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Yamareco

記録ID: 705080
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳赤岳(真教寺尾根up/県界尾根down)〜山頂以外は静かな山旅

2015年08月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:50
距離
13.9km
登り
1,473m
下り
1,468m

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
1:05
合計
7:50
5:19
5:19
31
5:50
5:50
3
5:53
5:53
45
6:38
6:51
10
7:01
7:01
91
8:32
8:37
11
8:48
8:49
1
8:50
9:17
61
10:18
10:27
40
11:07
11:07
31
12:30
12:40
6
美し森展望台
ルートは手書きです。
コースタイムはデジカメのタイムスタンプを参照して手入力しています。
天候 ガス後曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美し森観光案内所の駐車場に車をとめました。
夜間利用可能な水洗トイレや自販機もあります。
美し森ロッジ(たかね荘/旧称 美し森ファーム)の駐車場にとめられる方も多いようです。
美し森ロッジ起点+美し森展望台(ソフトクリーム)=美し森観光案内所起点といった感じです。
コース状況/
危険箇所等
真教寺尾根も県界尾根も、上部の岩稜帯以外は気持ちの良い樹林帯で危険は無いと思います。
岩稜帯は、真教寺の方が三点支持さえ守っていれば鎖が無くとも問題無く登れると思われました。もちろん安全第一で慎重さは必要ですが。
一方、県界尾根は、かなりざれて荒れていて落石を起こさないように神経を使うことが多いです。一部は土混じりの岩で、今回のように濡れていると滑りやすく少々危険と感じました。
いずれも、上部は傾斜も急なので私はヘルメットを着用しました。
その他周辺情報 ■温泉
「アクアリゾート清里 清里温泉 天女の湯」で汗を流しました。
たまたまか気のせいか、露天は成分が薄く、塩素の臭いもあり、私には温度も低いと感じられました。しかし室内の方のお湯はトロリとして成分も濃く、私にとって適温で良いお湯と感じました。
詳細は下記ページをご参照ください。
http://www.okanokouen.com/aqua/onsen.html
駐車場から建物の間の階段を上がってすぐのところに看板と登山届ポストがあります。
生憎ガスの中なのか霧雨も舞う天気ながら好天を期待して登山開始。
2015年08月23日 04:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 4:56
駐車場から建物の間の階段を上がってすぐのところに看板と登山届ポストがあります。
生憎ガスの中なのか霧雨も舞う天気ながら好天を期待して登山開始。
後述するたかね荘脇の他に、羽衣池から少し登ったスキー場上部の脇にも登山届ポストがあります。スキー場との境界には鹿除けと思われる電流の流れる柵がありました。
2015年08月23日 05:50撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 5:50
後述するたかね荘脇の他に、羽衣池から少し登ったスキー場上部の脇にも登山届ポストがあります。スキー場との境界には鹿除けと思われる電流の流れる柵がありました。
賽ノ河原でもまだガスの中。
霧のかかった森は幻想的で好きですし、気温も低くて歩きやすいのですが、そろそろ視界も欲しいところ。
2015年08月23日 05:54撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 5:54
賽ノ河原でもまだガスの中。
霧のかかった森は幻想的で好きですし、気温も低くて歩きやすいのですが、そろそろ視界も欲しいところ。
牛首山で少し休憩。すると少し光が射して来ました。
2015年08月23日 06:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 6:38
牛首山で少し休憩。すると少し光が射して来ました。
美しく気持ちの良い樹林帯の稜線歩きです。
2015年08月23日 07:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 7:02
美しく気持ちの良い樹林帯の稜線歩きです。
何と言う花でしょう。牛首山から少し下った先に群生していました。可憐で美しいです。

追記:セリバシオガマ(芹葉塩竈)という花で絶滅危惧B類だそうです。群生していましたけれど。
2015年08月23日 07:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 7:05
何と言う花でしょう。牛首山から少し下った先に群生していました。可憐で美しいです。

追記:セリバシオガマ(芹葉塩竈)という花で絶滅危惧B類だそうです。群生していましたけれど。
標高が変わると樹層も当然変わりますが、いずれの森も美しいです。さすが八ヶ岳。
2015年08月23日 07:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 7:09
標高が変わると樹層も当然変わりますが、いずれの森も美しいです。さすが八ヶ岳。
先ほどの白い花の群生。
倒木の苔と共に控えめながらも華やかな美しさがあります。
2015年08月23日 07:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 7:09
先ほどの白い花の群生。
倒木の苔と共に控えめながらも華やかな美しさがあります。
素敵な森です。
2015年08月23日 07:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 7:11
素敵な森です。
お、晴れてきた。
2015年08月23日 07:54撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 7:54
お、晴れてきた。
光を浴びて一気に色彩が豊かになります。
2015年08月23日 08:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:05
光を浴びて一気に色彩が豊かになります。
徐々に岩場が出てきます。
三点支持さえ守っていれば難易度は高くありません。
2015年08月23日 08:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:10
徐々に岩場が出てきます。
三点支持さえ守っていれば難易度は高くありません。
天狗尾根も姿を現しました。
しかしすごいところに道がついています。
2015年08月23日 08:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:18
天狗尾根も姿を現しました。
しかしすごいところに道がついています。
ホールドは多数ある為、前述の通り三点支持さえ守っていれば、鎖を使わずとも問題無く登れます。ただ、傾斜が強いので私はこの辺りでヘルメットを着用しました。
2015年08月23日 08:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:20
ホールドは多数ある為、前述の通り三点支持さえ守っていれば、鎖を使わずとも問題無く登れます。ただ、傾斜が強いので私はこの辺りでヘルメットを着用しました。
あれ、またガスが。。
2015年08月23日 08:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:25
あれ、またガスが。。
キレットに連なる稜線に合流。
2015年08月23日 08:31撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 8:31
キレットに連なる稜線に合流。
阿弥陀は残念ながら山頂部がガスで見えず。
2015年08月23日 08:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:39
阿弥陀は残念ながら山頂部がガスで見えず。
竜頭峰の先から望む赤岳。
東側からガスが上がって来ているのが分かります。
2015年08月23日 08:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:42
竜頭峰の先から望む赤岳。
東側からガスが上がって来ているのが分かります。
赤岳山頂。
この標札はそろそろ寿命でしょうか。
時間的にはまだ早いので、一瞬、権現の方へ抜けることも考えましたが、リハビリ登山であることと天女山から美し森の距離を考えて見送りました(^_^;
2015年08月23日 08:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:48
赤岳山頂。
この標札はそろそろ寿命でしょうか。
時間的にはまだ早いので、一瞬、権現の方へ抜けることも考えましたが、リハビリ登山であることと天女山から美し森の距離を考えて見送りました(^_^;
行者小屋方面からの登山道と合流した途端、大勢の人。
山頂は撮影待ちの渋滞ができていましたので、とっとと北峰へ退避します。この写真はその途中から南峰(山頂)を振り返ったところ。
2015年08月23日 08:50撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 8:50
行者小屋方面からの登山道と合流した途端、大勢の人。
山頂は撮影待ちの渋滞ができていましたので、とっとと北峰へ退避します。この写真はその途中から南峰(山頂)を振り返ったところ。
さて軽く食事も済ませてる間にも天望荘方面からも人が登って来られますので下山。
頂上山荘のトイレへの道の先が県界尾根への下山路。
写真のようにかなりガレていて荒れてもいるので、落石を起こさないように神経を使いました。この場所でもヘルメットを着用。
2015年08月23日 09:27撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 9:27
さて軽く食事も済ませてる間にも天望荘方面からも人が登って来られますので下山。
頂上山荘のトイレへの道の先が県界尾根への下山路。
写真のようにかなりガレていて荒れてもいるので、落石を起こさないように神経を使いました。この場所でもヘルメットを着用。
下りて見上げた写真ですが、土が乗った岩で、且つ靴にも濡れた土が付着したままだったので、非常に滑りました。
ここは鎖を頼りました。
2015年08月23日 09:54撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 9:54
下りて見上げた写真ですが、土が乗った岩で、且つ靴にも濡れた土が付着したままだったので、非常に滑りました。
ここは鎖を頼りました。
岩稜帯を過ぎれば真教寺尾根と同様に美しい森の道です。
2015年08月23日 09:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 9:59
岩稜帯を過ぎれば真教寺尾根と同様に美しい森の道です。
緑の中でも色彩が豊か。再びガスが出ていますが樹林帯とマッチしています。
2015年08月23日 10:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 10:15
緑の中でも色彩が豊か。再びガスが出ていますが樹林帯とマッチしています。
大天狗。
天狗が多いな。。
2015年08月23日 10:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 10:18
大天狗。
天狗が多いな。。
小天狗。
写真の小天狗の広場から少し進んで。
2015年08月23日 11:07撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 11:07
小天狗。
写真の小天狗の広場から少し進んで。
少し下ったところに分岐があります。
ここを右へ、清里方面に下っていきます。
2015年08月23日 11:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 11:10
少し下ったところに分岐があります。
ここを右へ、清里方面に下っていきます。
最後まで気持ちの良い森林浴。
2015年08月23日 11:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 11:34
最後まで気持ちの良い森林浴。
そして登山口(?)。を振り返った写真。
まだ先は長いですけれどね。
2015年08月23日 11:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 11:38
そして登山口(?)。を振り返った写真。
まだ先は長いですけれどね。
巨大な砂防ダムの脇をコンクリートで固められた道を進みます。
何度か土も現れますが、基本的には車も入れるような道なので登山道といった趣はありません。しかし森が美しいので心地よいです。
2015年08月23日 11:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 11:39
巨大な砂防ダムの脇をコンクリートで固められた道を進みます。
何度か土も現れますが、基本的には車も入れるような道なので登山道といった趣はありません。しかし森が美しいので心地よいです。
車道に出る前に真教寺尾根への分岐があります。
たしかに地形図にも破線が描かれています。
2015年08月23日 11:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 11:48
車道に出る前に真教寺尾根への分岐があります。
たしかに地形図にも破線が描かれています。
さてここからはひたすら車道を進みます。
結構長い。この日は既に涼しかったのですが、真夏であればつらいかも。
2015年08月23日 12:01撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 12:01
さてここからはひたすら車道を進みます。
結構長い。この日は既に涼しかったのですが、真夏であればつらいかも。
たかね荘(美し森ロッジ/旧称 美し森ファーム)の駐車場に車をとめてる方も多いようです。
2015年08月23日 12:22撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 12:22
たかね荘(美し森ロッジ/旧称 美し森ファーム)の駐車場に車をとめてる方も多いようです。
その場合は、羽衣池と書かれた看板の先に登山届ポストがあります。
2015年08月23日 12:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/23 12:25
その場合は、羽衣池と書かれた看板の先に登山届ポストがあります。
美し森展望台で往路で気になってたソフトクリームを頂きます。美味!
「日本一」と「清泉寮と同じ」と書かれている看板がやたらと置かれています。真偽は不明ですが濃厚で美味しいソフトクリームでした。
2015年08月23日 12:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 12:33
美し森展望台で往路で気になってたソフトクリームを頂きます。美味!
「日本一」と「清泉寮と同じ」と書かれている看板がやたらと置かれています。真偽は不明ですが濃厚で美味しいソフトクリームでした。
展望台では絵を描いてらっしゃる方々も多くいらっしゃいました。
車道から下はリゾートですね。
2015年08月23日 12:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 12:40
展望台では絵を描いてらっしゃる方々も多くいらっしゃいました。
車道から下はリゾートですね。
金峰山方面。
ここでも十分絶景ですね。
2015年08月23日 12:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 12:41
金峰山方面。
ここでも十分絶景ですね。
帰還。お疲れ様でした。
静かな山旅が楽しめました。
2015年08月23日 12:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 12:46
帰還。お疲れ様でした。
静かな山旅が楽しめました。

感想

登山シーズンですが、諸般の事情により約1ヶ月ぶりの登山となってしまいました。
行き先を検討している際に、今年は雪解け後に赤岳に登って無いことに気づき、比較的早くに目的地が確定。ただ、盆は過ぎたとはいえ週末、美濃戸からのメインルートは混雑が予想されます。混雑は嫌いです(^_^;
権現からキレット経由でアプローチすることも検討しましたが、脚力の劣化が懸念されたので足慣らしを兼ねて未踏の真教寺尾根を登ることとしました。
おかげでメインルートと合流している山頂付近を除いて、静かな山旅を堪能することができました。
ベストとは言えない天候ではありましたが、改めて登山の楽しさと日本の森の美しさを再認識できた素敵な山行でした。

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
杣添尾根と真教寺尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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