笛吹川水系東沢 釜ノ沢東俣

2024年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 12:49
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,717m
• 下り: 1,711m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:04
• 休憩: 0:44
• 合計: 12:48

4:10 スタート地点
4:11 西沢渓谷入口バス停
4:23 ねとりインフォメーション
4:29 徳ちゃん新道登山口
4:35 二俣吊橋
5:10 5:11 鶏冠谷出合
5:40 清兵衛沢F1
5:46 ホラノ貝ゴルジュF1
6:03 6:04 鷹見岩前沢F1
6:16 山ノ神
6:49 乙女の滝
6:59 東のナメ沢出合
7:17 西のナメ沢出合
7:44 8:01 釜ノ沢
8:33 8:45 両門ノ滝
13:44 13:49 甲武信小屋
14:05 木賊山
14:10 戸渡尾根分岐
15:18 15:20 徳ちゃん新道分岐
16:34 16:40 徳ちゃん新道登山口
16:42 近丸新道登山口
16:46 ねとりインフォメーション
16:58 西沢渓谷駐車場

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/3 4:13

2週間ぶりに戻ってきた

8/3 4:25

まだ暗い西沢渓谷の遊歩道

8/3 4:31

西沢山荘の前にある地図で事前学習

8/3 4:35

二俣吊橋で水量チェック
問題なし

8/3 4:36

遊歩道から分かれて

8/3 4:43

鶏冠谷出合を

8/3 5:11

渡渉

8/3 5:14

まちがえて1回戻る

8/3 5:24

魚留の滝(1回目)

8/3 5:40

いつもの高巻きを通って

8/3 5:46

ホラノ貝ゴルジュの入口

8/3 5:49

とりあえず泳いでみる

8/3 6:11

ゴルジュを巻いて先へ

8/3 6:47

乙女の滝

8/3 6:52

鶏冠山の岩壁

8/3 6:56

あいかわらず水はきれい

8/3 6:58

東のナメ

8/3 7:17

西のナメ

8/3 7:32

スライダーで遊ぶ

8/3 7:37

楽しく歩く

8/3 7:45

釜ノ沢出合

8/3 7:45

右へ

8/3 7:47

魚留の滝(2回目)
幕営してる2人組がいた

8/3 7:50

ここを

8/3 7:55

登って巻く

8/3 7:57

上から

8/3 7:58

ここも飛び込みスポット

8/3 8:06

千畳のナメ

8/3 8:15

野猿の滝

8/3 8:41

両俣の滝
今日は右

8/3 8:48

薬研の滝

8/3 8:51

巻く途中にある看板
よく考えたら、なぜナレイ沢…

8/3 8:52

まだまだ

8/3 9:22

広河原(だと思う)

8/3 9:54

河原歩き

8/3 10:10

そして大ナメ滝

8/3 10:19

必死

8/3 10:26

水量も

8/3 10:35

減ってきて

8/3 10:48

そろそろ最後というところで

8/3 11:02

ルートミスして

8/3 11:02

木賊沢に入ってしまう

8/3 13:00

支尾根を乗越し、懸垂下降して復帰

8/3 13:06

正解はこっち

8/3 13:09

あれが

8/3 13:10

ゴール

8/3 13:47

尾根まで上がれば

8/3 13:49

甲武信小屋

8/3 13:52

甲武信ヶ岳はスルーして

8/3 14:05

木賊山できねん

8/3 15:20

徳ちゃん新道を降りて

8/3 15:57

8/3 15:57

鹿を見ながら

8/3 16:34

下山

8/3 16:56

おしまい

撮影機器：

Google Pixel 6 128GB SIMフリー Google

感想

おーいーしー

本格的に沢デビューのymvと2人で定番の釜ノ沢東俣へ。

2週間前に来たばかりの鶏冠谷出合から東沢に入る。
いつも降雨直後にしか行かないのだが、今回は水量も少なく、ナメと美渓を楽しみながら遡行する。

しかし詰めのナメを大きく巻くところでルートミスして木賊沢に入ってしまう。気付くのが少し遅れて下降が困難な所まで登ってしまい、復帰するのにシャクナゲの藪尾根を乗越しつつ懸垂下降2回、合計2時間もかかってしまった。沢初心者のymvはロワーダウンで降ろす。すぐ目の前にあるはずのポンプ小屋が実際に見えたときはほっとした。

ルートミスしたこと自体は反省点だが、適切な装備と技術があればトラブルがあっても安全に脱出できるということを体験してもらえたとは思う。

ymv

甲武信ヶ岳へと続く釜ノ沢東俣経由で木賊山に登りました

先日岩手の山帰りにoecさんと話していたときに「木賊川」の読みをど忘れし、そういえば栃木と福島の県境に木賊温泉という秘湯エリアがあるんですよねという話をしていたら「木賊山もあるし結構地名になってるよ」と教えてもらうなどしていました。
あとで調べてみると古くから研磨用に使われるトクサ（砥草）の別表記が木賊で、山梨県の旧木賊村以外に岐阜県高山市にも木賊洞という地名があると知りました。
トクサは北海道から本州に広く分布するようなのでそれぞれ関連の由来があるのかもしれません

さて、沢です。
体力勝負の沢と聞いていましたが実際にそうだという印象で、遡行も長く下山も長い行程でした。
先日行った栃木県の松木沢からの庚申山・皇海山と近い疲労感で、翌日そして翌々日にも筋肉痛が残っていたのでかなり身体を酷使したようです

行程としては「これがYouTubeでよく見るホラの貝ゴルジュかぁ」とちょっぴり感動したりしつつ基本的には楽しく進みました

ホラの貝ゴルジュは入口を泳いだだけで巻き道を通りましたが、それ以外の箇所についても松木沢と体感比較すると沢を遡行する際の危険度はこちらのほうが高く、ナメ床で一度登りきれず進退窮まったのでoecさんにスリングを連結して助けてもらいました。
これソロで行っていたら大きめの事故になっていた可能性が高いのだな、と思い返すと緊張します

沢自体もさることながら途中のルートロスをきっかけとした多くの出来事がありました。
バリエーションルートの登り、落石の走路の見極め、ロープでビレイしてもらいつつの急坂よじ登り、ロワーダウンでの下降x2、ちょっとしたロープの束ね方、など沢での経験値が不足している私としてはとても勉強になるものでした

下山途中にoecさんへ
「〜な状況になったらどうするんですか？」
と聞いたところ
「それはどうにもならないのでその状況を作らない。リスクは取らない」（大意）
と話していたのが印象的でした。セルフレスキューの技術はしっかりと身に付けていきたいです

下山後に怪我の手当をしていて気付いたのですが、肘周りの擦り傷や打撲、岩に打ち付ける系が多めで、一般登山道の登山でよくある木の根や木の幹・鋭めの石での手のひらへのダメージといった怪我傾向とは別のアクティビティーだと実感しました

コメント

carvingmyway

同じようにルートミスして、ポンプ小屋を通らずに稜線まで詰めたことがあります。

このとき、山登りで道を間違えると沢を降りたくなるのと逆で、人は沢登りで迷うと目に見える稜線に上がりたくなるんだなぁと学びました。

おーいーしー

carvingmywayさん
ちょっと調べてみたところ木賊沢に迷い込む例はそこそこあるみたいですね。
今回は引き返すのが既に難しい＆少し藪こぎすれば懸垂で復帰できそうだったので、少し考えて乗越すプランにしました。

確かに別の沢で詰めを間違えてそのまま稜線まで上がってしまったことはあります。自分的には、ケースバイケースな気がします。