美味しさ(楽しさ)の秘訣は腹8分目。早池峰山スカイランニング。
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 811m
- 下り
- 815m
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場が多いですが、ジムの一番簡単な奴が登れる人なら全く問題ありません。 |
その他周辺情報 | 近隣に道の駅が多く、真面目なお土産には困りませんね。 |
写真
感想
結局、昨日の朝日岳からの移動はまともに出来ませんでした。意識を保つのに難儀して、途中2つの道の駅で三時間ずつ寝ました。
今回、山形、秋田と経由して北上、花巻へと入っていった訳ですが、日本海側は未だ強い風でした。とはいえ、酒田、鶴岡辺りは風力発電施設もちらほらあり、元々それなりに風の強い、ないし強くなり易い地域なのかもしれません。
そんな風と、岩手寄りになってもたまに降る大粒の雨を見て、こりゃ天気予報の晴れ予報はないなと思いました。
この山は、スタート地点が本峰のある山塊と、反対側の薬師岳のある山塊とでV字谷を形成しています。比較的太平洋側に位置していることもあり、今のような南側から風や雲が流れる日は湿った空気によりガスが出やすく、谷のためガスも晴れにくいです。栗駒山辺りから若干距離のある北上、花巻辺りの天候を見ていると、天候予測がし易いのではないでしょうか。
ちなみにてんくらは前々日まで雨予報、前日になって急に晴れ予報、ところが当日は晴れなかったので下方修正されていました。今回の一連の旅では日々天気予報をチェックしましたが、これらは予報というより、その日の天気次第でコロコロ予報を変えているように見えました。
秋口台風後の雲が多い時期で雨予報だからといってすぐ諦めず、また晴れ予報でも周辺天気や気圧配置から読み取れる風向きと山塊の形・配置などからくる雲の溜まり易さなどを考慮して修正するといった、まぁ一言でいうと予報は参考程度で、あくまで自分の目で見た実際をベースに考えるのが良いかと思います。
遠征初日などは自分の目で見ることもできないわけですが、そういう場合はどちらでも大勢に影響しない場所を選択するなど工夫も大事であります。
さて、そうこうしている内に、10時過ぎた頃に駐車場へ辿り着きます。途中、道の駅が多いため、休憩やトイレに、帰りはお土産探しに助かります。駐車場には既にかなりの台数が停まっていました。さすが都市部に近く、また土曜日なだけあります。
今日は距離がないので快適さ重視でボトルホルダーに、行動食としてゼリーを2つ詰め込みます。
以前、雨の中突っ込んで、川になった沢を腰まで浸かりながら徒渉したという記録もあり、まぁそうなっても大勢に影響ないのですが、一応快適さ重視で水が堪らない内に、またか川になっていても引き返せるように、先に徒渉を選びます。
徒渉は極めて浅いもので、斜里岳なんかをランシューでもほとんど濡れないレベルの人であれば、多少派手に降っていてもクリアできると思います。最後の岩場までは、実際登っていてミニチュア版斜里だなと思ったものです。沢を詰めて、やがてゴーロがガレに変わっていく過程もそっくりです。ただミニチュアなだけあって、みるみる雰囲気が変わっていくだけこっちの方が気楽かもしれません。逆に言うとここが辛い人には、斜里は地獄です。そんな人がいるとは思えませんが…。
そんなこんなで上部の岩場に差し掛かります。鎖やロープがたくさん下がっていますが、足場の悪いところをフォローするように設置されているので楽に上りたいなら使わない方が良いです。足を使えないのでかえって疲れます。
この辺りは富士山の鎌岩あたり、八峰キレットのイージーな辺りな感じがします。別に百名山で例える必要はないのですが…。
頂上はかなり賑わっていました。東北なまりの人達にしきりに寒くないのかと問われます。気温としては9月前半の富士山くらいでしょうか。つまり寒いというほどではないのですが、どうも珍しいようです。過去2年間は北海道に遠征しましたが、その時はここほど奇異な印象を持たれた感じはなかったですが。北海道は大雪山系でトレイルやスノーレース、スキーアスロンなどがあり、東北よりもむろ身近だったりするのかもしれません。
さて、下りですがなかなかいいコースです。ガレや岩ばかりで、設置次第で良くも悪くもなる感じ、上手くハマれば飛ぶように降りていきますから気分いいです。今回はアディゼロでしたが、ターサーやライトレーサーなんかだと最高なんじゃないでしょうか。
所々濡れている箇所を岩を使って上手くかわし、2歩くらい軽くスリップしただけで反対側の登山口に到着。
ここのロードがトレイルシューズには辛いです。こういう所もあるので、どうしてもトレイルシューズよりランシューを評価してしまいます。トレイルシューズにも多少路面での優位性はある?のかもしれませんが、ぶっちゃけ接地の技術の範囲内かと思うのです。これは重登山靴を除く登山靴一般にも言えることですが。
最初の登山口はすぐ着きました。3時間半ちょっと手前でした。行く前はパラついていた小雨もすっかり上がっていますが、湿度は高く相変わらずガスも濃いです。これは風向きと垂直に伸びるV字谷の地形なので、致し方ないです。
バッヂは駐車場前の山荘で売っています。入ってみると無人の展示施設のようですが、入った部屋の一番奥に小窓があり、奥の部屋にいる管理人が代金と引き換えに渡してくれます。これでこの旅最後の、7つ目のバッヂです。あわよくば9個目や10個目としたかったですが、来年別のところで頑張ります。ボルトやアリソン・フェリックスになり損ねました。
(今、東京帰りのバスの中ですが、あまりに眠くてケータイを落としそうなので続きは明日)
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