妙義山（白雲山コース+アルファ）

2024年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 6.7km
• 登り: 967m
• 下り: 978m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:52

7:51 スタート地点
8:00 8:01 妙義神社
8:30 8:31 大の字
9:15 9:30 見晴
9:57 10:09 大のぞき
10:33 10:41 天狗岳
10:48 10:54 タルワキ沢のコル
11:09 11:15 妙義山
12:44 13:01 バラ尾根のピーク
13:14 13:21 堀切
13:46 13:56 四阿
14:09 14:11 大人場
14:21 14:22 金鶏橋
14:43 ゴール地点

天候

晴れ。風は程よく、涼しい時も結構あったので助かった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

クルマで都内から関越道で数時間。

コース状況／危険箇所等

この夏場に登山なんて死ぬ気だったのでしょうか。
駐車場に着くなり、あまりの暑さに帰りたくなるほどでした。本当に暑かった。水は500mlを計６本用意して、さぁ出発！

今回妙義山をチョイスしたのは、いつも逃げてばかりの状況を打破したかったからです。
というのも10年ほど前に、山ガールのブログを読んでこの山を知ったのですが、あまりの険しさに惹かれてしまい、それ以来鍛錬を重ねてきました。
とは言え、上級者でも事故多発の山だけに、行く勇気が持てなかったのです。
しかし、最近は赤岳の上級者コース（雨）も行けたと言うこともあり、きちんとルートファインドして進められる能力が付いてきたと感じていた為、登ってもよいと判断、本日登ってきました。

ということで‥
神社から入り、いわゆる白雲山コースと呼ばれるルートで登頂。案外すんなりと進めたと思います。
ただし、相馬岳以後の道のりは、大変険しかったです。

初心者は、相馬岳以降には絶対に行かないようにお願いいたします。というよりも、上級者であっても油断は全くできないと思います。（かく言うワタシは初心者ですがʕ⁎̯͡⁎ʔ༄）だって崖だもの。
もし行くならば、鎖がなくてもある程度自力で上り下りできる能力を要求されます。実際、鎖がないのに壁をよじ登ったり、降ったりしました。
実は鎖場も一部あるのですが、それは大したことないです。鎖がないところはかなりの難所かと思います。

今回は鷹戻しと呼ばれる直前で断念しました。
理由として、その手前がハード過ぎたのですが、これを凌駕するレベルであれば怪我は免れないな、と感じたからです。

とは言え、ほぼ達成と言ってもよいでしょう。
良い記念になりました！

すれ違った人‥朝に1人のみ。基本的に怪我などしても、すれ違いの人が来ることは期待しない方が良いです。
もっとも、ケガで済めばいいですけどね。

その他周辺情報

下山後、山梨へ移動していつもの中華を食って、ホテルで1泊。良い記念日になりました。

写真

8/3 7:13

道の駅からでも迫力がある。もう帰っても良いかな‥ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄

8/3 7:54

登山口となる神社。堂々とした柱。

8/3 7:56

首里城のような派手さがある門構え。

8/3 7:57

鳥居もかっこいい。

8/3 8:01

熊が出るらしい。そりゃそう、なんたってあまり人が歩かない山道ですからね。

8/3 8:07

エナガ発見。

8/3 8:30

こんなのを登るわけです。しかも何度もね。

8/3 8:31

辻に来た頃には、すっかり疲れ果てておりました。

8/3 8:42

このスプレーが、リタイヤを後押ししてきます。。が、登る。

8/3 8:42

なんも見えないけど、近くに見晴らしの良いところがあるみたい。暑いから行かないけど。

8/3 8:52

ココが今回のルートで一番大変だった鎖場です。とはいえ、このあと鎖がないバージョンも登る羽目になったのですが。

8/3 9:21

休憩。もう高い。

8/3 9:23

ビビリ岩は、ひょっこりはん形式で絶景と対面することになりますので、心の準備を。

8/3 9:23

違う角度からビビり岩を撮ってみる。どこに行くのよこれから‥

8/3 9:32

この石、ルートミスを誘発しそうですので注意を。まっすぐ行くと崖ですが、なんとなく行けそうな雰囲気にもなっており、大変危険です。

8/3 9:39

何この矢印。登りませんよ‥そんなとこ。

8/3 9:47

ヒレ岩！見た目のインパクトはあるが、技術的な難易度はそこまで高くはない。が、勿論落ちたら‥右側も木々が生い茂っているように見えるけど崖です。

8/3 9:58

よくない名前ですね。ワタシは覗きませんよー。

8/3 10:22

変なキノコ。ニンジンダケと命名しとく。

8/3 10:32

ホワイトダケ！！これは確か食べられるやつですよね。キレイ〜！

8/3 10:48

分岐が所々にあるので、気楽にリタイヤできる。ただ、分岐した道の難易度が優しいとは言っていないので注意。

8/3 11:05

これが妙義山最高峰。景観は良くない。

8/3 11:23

こんな所に宿舎があるそうです。もはや誰も行けないのではʕ⁎̯͡⁎ʔ༄

8/3 11:23

なんで撮ったか忘れた。

8/3 11:25

この看板、よく読んでくださいね。
なお、ココから先は鎖が無いのに崖のような登りがあったりします。最難関と言えるでしょう。

8/3 12:11

昼飯。時間帯的にココでしか食べられなかったが、良いペースで来れたと思う。

8/3 13:09

ここで鷹戻しが始まるのでリタイヤ。とは言え、中間道も難易度は高いです。ケガはもちろん、ルートロストもあり得ます。

8/3 13:10

堀切の別の写真。

8/3 13:10

ココから先はオトナだけが入れるんだってさー。ワタシはリタイヤʕ⁎̯͡⁎ʔ༄

8/3 13:31

この笑顔、レベル分けの顔だったんだね。

8/3 13:43

階段すら上級者向け。さすが妙義山。

8/3 13:46

休憩丸太。天然の四阿？

8/3 13:56

あづまYA

8/3 14:09

もうそろそろゴールだ。

8/3 14:09

早く着かないかな〜

8/3 14:10

あずまやを、よろしく。もちろん笑顔ですね！

8/3 14:11

コースマップ。危険な箇所ばかりなので、ある意味凄い。ちょっとは息抜きポイントとかあってもいいのに‥

8/3 14:18

増水時などに、この橋は役立つのだろう。

8/3 14:19

昔の看板だが、ちょっと怖いな‥

8/3 14:20

つまり、この道を使って降りてきた人は上級者コースとなる。ちょっと優越感（？）

8/3 14:20

ゴール！とはいえ、ここから2キロくらいかけて戻ります。

8/3 14:21

こんな森を歩いてたのか、びっくり。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

あづまYA

まぁ大変な山です。
とは言え、着実に一歩一歩歩けば、必ず辿り着きます。
こんな当たり前の言葉ですが、この登山道では、何度も諦めたくなりました。だからこそ、あえて書かせていただきます。
なお、今回の登山に際し、YouTube動画を何本か拝見しましたが、ルートミスしていたり、やたらと恐怖を煽る動画がなんと多いこと。
本当に怖いのは、何気ない部分だったりしますので、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。