
これがチラ見したから。これはヤバイ。
極狭ゴルジュに20m滝。凄い。
ばに)おり着いたところには立派な滝!
ここは左岸を高巻
上部は灌木があるけど
下の方は泥と草?
草がモーリさんにむしり取られ無い(笑)
すごい微妙な草をつまみながら泥壁を必死に登った(笑)
そしてまともに充電していなかったのでカメラの役割は終わりました(笑)
2024年07月06日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 14:11
ばに)おり着いたところには立派な滝!
ここは左岸を高巻
上部は灌木があるけど
下の方は泥と草?
草がモーリさんにむしり取られ無い(笑)
すごい微妙な草をつまみながら泥壁を必死に登った(笑)
そしてまともに充電していなかったのでカメラの役割は終わりました(笑)
巻き始めからゴルジュを撮る。
2024年07月06日 14:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 14:19
巻き始めからゴルジュを撮る。
巻き始めから20m滝を撮る。
2024年07月06日 14:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 14:19
巻き始めから20m滝を撮る。
最後は草付きトラバース。
2024年07月06日 14:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:36
最後は草付きトラバース。
第4ルンゼと第5ルンゼの分岐はこんな貧相。核心は過ぎたのでもはやどちらでもいい。第4へ。
2024年07月06日 14:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:40
第4ルンゼと第5ルンゼの分岐はこんな貧相。核心は過ぎたのでもはやどちらでもいい。第4へ。
滑り滝。
2024年07月06日 14:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:41
滑り滝。
詰め。少しでも藪がない方へ。
2024年07月06日 15:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 15:30
詰め。少しでも藪がない方へ。
登山道合流。藪漕ぎは数分で済みました。
2024年07月06日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 15:34
登山道合流。藪漕ぎは数分で済みました。
無事ゴール。予定より時間かかったけど、素晴らしい沢でした。
2024年07月06日 17:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 17:10
無事ゴール。予定より時間かかったけど、素晴らしい沢でした。

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

モーリさんが今週は東荒倉沢の第5ルンゼに行こうかなと言っていたので便乗しました( ̄∇ ̄*)ゞ
去年、梅雨入り前に第6ルンゼに行った時は雪渓がありまだ時期が早い感じだった。
8月に行った時は渇水していて沢登りと言うより岩登りだった。
今年はちょうどいいかも!と期待して向かう。
雨が降った後のせいか水量は少し多い気もするけど、こんなもんだろうと進む。
三俣までは、昨年も来ているためサクサク。
第2と第3ルンゼの入口を見て、未知の世界へ突入。
ワクワクしながら進むとドドーンと大きめのが出てくる。
立派ねー♪とウキウキ。ここでロープを出してモーリさんがリードをする。
それを過ぎるとまた大きいのが出てきた。
様子見に突入。意外とヌメるし、岩も落ちてきそうで怖いのでロープを付ける。ビビりの私は2枚ハーケンを打って補強(笑)
そこを、すぎるとヤバそうなのが出てきた!
ここはモーリさんが奮闘。私はピーターパンになった(笑)誰かに見てもらいたかった。
かなりウケる絵面になっていたのは間違いない(笑)
この確信の3段と奥の滝を越えると第5と第4ルンゼの分岐になりボサっとした沢状に。
登山体系では第4ルンゼには20mの滝が2つあるような事を書いてた気がしたけど、見るかぎりなさそうな感じ。
たぶん下で奮闘した滝の事なのかもしれないとモーリさんと推測する。
きっと第5に行ってもヌメっとした滝とボサっとした感じで最後は激薮になると思ったので急遽、第4ルンゼに変更し稜線に抜けました。あとは登山道を降りる。
第1、第2、第4、第6と行って感想としては、第4・第5ルンゼが1番難しいような感じがした。
この辺の沢は恐らく水量がない時はヌメリ地獄だと思うのである程度水量がある時期に行く方が楽しいと思った。

神室連峰八森山のルンゼ群へ再び。

東荒倉沢のルンゼ群を、もはやコンプリート間近のバニーと遡行。
2年前に遡行した第1ルンゼが素晴らしく、難易度も同等レベルだと思っていたが、第4第5ルンゼはワンランク上だった。

滝の登攀と巻きに時間をかけ過ぎてしまい少々長引いてしまったが、第4第5ルンゼはとにかく素晴らしい沢だった。

上部の岩峰ぶった斬りゴルジュはまさに圧巻。
神室連峰屈指のゴルジュ帯が、ここ東荒倉沢の第4第5ルンゼにあったのだ。

大滝が架かる極狭ゴルジュを完全水線突破する事は出来なかったが、それを見れただけで満足。
それ程素晴らしい空間だった。

何故遡行記録がないのか・・・。
ここは絶対オススメである。

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コメント

お疲れ様でした。
私が最初に東荒倉沢を紹介された時は、登攀対象となるのは第一、第三、第五と教わりました。やっぱり第五も素晴らしい渓相ですね。
第二は第三と、第四は第五と詰めが少し変わるだけなので、あとは第三を遡行すればほぼコンプリートと言って良いと思います。
禿についでコンプリートを目指して下さい😊
2024/7/8 12:54
団栗林 権蔵さん
第4第5ルンゼは予想以上の沢でしたよ😅
核心では久々に痺れました。
東荒倉沢のルンゼ群はもっと遡行されてもいいと思いますが、なんかうちらしか行ってないような・・・笑
2024/7/8 17:40
mooreeさん
この記録できっと遡行者が増えると思いますよ♪
2024/7/8 21:55
最後の大滝ゴルジュすごいなぁ😍
これは行ってみたいです!!
記録、ありがとございます
2024/7/9 8:15
fallove0413さん
めっちゃオススメ!ある程度水量ある時の方が快適だと思うよ〜👍
2024/7/9 12:53
お疲れ様でした♪楽しかったですね〜♪
神室界隈は初心者も楽しめる沢や上級者も楽しめる沢もあるのに
あんまリ行く人がいないですよね(´・ω・`)
もっと遡行する人が増えたらいいのに。。。
2024/7/10 15:46
ばにこさん
良き沢でしたな😊
次は第3だね!
2024/7/10 19:35
mooreeさん
第3に行くはずがいつの間にか第2に行ってたからどこで間違えたか調べねば!(笑)
2024/7/10 20:05
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