沼平から光岳・聖岳ピストン

2024年07月24日(水) ~ 2024年07月27日(土)

• GPS: 39:44
• 距離: 74.1km
• 登り: 6,027m
• 下り: 6,035m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:21

距離 14.6km 登り 2,031m 下り 568m

7:34 沼平P
7:39 畑薙ダムゲート前
8:16 8:17 茶臼岳登山口
8:19 畑薙大吊橋
8:42 8:50 ヤレヤレ峠
9:40 9:57 ウソッコ沢避難小屋
10:28 10:34 雷雨 ザックカバー装着
10:43 10:54 強雨 雨具着用
11:26 11:51 横窪沢小屋
12:32 12:45 休憩
13:21 13:31 休憩
14:55 茶臼小屋

2日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 2:19
• 合計: 8:57

距離 14.3km 登り 944m 下り 844m

4:33 茶臼小屋
5:09 5:15 茶臼岳
5:36 5:37 仁田池
5:56 5:57 希望峰
7:18 7:37 易老岳
8:36 三吉平
9:58 10:58 県営光岳小屋
11:19 11:25 光岳
11:35 12:03 光石
12:13 12:19 光岳
12:36 12:39 県営光岳小屋
12:56 12:59 イザルヶ岳
13:09 13:15 静高平水場
13:30 県営光岳小屋

3日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:56
• 合計: 9:49

距離 17.1km 登り 1,058m 下り 1,310m

3:52 県営光岳小屋
4:55 4:56 三吉平
6:05 6:12 易老岳
7:39 7:42 希望峰
7:57 7:58 仁田岳
8:16 8:22 希望峰
8:42 8:48 仁田池
9:09 9:32 茶臼岳
11:05 11:10 上河内岳の肩
11:14 11:29 上河内岳
11:32 11:50 上河内岳の肩
12:15 12:18 南岳
12:39 13:04 2535m付近メールチェック
13:35 13:38 聖平小屋分岐
13:41 聖平小屋

4日目

• 山行: 11:13
• 休憩: 2:54
• 合計: 14:07

距離 28.1km 登り 1,994m 下り 3,313m

3:46 聖平小屋
3:49 聖平小屋分岐
4:06 薊畑分岐
4:48 4:58 小聖岳
5:47 5:55 聖岳
6:13 6:17 奥聖岳
6:34 6:36 聖岳
7:09 7:19 小聖岳
7:48 7:50 薊畑分岐
8:03 聖平小屋分岐
8:06 8:30 聖平小屋
8:33 聖平小屋分岐
10:08 10:19 南岳
10:49 10:56 上河内岳の肩
12:06 12:52 茶臼小屋
14:00 14:11 横窪沢小屋
15:03 15:24 ウソッコ沢避難小屋
16:25 16:37 ヤレヤレ峠
17:00 畑薙大吊橋
17:03 茶臼岳登山口
17:43 17:49 畑薙ダムゲート前
17:53 沼平P

天候

晴れ、日々雷雨あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙第一ダムPに車なし、沼平Pに数台の空きあり

コース状況／危険箇所等

序盤のウソッコ沢沿いが崩落、ピンクテープに沿って行く
全般に良く整備されています

写真

7/24 7:02

【初日 7.24】
畑薙第一ダムPからダムを望む、一台も車無し、沼平P迄行くことにする、数台空きがあり駐車

7/24 7:37

沼平ゲート

7/24 8:16

畑薙大吊橋、下を見ると怖い。良い天気だけど山には雲がかかる

7/24 8:43

ヤレヤレ峠からウソッコ沢へ降りる

7/24 9:10

畑薙大吊橋を渡った後、4つの吊橋を渡る

7/24 9:33

危なそうな処にはガイドロープあり、登山道崩落で川床脇を通る所あり、ピンクテープ完備

7/24 9:42

ウソッコ沢小屋到着、ヒルはいない模様、但し念のため出発前にヒルさがりのジョニーを靴に噴射

7/24 9:43

ウソッコ沢小屋室内

7/24 9:54

小屋出て直ぐの滝、谷風が心地よい

7/24 10:13

高度標識完備、この後雷が鳴り出して雨かぽつぽつ、樹林帯だから濡れないとザックカバーして歩を進めてたら土砂降りに、火照った身体が濡れて心地よいが雨量過多のため雨具を着る、雷雨はすぐに上がり空気はひんやり、高度upもあるけど気温は20→16℃

7/24 11:28

横窪沢小屋への危なそうな橋、補強済み

7/24 11:37

横窪沢小屋到着

7/24 11:47

7/24 11:37

水場は小屋脇、水量豊富、南アルプス天然水〜美味しい

7/24 13:30

『倒木ベンチ』

7/24 14:56

ハートマーク、小屋はもうすぐ、下界は晴れてる

7/24 14:57

イワオトギリ（岩弟切）

7/24 14:58

ハクサンフウロ（白山風露）

7/24 15:00

茶臼小屋が見えて来た、登りは辛かった

7/24 18:55

テン場上段は風が通り私のテントは煽られる、下段は小屋の陰になり風は弱く満席、私のツーリング用テントは安心できず

7/24 18:59

小屋正面には富士山

7/24 19:04

まだ数張は可

7/25 4:09

【二日目 7.25】
朝m雲は厚そうだけど遠くの山は見える

7/25 4:23

日の出30分前、今日のスタートは4:30

7/25 4:49

横窪沢分岐点、西からの強風、突発風が来てよろける程度なので風速は10〜15mほどか、展望は勿論無し

7/25 5:00

茶臼岳への登り。後で聞いたけどこの日の聖平縦走は強風のため断念パーティがあったとの事

7/25 5:16

茶臼岳、何も見えず

7/25 5:22

下山開始後、振り返って茶臼岳

7/25 5:24

ちょっとお疲れのシャクナゲ（石楠花）

7/25 5:36

ガスは晴れないけど涼しく歩けて快適、尾根左側の道は無風、仁田池

7/25 5:37

仁田池の反対側はテントを張りたくなる様なふかふか地帯、テント禁止の看板あり

7/25 5:57

希望峰、予定では仁田岳立寄りだったが展望無しのためパス

7/25 7:23

易老岳山頂は登山路から少し左手に入る

7/25 8:21

ギンリョウソウ（銀竜草）

7/25 8:32

三吉平

7/25 9:34

三平平から沢状地形をupし静高平、少しなだらかになる

7/25 9:36

左手に水場、美味しい

7/25 9:47

イザルヶ岳は、光岳小屋から近いのでテント張った後に来る事にして光岳小屋に急ぐ、綺麗な木道を行く

7/25 9:48

白いのはハナゴケ

7/25 9:54

光岳小屋

7/25 9:59

受付嬢曰く『到着早すぎ』、一般登山の行動パターンでは無いということかな

7/25 10:35

当然、テン場は選び放題、スタッフの1張があるのみ、テン張って光岳へ

7/25 11:04

テン場を出てすぐの分岐、左側に道祖神さま？　雨が少し降って来たけどすぐに止む

7/25 11:22

光岳到着、林の中で展望なし

7/25 11:25

光岳から先の展望台、ガスで白い岩は見えず

7/25 11:33

光石到着

7/25 11:37

ミヤマムラサキ（深山紫）

7/25 11:39

休んでいたら急に青空が出現

7/25 11:42

一気にガスが過ぎ去る

7/25 12:02

7/25 12:02

ミネウスユキソウ（峰薄雪草）

7/25 12:15

展望台に戻ったら白い岩が見えた

7/25 12:57

テン場を通過してイザルヶ岳へ、ガスで展望なし、明日は通過なので今日Peakを踏んだ

7/25 12:58

イザルヶ岳の石、刺さりそう。ちょっと降りて静高平で水を汲む、小屋の水は天水なので南ア天然水をget、小屋から南に降りた処にも水場ありだが戻りが急登なのでこちらに来た

7/25 13:45

テン場に戻るとテントが増えていた（当然）、小屋裏が満杯だと小屋下に入る、翌朝通過したら数張あった、雨量が多いと浸水リスクありとのこと

7/25 14:02

奥の三角は大無間山と聞きました

7/25 14:25

静岡おでんパック1,200円＋湯煎代100円でどんぶりに入れてくれる、お箸も。カツオ＆海苔のトッピングと持ち帰り用ビニールpack付き、＋Beerで\2,000ぽっきり、ごっつぁんです。卵が2つあるのは相棒からのプレゼント

7/25 18:38

17:00に就寝するも、周りが騒がしいので外に出たら明日通る山々が出現、感動。右が上河内岳、中央が聖岳、その左に兎岳

7/25 18:37

兎岳アップ、その左のとんがりは何山でしょう・・

7/25 18:38

聖岳

7/25 18:39

上河内岳

7/25 18:39

そして、右には富士山、明日から天気回復予定だけど今日、光小屋からの山々を堪能できて満足〜、夜は風・雨がそれなりにあった

7/26 4:58

【三日目 7.24】
天気良さそう、4:00前スタート、水準備で1Lほどこぼしてしまい静高平の水場で水補給、スタートから1h弱で三吉平通過

7/26 5:28

進行左手、中央ア方向、恵那山〜御嶽山（雲の中）

7/26 5:28

恵那山アップ

7/26 6:09

易老岳にて残月

7/26 6:20

朝靄の中を行く

7/26 7:45

天気が良いので希望峰から仁田岳へ、仁田岳は右手の山の更に先

7/26 7:55

仁田岳到着、到着時点で雲に覆われる、ちょい残念

7/26 8:08

ガスのため360°の展望とはいかず

7/26 8:09

富士山

7/26 8:09

眼下に畑薙湖

7/26 8:35

茶臼岳を目指す

7/26 8:39

たなびく雲から頭を出す聖岳

7/26 9:04

茶臼岳山頂はもうすぐ

7/26 9:10

茶臼岳到着

7/26 9:29

振り返って、光岳の雲が消える、茶臼山頂でスマホいじり下山開始

7/26 9:30

右手に富士山、雲が反対側なのでこちらからよく見える

7/26 9:39

振り返って茶臼岳

7/26 9:39

東に富士山、谷は茶臼小屋からの道

7/26 9:39

上河内岳と聖岳、これから上河内岳ピークを踏む

7/26 9:40

横窪沢分岐点、昨朝右手の茶臼小屋から稜線に出た

7/26 9:57

草原を行く、正面は上河内岳

7/26 10:23

右手に富士山、雲の姿が変って行く

7/26 10:33

光岳

7/26 10:38

竹内門

7/26 10:47

聖岳の麓、聖平小屋の赤屋根が見える

7/26 11:08

上河内岳への分岐に到着、空荷でピストン

7/26 11:17

上河内岳山頂

7/26 11:18

富士山がまとう雲が多くなった、積乱雲成長かな

7/26 11:20

南岳（手前）と聖岳

7/26 11:20

赤石岳の避難小屋が見える

7/26 12:09

ナデシコ（撫子）

7/26 12:10

マツムシソウ（松虫草）

7/26 12:10

イワオウギ (岩黄蓍）

7/26 12:13

マルバダケブキ （丸葉岳蕗）多し

7/26 12:17

南岳

7/26 12:20

ヨツバシオガマ（四葉塩釜）

7/26 12:29

南岳の先は、左が切り立った崖、このあたりで一瞬ガス到来

7/26 13:10

樹林帯で高度を下げ、

7/26 13:36

聖平小屋分岐へ

7/26 13:38

聖平小屋へ向かう

7/26 14:16

受付してテントを張る、早着組が小屋前をGet、我々は小屋から3段目に張る。テン場の石も細かく、平でよく気持ちよいテン場、大きな石も多くペグ省略

7/26 14:17

トイレは50mほど離れている

7/26 14:18

トイレブースは多くて混雑は無さそう、使ったトイレットペーパーは持ち帰り、持ち帰り用の臭いを通さない袋も完備

7/26 14:27

小屋の隣の建物に入って左は、チェックアウト後の聖岳ピストンの際の荷物置き場として開放

7/26 14:26

ここが荷物置き場

7/26 14:27

小屋前には、冷えたBeerと飲料

7/27 4:32

【最終日 7.27】
起床1:20で目覚ましsetしたのにはっと起きたのが2:42、げ〜寝坊。耳栓して寝たのでアラーム聞こえず、振動も分らなかった、不覚！でもぐっくり寝れて目覚め最高、からの速攻準備

7/27 4:51

ガスガスの中ヘッ電登高、小聖岳手前で明るくなる

7/27 5:16

イブキジャコウソウ（伊吹麝香草）？

7/27 5:28

愛鷹山がスポットライトを浴びているよう

7/27 5:48

7/27 5:49

上河内岳

7/27 5:49

上河内岳に押し寄せる雲、刻々と変わるので面白い

7/27 5:53

聖岳到着、地図には前聖岳とある、前聖岳と奥聖岳あわせて聖岳かな

7/27 5:54

遠くは八ヶ岳

7/27 6:03

奥聖岳を踏みに行く

7/27 6:08

チングルマ（珍車）

7/27 6:12

チシマギキョウ（千島桔梗）

7/27 6:14

奥聖岳到着

7/27 6:16

赤石岳

7/27 6:16

北ア、穂高連峰

7/27 6:45

下山開始

7/27 7:01

シャクナゲ（石楠花）

7/27 7:44

マルバダケブキ （丸葉岳蕗）

7/27 7:54

イブキトラノオ（伊吹虎の尾）は、鹿害からネットで守られていた

7/27 8:03

聖平小屋分岐

7/27 8:05

聖平小屋でデポした荷物をザックに

7/27 8:32

さて、茶臼小屋に向けて出発、聖ピストンが予定より早くこなせたので、茶臼小屋に13:00迄に入り、そのまま下山したい

7/27 9:01

ウスタケ（臼茸）

7/27 9:20

昨日は雲に隠れることが多かったけど、今日は凛々しい聖岳がよく見える

7/27 9:29

トウヤクリンドウ （当薬竜胆）

7/27 9:38

切り立った崖と上河内岳

7/27 10:15

南岳

7/27 10:17

上河内岳の肩に向かう道

7/27 10:18

富士山はほぼ雲に包まれた

7/27 10:45

赤石岳、悪沢岳

7/27 10:50

上河内岳への分岐点

7/27 11:11

7/27 11:13

竹内門通過

7/27 11:52

7/27 11:58

横窪沢分岐点、ここから茶臼小屋に向けて降りる

7/27 12:02

茶臼小屋が見えて来た

7/27 12:15

発泡スチロールのソフトドリンクは、1年モノで\200、コーラをいただく

7/27 12:19

茶臼小屋から見えるハートマーク

7/27 12:30

テントを干す、これで帰ってからのお片付けが楽、しかもこれからの下山で荷物が気持ち軽くなる、嬉しい

7/27 12:51

今日は茶臼小屋泊予定（Web予約時はテン場満席）でしたが、ちょい早く小屋着できたので、このまま下山する。茶臼小屋の大将には初日に伝達済み。直前になるとキャンセルが出る様でテン場も小屋も空きあり

7/27 13:16

横段で休憩

7/27 14:11

横窪沢小屋でトイレ休憩

7/27 14:12

斜めになっているちょっと怖い橋

7/27 15:18

ウソッコ沢小屋

7/27 15:46

この先、夕立ちに遭う、ザックカバーはしたけど暑いので雨具は着ず。土砂降りでもなく木々もあったのでずぶ濡れにはならず、適度に涼しくなる

7/27 17:02

無事、登山口に帰還

7/27 17:12

畑薙大吊橋

7/27 17:51

沼平ゲート、Compassで登山届は出していたが、通行者数確認のため下山届を出して欲しいと言われ記入。その間、アブに刺された、かゆい・・

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

hakiyama3

【計画】
　北ア縦走予定でしたが前線が列島から離れず低気圧が通過する。岩場の雷雨・強雨にビビって太平洋側の山行を検討。9月予定の光・聖計画を確認してたら便ヶ島先の落石で周回できない事が判る。だったら今週は夏休みなので9月予定を止めてじっくり光・聖に行くことに。芝沢Gからだと長いピストンなので畑薙in/outとし、茶臼泊で光・聖空荷ピストンは長丁場なので、テント担いで各小屋を廻る。7/21夕にテン場を予約、最終日茶臼テン場は満席のため素泊まりとした。
【実際】
　行程で雷雨に遭ったのは初日の登りと、二日目の光岳の手前の数十分、茶臼小屋と光岳小屋テン場は雨・風でフライが煽られる形状の私のテントは心配でしたが飛ばされるほどの風ではなし。ただ、ポールを留めるマジックテープが縫い目防水テープごと剥がれた。
　初日の茶臼小屋の富士山、二日目の光石での急な晴れ、夕刻の光岳小屋からの北の雄大な眺め、三日目と最終日の晴天下の快適ななだらか縦走で茶臼・上河内・聖と踏めたのはラッキーでした。山を追いかけるなと諸先輩から聞きますが、山が待ってくれてる処に飛び込んで、山々に歓待を受けたという感じ。
　水場の水は真の南ア天然水で超美味しく、冷えたBeerも山の恵み。なにより小屋の大将・女将の笑顔の応対で楽しみ倍増の山行となりました。ありがとうございました。
【水分消費】
7.24 補水液650, Hot紅茶200, 水場の水450, 計1,300ml
7.25 補水液650, Hot紅茶200, 水場の水100, 計 950ml
7.26 補水液650, アクエリ1日分のビタミン500, Hot紅茶200, 水場の水50, 計1,400ml、アクエリのビタミン水、CCレモンみたいで凄く飲みやすいことを発見
7.27 補水液650, アクエリ1日分のビタミン650, Hot紅茶200, 水場の水950, 茶臼でコカ・コーラ500, 計2,950ml
2024年7月31日（水）23:20記