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Yamareco

記録ID: 7009256
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

【大峰山】弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳(行者還トンネル西口より:近畿遠征2日目)

2024年07月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:52
距離
11.9km
登り
1,216m
下り
1,221m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:45
合計
5:52
5:52
19
6:11
22
6:33
38
7:11
7:14
3
7:17
7:27
3
7:30
7:32
4
7:36
25
8:01
8:16
23
8:39
8:42
18
9:00
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22
9:24
9:33
2
9:35
25
10:00
10:01
17
10:18
11
10:29
29
天候  
天候:早朝(山腹)は晴れ、上部稜線上(7時半以降)は曇り&ガス
 風:無風〜微風(八経ヶ岳の山頂のみ10m/s前後の風)
 
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・弥山登山口のある行者還トンネル西口手前の”弥山登山口駐車場”へ
*今回はこの前日に大台ヶ原山に登っているため、大台ヶ原駐車場から
 一般道を利用して直接弥山登山口駐車場へ移動しました。

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、弥山登山口駐車場を利用
・駐車料金:1,000円/日
・駐車台数:100台程度
・トイレ、売店あり(自販機なし)
*売店では山バッジや冷えた飲物などを販売しています。
*駐車場の詳細情報はこちら↓
https://tozanguchi-p.com/gyoja_w/#google_vignette
http://misentozanguchi.com/

【通行止・道路情報】
・弥山登山口のある”行者還トンネル西口”へ通じる国道309号線は、
 天川村側からは入れますが、逆側(上北山村側)からは崩土による
 通行止で入れません(通り抜けることもできません)
・また、天川村側から行者還トンネル西口まで約30分の区間は、
 道幅が狭くすれ違い困難な箇所が多数あるので通行時は要注意。

■コンビニ(国道309号線、最終コンビニ)
・道の駅「吉野路 黒滝」(道の駅の中にコンビニがあります)
 詳細情報はこちら↓
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19480


【以下は今回の近畿遠征の自分用データ】
1)燃料費
・総移動距離:1,108km
・平均燃費:24.2km/ℓ
*ガソリン使用量:45.8ℓ
*ガソリン代:7,557円(165円/ℓ)
2)高速代
・約15,000円
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況、山小屋など】 2024/07/09 現在

・今回のルートは全線に渡りよく整備されている印象。特に稜線上の
 ”大峯奥駈道”は踏み跡明瞭で、分岐には立派な標識も設置されており
 問題なく歩ける印象です。
・弥山登山口から奥駈道出合(稜線上)までの区間は、ゴロ石混じりの
 急登が続きます。特に下りはスリップによる転倒や小滑落に要注意。
・弥山小屋は開いていたようですが小屋番さんは見かけませんでした。
 トイレは利用できました。テント場もあります。
 (電話:090-2223-1332)
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■光明石温泉 ”黒滝の湯”
https://morimonogatari.com/hotspa/

・利用料:700円(貴重品ロッカーがあり、100円リターン式で無料)
・浴場の床が畳敷きで足裏の感触が良い。
・シャワーは制限なしのタイプで使い勝手が良い(水圧も十分あり)
・浴槽は内湯2槽で露天なし。内湯の湯温は中温と高温で分れていたが
 個人的には2槽とも高温の印象だった。
・アメニティーはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナー、
 ドライヤーなど。
*全体的にこじんまりとした温浴施設でキャパは大きくないものの、
 施設自体が新しいようで、浴場含めて館内が綺麗で好印象だった。
 
おはようございます。弥山・八経ヶ岳の登山口がある”行者還トンネル西口”より
近畿遠征2日目の今日は近畿最高峰で百名山の大峰山(八経ヶ岳)を目指します
2024年07月09日 04:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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おはようございます。弥山・八経ヶ岳の登山口がある”行者還トンネル西口”より
近畿遠征2日目の今日は近畿最高峰で百名山の大峰山(八経ヶ岳)を目指します
駐車場の裏手には滝、その横には沢水を引き込んだ靴などの洗い場があります
2024年07月09日 05:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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駐車場の裏手には滝、その横には沢水を引き込んだ靴などの洗い場があります
こちらが”行者還トンネル”。画面手前(天川村側)からここまで入れますが、あの先(北山村側から)は崩土による通行止めでここまで入れません
2024年07月09日 05:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらが”行者還トンネル”。画面手前(天川村側)からここまで入れますが、あの先(北山村側から)は崩土による通行止めでここまで入れません
それでは準備万端でスタート!画面左端の”弥山登山口”から入ります
2024年07月09日 05:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 5:09
それでは準備万端でスタート!画面左端の”弥山登山口”から入ります
トレイルに入るといきなりこの子がお出迎え(ヒキガエル?)
2024年07月09日 05:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 5:24
トレイルに入るといきなりこの子がお出迎え(ヒキガエル?)
尾根上の”大峯奥駈道”までは急登の連続でザレガレも有り。特にここの下りはスリップに注意
2024年07月09日 05:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 5:35
尾根上の”大峯奥駈道”までは急登の連続でザレガレも有り。特にここの下りはスリップに注意
登山口から45分ほどで稜線上に到達。ここで”大峯奥駈道”に合流します
2024年07月09日 05:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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登山口から45分ほどで稜線上に到達。ここで”大峯奥駈道”に合流します
自身初の”大峯奥駈道”を行く。朝日が差し込む明るい森と歩きやすい道
長大な道ゆえに厳しい区間もあると思うけど、この辺に限ってはイイ道でした
2024年07月09日 05:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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自身初の”大峯奥駈道”を行く。朝日が差し込む明るい森と歩きやすい道
長大な道ゆえに厳しい区間もあると思うけど、この辺に限ってはイイ道でした
こちらは”弁天ノ森”。ここは樹林に囲まれて展望はありません
2024年07月09日 06:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらは”弁天ノ森”。ここは樹林に囲まれて展望はありません
大峯奥駈道に入ると立派な標識類が多く出てきた感じ
日本最古のロングトレイルと呼ばれるだけあって、整備は行き届いている印象
2024年07月09日 06:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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大峯奥駈道に入ると立派な標識類が多く出てきた感じ
日本最古のロングトレイルと呼ばれるだけあって、整備は行き届いている印象
弁天ノ森から少し進んだところで弥山が見えてきましたが…
ナント上部はガスの中。ここまでキラキラの朝日が差し込んでいたのに…なんで?
2024年07月09日 06:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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弁天ノ森から少し進んだところで弥山が見えてきましたが…
ナント上部はガスの中。ここまでキラキラの朝日が差し込んでいたのに…なんで?
こちらは”聖宝ノ宿跡”。修験道の再興の祖である”聖宝理源大師”の像があります
2024年07月09日 06:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 6:36
こちらは”聖宝ノ宿跡”。修験道の再興の祖である”聖宝理源大師”の像があります
弥山小屋の手前付近にて。苔ワールドが広がっていました
2024年07月09日 07:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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弥山小屋の手前付近にて。苔ワールドが広がっていました
そして”弥山小屋”に到着
弥山の山頂はすぐそこなので、ひと休みしたら立ち寄ってみます
2024年07月09日 07:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして”弥山小屋”に到着
弥山の山頂はすぐそこなので、ひと休みしたら立ち寄ってみます
小屋の正面はこんな感じ。小屋番さんは予約のある時のみいるようです
ちなみにここはテント場もあります
2024年07月09日 07:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 7:20
小屋の正面はこんな感じ。小屋番さんは予約のある時のみいるようです
ちなみにここはテント場もあります
小屋からすぐのところにある弥山の山頂へ
(この時の空模様はまだそれなりによかったのですが…)
2024年07月09日 07:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 7:28
小屋からすぐのところにある弥山の山頂へ
(この時の空模様はまだそれなりによかったのですが…)
ここが”弥山”の山頂になります。まずは大峰山の一座目をゲット!
2024年07月09日 07:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 7:30
ここが”弥山”の山頂になります。まずは大峰山の一座目をゲット!
お参りして今日の安全登山を祈願しました
2024年07月09日 07:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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お参りして今日の安全登山を祈願しました
ちなみに鳥居の根元にも苔がビッシリついてます
2024年07月09日 07:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ちなみに鳥居の根元にも苔がビッシリついてます
柵の中を覗いて祠を確認(これが本殿になるのかな?)
2024年07月09日 07:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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柵の中を覗いて祠を確認(これが本殿になるのかな?)
お隣にも可愛らしいのがあったので、こちらにもお参りして次は近畿最高峰・八経ヶ岳へ向かいます
2024年07月09日 07:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 7:33
お隣にも可愛らしいのがあったので、こちらにもお参りして次は近畿最高峰・八経ヶ岳へ向かいます
するとこれまでガスまみれで見えなかった”八経ヶ岳”が露わに
これ見て一気にテンションアップ!!
2024年07月09日 07:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 7:36
するとこれまでガスまみれで見えなかった”八経ヶ岳”が露わに
これ見て一気にテンションアップ!!
弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳の一帯は”オオヤマレンゲ”の保全区域
このようにシカによる食害防止対策として登山道にも二重の扉があります
2024年07月09日 07:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳の一帯は”オオヤマレンゲ”の保全区域
このようにシカによる食害防止対策として登山道にも二重の扉があります
そして登山口からちょうど3時間ほどで近畿最高峰の”八経ヶ岳”に到着です
この時はまだ少し展望があったのですが、この後すぐに真っ白に…
2024年07月09日 08:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして登山口からちょうど3時間ほどで近畿最高峰の”八経ヶ岳”に到着です
この時はまだ少し展望があったのですが、この後すぐに真っ白に…
これがこの時の山頂からの唯一の景色(大栂山方面かな…)
出来ればここから昨日踏んだ大台ヶ原山を見たかったんだけどなぁ…
2024年07月09日 08:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 8:02
これがこの時の山頂からの唯一の景色(大栂山方面かな…)
出来ればここから昨日踏んだ大台ヶ原山を見たかったんだけどなぁ…
自撮り用のカメラ置台があり、それで何度かトライするも上手く撮れず…
すると後続の方が現れて撮っていただきました。ありがとうございました☆
これで日本百名山74座目、昨日の大台ヶ原山に続いて大峰山もゲットです!
2024年07月09日 08:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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自撮り用のカメラ置台があり、それで何度かトライするも上手く撮れず…
すると後続の方が現れて撮っていただきました。ありがとうございました☆
これで日本百名山74座目、昨日の大台ヶ原山に続いて大峰山もゲットです!
展望なしの山頂をあとにして”明星ヶ岳”へ向かいます
この辺も立ち枯れが目立つエリア。でもまだ林床の苔は残っている
2024年07月09日 08:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/9 8:24
展望なしの山頂をあとにして”明星ヶ岳”へ向かいます
この辺も立ち枯れが目立つエリア。でもまだ林床の苔は残っている
”カラマツソウ”も咲いてました
2024年07月09日 08:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”カラマツソウ”も咲いてました
八経ヶ岳から30分弱で本行程最後のピーク”明星ヶ岳”に到着です
今回はここもガスガスで景色なし。まぁ、これも山だからしょうがないよね…
2024年07月09日 08:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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八経ヶ岳から30分弱で本行程最後のピーク”明星ヶ岳”に到着です
今回はここもガスガスで景色なし。まぁ、これも山だからしょうがないよね…
ほんの少しだけガスが切れる時もありました
これで予定のピークは全て踏めたので今来た道を戻ります
2024年07月09日 08:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ほんの少しだけガスが切れる時もありました
これで予定のピークは全て踏めたので今来た道を戻ります
登山道の中州にも苔が生えています
大台ヶ原のような笹原にならず、この山域本来の苔むす森が残ってほしいと思う
2024年07月09日 08:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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登山道の中州にも苔が生えています
大台ヶ原のような笹原にならず、この山域本来の苔むす森が残ってほしいと思う
弥山小屋の手前にて。これは”バイケイソウの花”でしょう(初めて見た)
2024年07月09日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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弥山小屋の手前にて。これは”バイケイソウの花”でしょう(初めて見た)
弥山小屋まで戻ってきました。まだ9時半なのでひと休みしてから帰ります
2024年07月09日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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弥山小屋まで戻ってきました。まだ9時半なのでひと休みしてから帰ります
大峯奥駈道から離れて行者還トンネル西口の駐車場まで激下り。これはその途中で見かけた木。なぜこんな姿になったんだろう?
2024年07月09日 10:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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大峯奥駈道から離れて行者還トンネル西口の駐車場まで激下り。これはその途中で見かけた木。なぜこんな姿になったんだろう?
そして今日も無事に帰還しました。今回は自身初となる大台ヶ原山と大峰山
紀伊山地の山深さとスケールの大きさを実感した山旅でした
2024年07月09日 11:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして今日も無事に帰還しました。今回は自身初となる大台ヶ原山と大峰山
紀伊山地の山深さとスケールの大きさを実感した山旅でした
【道路情報】
”行者還トンネル西口”へは、こちら(天川村側)から入れますが、ここを右折して行者還トンネルまで約30分の区間は、すれ違い困難な箇所が多数あるので通行時はご注意を
2024年07月09日 11:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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【道路情報】
”行者還トンネル西口”へは、こちら(天川村側)から入れますが、ここを右折して行者還トンネルまで約30分の区間は、すれ違い困難な箇所が多数あるので通行時はご注意を
【道路情報】
前日通行止に遭った逆側(上北山村側)からは入れません(抜けることもできません)
2024年07月09日 11:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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【道路情報】
前日通行止に遭った逆側(上北山村側)からは入れません(抜けることもできません)
帰り道、吉野川を横目に山深い紀伊山地の風景を振り返る…
登山を始めた頃は中部山岳地帯の高く険しい山のことばかり考えていた
しかし山歩きを重ねていくうちに日本全国に良いお山があることが分かってきた。今回の紀伊山地もまた訪れたいと思える魅力的な山域だったと思う
2024年07月09日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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帰り道、吉野川を横目に山深い紀伊山地の風景を振り返る…
登山を始めた頃は中部山岳地帯の高く険しい山のことばかり考えていた
しかし山歩きを重ねていくうちに日本全国に良いお山があることが分かってきた。今回の紀伊山地もまた訪れたいと思える魅力的な山域だったと思う
最後はこの時期の大峰山(八経ヶ岳)といえば”オオヤマレンゲ”ですよね
まずは蕾を発見。既に終盤のようで個体数は僅かでした
(撮影時刻などのデータは消しています)
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最後はこの時期の大峰山(八経ヶ岳)といえば”オオヤマレンゲ”ですよね
まずは蕾を発見。既に終盤のようで個体数は僅かでした
(撮影時刻などのデータは消しています)
下から覗き込むとこんな感じ「開いた個体はないかな…」と探してみると…
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下から覗き込むとこんな感じ「開いた個体はないかな…」と探してみると…
一輪だけ発見!この目で見ることができて本当に嬉しかった
神奈川からここまで来た甲斐がありましたよ。出逢えたことに感謝☆(^^)
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一輪だけ発見!この目で見ることができて本当に嬉しかった
神奈川からここまで来た甲斐がありましたよ。出逢えたことに感謝☆(^^)

感想

 
今回は近畿遠征の2日目ということで、前日の大台ヶ原山に続いてこちらも紀伊山地の日本百名山である”大峰山”へ行ってきました。

当日は早朝こそ森のトレイルにキラキラの朝日が降りそそぐ上々の空模様でしたが、視界の開けた近畿最高峰の八経ヶ岳に着くころにはガスガスで眺望なしに…。
「ちょっと予報より早いんじゃないの…」と思いつつも、「まぁ山だからしょうがないか…」と、山でよくある天候の悪化よる沈んだ気分の切替スイッチを入れて余計なことを考えずに黙々と歩き続けました。
出来ることなら昨日踏んだ大台ヶ原山と、そこから眺めて感動した紀伊山地の深い山々をもう一回見たかったのですが、この梅雨時に2日連続でそこまで都合よくはいきませんでした。
しかし、初日は予報通りの青空が広がり、初めて見る山上からの熊野灘や紀伊山地の壮大な山岳風景を存分に満喫し、2日目はガスで眺望こそないものの、これもお目当てのひとつだった大峰山の”オオヤマレンゲ”も見ることができ、結果として今回の近畿遠征はそれなりの満足感のある良い山旅ができたと思っています。

これで近畿の百名山二座を無事に踏むことができましたが、残る百名山は一部を除いて遠方ばかり。
もう車移動でトライできる百名山は僅かしかなく、山行の殆どを車移動でこなしている私にとっては、金銭面だけでなく慣れない電車バスなどの移動計画を考えるだけでもメンタル面で重荷になってしまいます。そう思うだけで山が遠のいて行く気がする…。
しかし、屋久島や利尻など、生きている間に一度は行きたい山や見てみたい景色はまだまだあるので、今後は船や飛行機も含めた公共交通機関を使っての山行計画も精力的に取り組んで行きたい(行かねば)と思っています。
 

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