折立‐雲ノ平周回 in暴風雨

2024年07月12日(金) ~ 2024年07月15日(月)

• GPS: 80:00
• 距離: 40.8km
• 登り: 3,422m
• 下り: 3,422m

天候

二日目以外雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道は明瞭、道迷いはない。
だが黒部五郎岳付近は雪渓が残っており慎重さが必要。
また雨の日の濡れた木道は滑りやすく場所によってはとても危険。
鷲羽岳の南側はザレ場で落石しないよう注意。
雨で道に水が溜まって池のような場所がいくつかあった。

その他周辺情報

立山アルペン村に立ち寄る。
食堂やお土産コーナーがある。

写真

7/12 7:17

1日目:すでに雨がシトシトと降っている。
いきなりテンションが下がる。

7/12 9:27

青淵に到着。
一服する。

7/12 9:33

滑りやすい木道が続く。
天気が良かったら歩きやすい気持ちいいコースだろうに…

7/12 9:36

日光キスゲの群生地が点在する。

7/12 10:58

左奥が太郎平、右奥側は北ノ俣岳。

7/12 11:00

薬師岳が姿を見せる。

7/12 11:42

折立方面の山並み。
ちょっと明るくなってる。

7/12 11:42

太郎平小屋が見えてきた。

7/12 11:48

到着。
小屋入り口に釣鐘がある。
この一帯に3つの鐘があるらしい。

7/12 11:48

意外と登山客がいる。
正直人いないんじゃないかと思ってた。

7/12 12:02

太郎平から東方面。
中央左が三俣蓮華岳。
その右側雲から頭が見えてるのが黒部五郎岳。

7/12 12:03

折立方面が少しづつ明るくなってきてる。
これは良い兆候だ。

7/12 12:16

7/12 12:28

昼飯に太郎ラーメンを食べる。
暖かいものが身に染みる。

7/12 13:32

薬師沢へ向かう。
シーズン中にはこういう橋が設置されるとのこと。

7/12 13:33

水量が多い。

7/12 13:35

モミジカラマツ。

7/12 13:39

アカモノ。

7/12 13:46

キヌガサソウ

7/12 14:00

ベンチもあってしっかり整備がされているのが良くわかる。

7/12 14:18

7/12 15:33

1泊目の薬師沢小屋に到着。ここにも結構な登山客がいる。

7/12 15:55

テラスからの景色。
最高に良い。

7/12 15:58

小屋前を流れる川。
雰囲気良い。

7/12 17:06

傾きが良くわかる。
赤い線が引かれておりそれを超えると危険信号とのこと。

7/12 17:33

5時半から晩飯。
美味い。

7/13 5:26

6人部屋を3人で使わせてもらえた。
ありがたい。
前日は移動で睡眠不足なので爆睡した。

7/13 5:35

5時半から朝食。
美味い。

7/13 6:22

さて雲ノ平へ出発。
本当に絵になるな。

7/13 6:25

いきなりの急登。
一気に尾根に上がる。
前日の疲労が溜まっていきなりしんどい。

7/13 7:53

なんとか尾根に到着。

7/13 8:15

空が開けていい天気。
気持ちいい山道が続く。

7/13 8:18

アラスカ庭園に到着。
一服していると次々登山客がやってくる。

7/13 8:43

左奥が三俣蓮華岳。
中央付近が双六岳。
右奥が笠岳。

7/13 8:43

黒部五郎岳。

7/13 8:45

薬師岳。

7/13 8:53

どこを見ても絵になる。

7/13 8:56

合間に槍ヶ岳が見える。

7/13 9:11

水晶岳。
とてもかっこいい見た目をしている。

7/13 9:19

奥日本庭園に到着。

7/13 9:29

7/13 9:35

雲ノ平山荘へ到着。

7/13 9:43

7/13 10:08

食堂内はとても清潔で音楽が流れてとても雰囲気が良い。

7/13 10:21

少し早い昼飯。
いくらでも過ごせそうだ。

7/13 10:46

雲ノ平山荘を後にする。

7/13 10:56

水晶岳。

7/13 10:57

飛騨山脈へと続く山並み。

7/13 11:16

雪渓を歩く。
赤い印がしてある。

7/13 11:28

雲ノ平が広く平坦なのがよくわかる。

7/13 11:59

ライチョウがたくさんの子を連れている。
初めて見た。

7/13 12:03

祖父岳に到着。
これでジイダケと呼ぶらしい。

7/13 12:03

水晶岳。

7/13 12:04

中央右が三俣蓮華岳。

7/13 12:05

ケルン。

7/13 12:27

これから向かうワリモ岳、鷲羽岳。

7/13 13:18

ガスが出てきた。

7/13 13:29

白いのが野口五郎岳。
歌手の野口五郎はここから付けられたとのこと。

7/13 13:32

ワリモ岳。

7/13 13:36

山頂脇を通過。

7/13 13:40

少し危険な場所。
しっかりロープと岩場をつかんで歩けば問題ない。

7/13 13:57

ワリモ岳を振り返る。

7/13 14:13

雲ノ平方面。

7/13 14:19

7/13 14:24

鷲羽岳山頂に到着。

7/13 14:30

皆良い景色を堪能している。

7/13 14:53

鷲羽池。
奥には黄土色が特徴的な硫黄岳。

7/13 14:56

ガレ場、ザレ場で下りは慎重に。

7/13 16:05

三俣山荘に到着。

7/13 17:03

晩飯。
美味い。

7/13 18:13

鷲羽岳。

7/13 19:21

食堂から夕陽が沈んでいくのが見える。

7/14 4:54

朝飯。
ごついウィンナー。

7/14 5:24

テント場付近。
天気は下り坂で10時には雨になり、その後大雨になるという。

7/14 5:48

巨大な雪渓。
直登するが雪が固くなっており危険。
慎重に登る。

7/14 6:02

ガスが濃くなってきた。
天気がもってほしい。

7/14 6:33

少し雨がぱらつくが風も無いしありがたい。

7/14 6:33

黒部五郎小舎が見えてきた。

7/14 7:38

到着。

7/14 8:12

太郎平方面からの登山客と情報交換する。
昼飯ようにアンパンを購入。

7/14 9:38

出発。
普通に雨降ってる。

7/14 9:39

黒部五郎岳方面。
見えない。

7/14 9:44

急登へ向かう。
登り切ったら黒部五郎の肩でザックをデポし黒部五郎岳山頂へと向かう。
ザックを下すと体が飛ぶように軽く感じる。

7/14 10:45

山頂へ到着。

7/14 10:45

展望はもちろんない。

7/14 12:47

再び太郎平への遠い道のり。
予報通りザーザー降りの大雨に。
風も強くなってくる。
途中、山道が川や池になっており迂回しながら歩く。
もう大変。

7/14 12:57

中ノ俣乗越に到着。
尾根道なので風はいっそう強くなり体に叩きつける。
横殴りの雨だ。
一秒でも早く小屋に着きたい。

7/14 12:57

7/14 13:32

赤木岳手前は山が段々に連なっており越えたと思ったらまだ奥に山が出てくる無限ループ状態で全員げんなりした。
気力が削られる中、心を無にして進む。

7/14 13:32

暴風雨状態で体温が下がっていくのが分かる。
下手したら死ぬぞコレ思いながら進む。
北ノ俣岳から先は風が収まるはず。
しかしこれが何時間も続くような場所だったら気力無くす人が出てもおかしくない。
遭難につながるんだろうな。

7/14 14:05

北ノ俣岳を超えて突風が収まった。
体温が戻る。

7/14 15:24

山道は雨水が濁流となっている。
靴の中もビショビショだ。

7/14 15:24

風も落ち着いて一安心。
太郎平小屋に到着し一泊する。
長雨でヘリが飛ばずビールや食事メニューの一部が完売になっておりオレンジジュースで乾杯する。

7/15 6:01

最終日も雨。
しかもスマホのカメラのレンズが昨日の雨で中から曇っており白くぼやけてしまっている。

7/15 6:02

あとは下るだけ。
名残惜し・・・くないな。

7/15 6:48

7/15 9:07

カメラの内側レンズを使っているので非常に撮りにくい。
斜めになってしまった。

7/15 9:10

下山完了。
予定だと5時間かかると地図には載っていたが、3時間ほどで着いた。

7/15 10:44

立山アルペン村で黒ラーメンをいただく。
疲れた体には塩分がうれしい。

撮影機器：

A204SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 常備薬 携帯 時計 タオル ストック フリース ダウン 充電器

感想

sanoSASUKE

2日目だけが天気が良く、他の日は雨続きだった。
2日目はここまで天気が良くなるのは久しぶりらしく本当に運が良かった。

3日目は本当にきつかった。
もうこんな山行はしたくないが、急な天候の悪化は常に想定しておくべきだろうし今回の経験は気持ち的にも今後生きてくる可能性がある。
良くも悪くも良い経験となった。