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Yamareco

記録ID: 6999435
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

ちょっと怖いよ 石上山

2024年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
5.8km
登り
638m
下り
635m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:51
休憩
0:56
合計
3:47
12:24
10
スタート地点
12:34
1
12:35
12:40
32
13:12
6
13:18
13:26
29
13:55
14:17
5
14:22
16
14:38
14:42
11
14:53
15:03
11
15:14
15:21
27
15:48
23
16:11
0
16:11
ゴール地点
天候 ぼちぼちはれ
気温: 25〜28℃くらい
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に立派な駐車場あり 5台程度 未舗装
コース状況/
危険箇所等
久々に緊張感あふれる登山になりました。詳しくは本文の通り。

ストック派の方は「刃収めの岩」まで使った方が楽に登れると思います。
その他周辺情報 電波状況: docomo:95% / au:97% / softbank:40%
久々のソフトバンクぼろ負け
これから目指す石上山。どうぞお手柔らかに。
2024年07月06日 12:12撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/6 12:12
これから目指す石上山。どうぞお手柔らかに。
登山口にはしっかりとした駐車場と、
2024年07月06日 12:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/6 12:20
登山口にはしっかりとした駐車場と、
案内看板。かなり模式的だけど、改めて見るとまさにこの通りでした。
2024年07月06日 12:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
7/6 12:20
案内看板。かなり模式的だけど、改めて見るとまさにこの通りでした。
歩き出します。しばらくは穏やかな道。
2024年07月06日 12:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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歩き出します。しばらくは穏やかな道。
姥石。かつては女人禁制の修験場だったとのこと。
2024年07月06日 12:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/6 12:47
姥石。かつては女人禁制の修験場だったとのこと。
道はやがて沢沿いになって、
2024年07月06日 13:09撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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道はやがて沢沿いになって、
「馬止め」に到着。分県ガイドには小屋が写ってたけど、今は基礎が残るのみ。
2024年07月06日 13:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/6 13:12
「馬止め」に到着。分県ガイドには小屋が写ってたけど、今は基礎が残るのみ。
そして、ここからが本番。この背後の超急登を登っていきますよ。
2024年07月06日 13:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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そして、ここからが本番。この背後の超急登を登っていきますよ。
うひー
2024年07月06日 13:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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うひー
グイグイ登るねー
2024年07月06日 13:37撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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グイグイ登るねー
岩っぽくなってきたら
2024年07月06日 13:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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岩っぽくなってきたら
刃納めの岩。ここからさらに核心部。
2024年07月06日 13:49撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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刃納めの岩。ここからさらに核心部。
最初のクサリは左のを登ったけど、最後の段差がえぐかったので、もしかしたら右のほうが楽だったかもしれない。
2024年07月06日 13:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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最初のクサリは左のを登ったけど、最後の段差がえぐかったので、もしかしたら右のほうが楽だったかもしれない。
登り切ったところに中ノ堂。
2024年07月06日 13:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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登り切ったところに中ノ堂。
すぐ横に最初のハシゴ。ほぼ垂直で、しかも揺れる。
2024年07月06日 13:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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すぐ横に最初のハシゴ。ほぼ垂直で、しかも揺れる。
その先も超急登の鎖場が続き、
2024年07月06日 13:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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その先も超急登の鎖場が続き、
最大の難所だった第二のハシゴは写真撮る余裕なしで
2024年07月06日 14:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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最大の難所だった第二のハシゴは写真撮る余裕なしで
北峰到着。
2024年07月06日 14:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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北峰到着。
2024年07月06日 14:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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その先、南峰への道が分からなかったけど、祠の奥に道が続いてた。
2024年07月06日 14:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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その先、南峰への道が分からなかったけど、祠の奥に道が続いてた。
残り400m、すんなり行ってくれると良いけど、
2024年07月06日 14:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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残り400m、すんなり行ってくれると良いけど、
ま、そうは問屋が
2024年07月06日 14:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ま、そうは問屋が
卸さない
2024年07月06日 14:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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卸さない
快適に歩ける区間もあったけど、
2024年07月06日 14:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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快適に歩ける区間もあったけど、
アップダウンもそれなりにある
2024年07月06日 14:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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アップダウンもそれなりにある
で、南峰到着にて無事登頂なり。
2024年07月06日 14:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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で、南峰到着にて無事登頂なり。
一等三角点
2024年07月06日 14:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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一等三角点
下山はどうしようか悩んだけど、結局来た道を戻ることに。
2024年07月06日 14:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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下山はどうしようか悩んだけど、結局来た道を戻ることに。
登るときには気付かなかった兜岩
2024年07月06日 15:04撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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登るときには気付かなかった兜岩
登るときには撮る余裕がなかった第二のハシゴ。冷静に見たら第一より短かった。
2024年07月06日 15:08撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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登るときには撮る余裕がなかった第二のハシゴ。冷静に見たら第一より短かった。
帰りは不動岩経由で帰ったけど
2024年07月06日 15:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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帰りは不動岩経由で帰ったけど
途中、道が不明瞭で迷った。
2024年07月06日 15:39撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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途中、道が不明瞭で迷った。
無事、安全ゾーンにとうちゃく
2024年07月06日 15:43撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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無事、安全ゾーンにとうちゃく
2024年07月06日 15:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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2024年07月06日 16:02撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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無事、終了。
2024年07月06日 16:10撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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無事、終了。

感想

遠野三山とは、早池峰山、六角牛山、石上山のことを言うらしい。ただこれがちょっと不思議で、まあ六角牛山は遠野市街の東にとても目立つので分かるとして、早池峰は少し離れてるし、石上山はちょっと奥まったところにあって市街地からは見えない。またそれ以外にも遠野周辺に山はたくさんあるのに、なぜこの3つがそう呼ばれるのかなーと思っていたけど、どうやら遠野物語から来てるようで、そこに出てくる三人の女神がそれぞれの山に宿った、という伝説に由来するようですね。

二年前に自分が遠野を訪れた際には、そのうち早池峰と六角牛山には登ったけど、石上山には登らなかった。それは石上山が東北百名山ではなかったというのもあるけど、この山が梯子や鎖が連続する難所続きの修験の山というので、出来ればあまり近づきたくないなーというのもあった。でも、みちのく120山ということで改めてこの山と向き合うことになってしまったけれど、ま、登れば遠野三山登ったことになるし、それも良いのかなと。

でも、やっぱり、怖かった。馬止めから一気に超急登が始まり、しばらくは体力勝負だけど、徐々に足元に高度感が増していく。刃納めの岩まで来ると第一の鎖場登場、そこを登り切ると中ノ堂が、まさにすげーところに建っている。そしてその横に最初のハシゴ。ほぼ垂直。揺れる。ゆっくり三点支持で何とか登り切るが、心の余裕は削られる一方。その後も鎖を交えながらの超急登が続き、そして最大の難関、第二のハシゴが現れて、ここで心が折れた。もうダメ。一応ヘルメット装着で行ったけど、何の安心材料にもならない。草で先が見えないのがさらに不安感を煽る。体調がイマイチなこともあってマジでこのまま帰ろうか15分ほど悩んだけど、みちのく120山も残り3座、ここで諦めるわけにはいかない、自らを鼓舞し、何とか第二のハシゴも登り切った。

そうしてようやく北峰到着。そこから南峰への400mは基本的には水平移動だけど、決して楽ではない。細かいアップダウンや切れ落ちたヤセ尾根にビビりながら、なんとか三角点のある南峰に辿り着いた。いきなり座り込む。さて、この後どうするか。同じ道をこのまま戻るのも精神的にキツいし、いっそのこと反対の大垂水に下ってグルっと回って帰ろうかとも考えたけど、さすがに遠回り過ぎる。で、結局は元来た道を戻ることにしたけど、ま、帰りは道の状況も分かってるので登りよりも精神的にかなり楽だった。特に登りであれほど怖いと感じた梯子も、帰りではむしろ足元がしっかりしていて安心感さえ感じるくらい。手を離さない限りは死なないしね。そして、無事下山。

というわけで、おかげさまで遠野三山も無事踏破となりました。女神の皆様、大変ありがとうございます。

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コメント

へろぞーさん、こんにちは!
最近マイナーで楽しいところに登ってるなぁ〜っと拝見していましたが、みちのく120山というのがあるんですね😄
楽しそうな山ですねぇ😍
実家の裏山がまさに里山で好きですし、山岳信仰っとかの歴史も好きなので自分もチェックしてみます。
2024/7/9 18:20
たけーさん、ども。そーなんすよ、東北百名山で遊べる山がもうなくなっちゃったので、最近はみちのく120山で遊んでました。こちらの本は1991年刊行なので情報もかなり古く、遊ぶにもかなり試練が必要ですが、東北百名山1990年版→2000年版で除外になった山も多く登録されてるので、ある意味「ツウ」な遊び方が出来ます。

でもそれも残り2座、終わっちゃったらどういう遊びかたしましょうかね。東北200名山とかあればいいのにね。(笑)

#和賀岳は壮大なラストを飾るために残してます。今年か来年か。
2024/7/9 20:49
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