三本槍岳 - 西尾根（仮称）は歩けるのか？偵察に行ってみた。

2024年07月22日(月) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 10.1km
• 登り: 699m
• 下り: 697m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:51
• 合計: 5:53

7:40 スタート地点
7:54 林道大峠線終点駐車場
8:10 8:13 鏡沼分岐点
8:52 9:16 鏡が沼
9:39 9:43 三本槍・甲子山・鏡が沼分岐
10:12 10:21 三本槍・甲子山・大峠・三斗小屋温泉分岐
10:34 10:56 三本槍岳
11:04 三本槍・甲子山・大峠・三斗小屋温泉分岐
11:14 11:19 P1826
11:29 12:02 ランチ休憩
12:34 12:45 大峠
13:08 鏡沼分岐点
13:21 林道大峠線終点駐車場
13:33 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り（10時頃までガス、高所は強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヨロイ沢橋手前の駐車場を利用。
駐車場として確保されたスペースは3ヶ所あり、計10台程度か。
平日にもかかわらず出発時は5台だったが、下山時には路駐もあった。

コース状況／危険箇所等

すべて一般登山道です。
概ね整備されているので道迷いや危険な場所はないと思いますが、常識的な装備は持ちましょう。
この時期、天気の急変には要注意です。

ファイル

三本槍岳.jpg

計画ルート図
（更新時刻：2024/07/22 22:18）

写真

7/22 7:40

今日は偵察目的で来たんだけどガスが濃いなぁ。
このままではリハビリ山行に変更だよ。

7/22 7:43

現在はヨロイ沢橋手前まで車で来れます。
以前は日暮滝までだったので助かります。

7/22 7:45

車両通行止めの理由は、ヨロイ沢橋の老朽化とのことなので、復旧は簡単ではなさそうですね。

7/22 8:04

随所にこんな案内板があった。
がんばれ、下郷町！

7/22 8:05

大峠林道終点と駐車場（跡）。

7/22 8:06

ヨロイ沢橋の問題がなければ、ここまで車で入れるんですけどね。

7/22 8:10

鏡沼分岐点。
気温は20℃くらいだと思うんだけど、蒸し暑くて既に汗だく。

7/22 8:17

近くの神様にお参りしたら、なぜか屋根が脇に落ちていた。

7/22 8:28

鏡ヶ沼に向かう。

7/22 8:29

ここからは沢筋が登山道。

7/22 8:37

7/22 8:50

笹原帯に出れば鏡ヶ沼はもうすぐ。

7/22 8:51

鏡ヶ沼到着。

7/22 8:52

ちょっと変わった祠？石塔？
前回来た時は対岸にクマさんがいたので、念のためココでおもちゃピストルを一発。

7/22 8:54

ガスが取れないなァ。上に行って何も見えなかったら意味ないんだよ。

7/22 9:04

凄い勢いでガスが流れているので、消えそうな気配はあるんだけど。。。

7/22 9:11

一旦は鏡沼分岐点まで戻って大峠に向かい、そこで改めて判断しようと思ったんだけど、晴れそうじゃん。

7/22 9:22

計画続行を決断。

7/22 9:30

この急坂は相変わらず悪い。
昨晩の雨なのか朝露なのか、笹が被っていてびしょ濡れになる。

7/22 9:34

最後の難所。

7/22 9:35

難所を上から見る。
下りではロープがないと滑落必至だな。

7/22 9:38

三本槍・甲子山・鏡が沼分岐到着。
距離は短いけどヤレヤレって感じ。

7/22 9:39

眼下に鏡ヶ沼、左奥に裏那須の稜線。

7/22 9:42

東側の赤面山方面。

7/22 9:42

三本槍岳山頂方面。
短時間で晴れたりガスったりの繰り返し。

7/22 9:42

裏那須の稜線をアップで。
最奥が大倉山か。三倉山はまだ雲の中。

7/22 9:57

強風の中、山頂へ向かう。

7/22 10:12

三本槍・甲子山・大峠・三斗小屋温泉分岐到着。

7/22 10:22

三倉山はまだ見えない。

7/22 10:40

三本槍岳山頂到着。
予報通り（てんくらC）の強風でタバコも吸えない。

7/22 10:45

茶臼岳も見えている。

7/22 10:46

偵察対象の西尾根側に道があったので、もしかして行けるのか？と辿ってみたがすぐに途絶えた。

7/22 10:47

西尾根を観察中。
う〜ん、地図通りハイ松とか低木帯みたいで、距離も長いし残雪期でもないと無理そうだ。

7/22 10:53

暴風でデジカメを置いておくことができず、ザックと山頂標柱で何とか固定し自撮り。
辛うじて三倉山も顔を出してくれた。

7/22 10:57

旭岳の雄姿。
コッチの南尾根も灌木帯なんだよねぇ。

7/22 11:06

三本槍・甲子山・大峠・三斗小屋温泉分岐を経由して大峠に向かっています。

7/22 11:07

鏡ヶ沼越しの旭岳。いいね。

7/22 11:13

P1826。

7/22 11:13

何度も撮ってしまう裏那須の稜線。

7/22 11:15

何度も撮ってしまう鏡ヶ沼越しの旭岳。
雲の影がいい感じ。

7/22 11:22

この先の開けた場所に休憩中の人がいる。
その二人組のパーティーは、昨日も（たぶん別ルートで）登ったんだって。三斗小屋温泉泊だったのかな。

7/22 11:29

またまた似たような構図でパチリ。
鏡ヶ沼の後ろは須立山。奥の三角は小白森山らしい。

7/22 11:38

これ以上降りると展望がなくなるので、ココでランチ休憩にした。

7/22 12:09

いつの間にか低い雲はなくなり、三倉山までクッキリ見えていた。

7/22 12:25

やっと大峠が見えてきた。意外と長い尾根だ。

7/22 12:25

大峠から流石山、大倉山、三倉山へ続く稜線の登り。
近づくとやっぱりこの尾根はデカい。

7/22 12:30

・・・

7/22 12:32

大峠到着。
休憩中に降りてきた人によると、流石山方面には平日なのに数人が登っていたらしい。

7/22 12:40

東側の眺め。中央が西ボッチ。
眺望はココで終了。樹林帯で帰ります。

7/22 12:44

・・・

7/22 12:48

分岐。
右は既に歩いているので左を選択。

7/22 12:48

確か2年前にもあったと思うけど、新コースらしい。

7/22 12:51

7/22 13:00

ぬかるんだ場所が数か所あった。

7/22 13:03

わかりにくいけど右に入ると新コース。
（振り返って撮ってます。）

7/22 13:29

これがヨロイ沢橋。一見して大丈夫そうだけどねェ。
さ〜て、三本槍岳西尾根は、やはり歩けそうにないことが判明しましたとさ。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

kinoe

今回は、だいぶ前から計画だけして実行できずにいた、三本槍岳西尾根（仮称）の偵察山行と言うか、歩けないことの確認山行です。。

三本槍岳西尾根（仮称）は、その名の通り三本槍岳山頂から直接西に伸びていて、峠沢と中ノ沢に挟まれた尾根です。かつて南関東を主戦場にしていた時に変な尾根を好んで歩いてきた私が、那須に移住してから目を付けた変な尾根の中のひとつです。ちなみに他の変な尾根の多くは激ヤブで、少なくとも私にはとても歩く気になれない尾根でした。例えば、旭岳（赤崩山）の南尾根とか。
正直この尾根、ヤマレコでの実績は無いし移住後に北関東を歩いてみて得た経験からして、九分九厘歩けないであろうことは想像できたのですが、とりあえず本当にダメなのか、実際にこの目で見てみないとということで機会を待っていたのでした。

スタート時からガスガスで鏡ヶ沼に着いてもガスは晴れず、一旦は計画を断念することも考えたのですが、しばらく待っているうちに晴れ間が見え出したので決行することにしました。30分早くスタートしていたら諦めていたかもしれません。稜線上の強風のおかげもあって、山頂に着く頃には低い雲は残っているもののガスはほぼ無くなり、目的の西尾根の様子を確認することができました。

山頂付近は地図に記号として示されているようにハイ松帯で、更に下はつつじ系(?)の低木と笹ヤブのようでした。ちょうど大峠に向かって降りた尾根の植生に似ています。ただし、西尾根の方は恐らく北風が直接当たらないためか、下方に行くに従い高い木もあり植生は豊か（ヤブが激し）そうでした。
そんなわけで、めでたく歩けそうにないことが確認できたのですが、果たして残雪期だとどうなのか・・・まぁ私は辞めておきますけど。

さて、梅雨が明けたと言っても連日の雷注意報でなかなか安定した日がありません。加えてパリオリンピックが開始される（早速、今日深夜に男子サッカー）ので、う〜ん次はまた一か月後かもしれないなぁ。