ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7169392
全員に公開
ハイキング
紀泉高原

【処暑作戦】暑さには克ったが蜘蛛の巣に参った城ヶ峯【戊22.4】

2024年08月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:42
距離
13.6km
登り
857m
下り
868m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:39
休憩
0:03
合計
3:42
8:23
6
8:38
74
9:52
9:55
23
10:18
39
10:57
20
11:17
11
12:05
ゴール地点
天候 晴れ 下山後ポツポツ 13時前後にわか雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR日根野駅〜犬鳴山バス停
復路:道の駅根来さくらの里
コース状況/
危険箇所等
城ヶ峰まである程度は旧林道のようで、山を巻くような、なだらかな道。一応、近畿自然歩道らしい。
だんだんと道が狭くなり、薮も迫ってくる上に最近だれも歩いていないらしく、何十何百と大小の蜘蛛の巣、蜘蛛の糸が行く手に待ち構えている。しかも、ほとんどの場合、ちょうど人の頭の高さ辺りで。
ササ峠から山を出ると再度平和が訪れる。
その他周辺情報 道の駅根来さくらの里
食事提供は休業中につき、販売所で弁当と飲み物を買って無料休憩所で食べると良い。
前回山行の反省から、今回は万全の態勢で臨む。
2024年08月24日 08:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 8:00
前回山行の反省から、今回は万全の態勢で臨む。
バスの終点、犬鳴山バス停に3,4名ほど降り立った。
2024年08月24日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 8:26
バスの終点、犬鳴山バス停に3,4名ほど降り立った。
他の人達は犬鳴山の不動尊の方に向かったが、私は逆方向、西側の城ケ峰を目指して林道生草線に入っていく。
2024年08月24日 08:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 8:33
他の人達は犬鳴山の不動尊の方に向かったが、私は逆方向、西側の城ケ峰を目指して林道生草線に入っていく。
林道の段階から壁面の土砂が崩れていて心配になる。
2024年08月24日 08:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 8:46
林道の段階から壁面の土砂が崩れていて心配になる。
らくルートでは近畿自然歩道に従ってヘアピンカーブでUターン。しかし、足を踏み出して早々、顔が蜘蛛の巣にぶち当たる。
2024年08月24日 08:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 8:50
らくルートでは近畿自然歩道に従ってヘアピンカーブでUターン。しかし、足を踏み出して早々、顔が蜘蛛の巣にぶち当たる。
方違えとばかりに城ケ峰へショートカットする道を行こうとしたが、こちらは藪が濃いうえに、入り口の段階から立派な蜘蛛の巣が二重三重に待ち構えているのが見て取れた。
2024年08月24日 09:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/24 9:02
方違えとばかりに城ケ峰へショートカットする道を行こうとしたが、こちらは藪が濃いうえに、入り口の段階から立派な蜘蛛の巣が二重三重に待ち構えているのが見て取れた。
大人しく近畿自然歩道を歩くことにして引き返す。
2024年08月24日 09:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 9:03
大人しく近畿自然歩道を歩くことにして引き返す。
この日の天気は不安定なようだが、上空は青空で太陽がギラギラ。しかし、意外と、それほど暑くは感じない。
2024年08月24日 09:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 9:20
この日の天気は不安定なようだが、上空は青空で太陽がギラギラ。しかし、意外と、それほど暑くは感じない。
木々の合間から大阪湾岸を望むことができる。
2024年08月24日 09:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 9:26
木々の合間から大阪湾岸を望むことができる。
林道だった道はいつの間にか(確か、城ケ峰の直前辺りから)山道に。
2024年08月24日 09:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 9:53
林道だった道はいつの間にか(確か、城ケ峰の直前辺りから)山道に。
城ケ峰に登頂。
2024年08月24日 09:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 9:56
城ケ峰に登頂。
この先、盲腸稜線である三峯山まで行く予定だったが、既に城ケ峰までの道中から蜘蛛の巣に悩まされていたこともあり、二の足三の足を踏む。足が前に出ていかない。
2024年08月24日 09:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/24 9:57
この先、盲腸稜線である三峯山まで行く予定だったが、既に城ケ峰までの道中から蜘蛛の巣に悩まされていたこともあり、二の足三の足を踏む。足が前に出ていかない。
結局、三峯山は割愛して先に進むことにした。
2024年08月24日 10:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 10:02
結局、三峯山は割愛して先に進むことにした。
尾根伝いに梵天山に向かう道との分岐。いよいよ蜘蛛の巣攻勢が激しくなり、とても分岐の先に行こうという気にならない。
2024年08月24日 10:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 10:22
尾根伝いに梵天山に向かう道との分岐。いよいよ蜘蛛の巣攻勢が激しくなり、とても分岐の先に行こうという気にならない。
道の状況が幾分マシになった。城ケ峰からの30〜40分間は藪は酷いわ、蜘蛛の巣は多いわ、虫には集られるわで今回山行のクライマックス。
2024年08月24日 10:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 10:40
道の状況が幾分マシになった。城ケ峰からの30〜40分間は藪は酷いわ、蜘蛛の巣は多いわ、虫には集られるわで今回山行のクライマックス。
写真を撮るだけの余裕は戻ってきていたが、山行をやめることは城ケ峰から下り始めて早々に決定した。
2024年08月24日 10:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 10:58
写真を撮るだけの余裕は戻ってきていたが、山行をやめることは城ケ峰から下り始めて早々に決定した。
笹峠の手前で最後とばかりに蜘蛛の巣にぶち当たる。もう自転車でもバイクでもいいから蜘蛛の巣をぶち破りながら走り回ってくれ。
2024年08月24日 11:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:01
笹峠の手前で最後とばかりに蜘蛛の巣にぶち当たる。もう自転車でもバイクでもいいから蜘蛛の巣をぶち破りながら走り回ってくれ。
最後にアブかハチに追い立てられながら橋を渡って、
2024年08月24日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:06
最後にアブかハチに追い立てられながら橋を渡って、
ようやくまともな道に出た。
2024年08月24日 11:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:10
ようやくまともな道に出た。
紀泉わいわい村。古民家風のコテージが並ぶ。
2024年08月24日 11:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:23
紀泉わいわい村。古民家風のコテージが並ぶ。
早くも稲刈りが始まっている。ちなみにこの後の道の駅では米を買っていく人がとても多かった。
2024年08月24日 11:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:26
早くも稲刈りが始まっている。ちなみにこの後の道の駅では米を買っていく人がとても多かった。
堀河(ほりご)ダム湖
2024年08月24日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:42
堀河(ほりご)ダム湖
堀河ダムの辺りで雨ポツポツ。山行完了まで持ってくれ〜。
2024年08月24日 11:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 11:51
堀河ダムの辺りで雨ポツポツ。山行完了まで持ってくれ〜。
和歌山県に入る。
2024年08月24日 12:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 12:04
和歌山県に入る。
当初予定では阪和線の山中渓駅まで歩くことも考えていたが、助さん、角さん、もういいでしょう。道の駅根来さくらの里で山行を終える。
2024年08月24日 12:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 12:08
当初予定では阪和線の山中渓駅まで歩くことも考えていたが、助さん、角さん、もういいでしょう。道の駅根来さくらの里で山行を終える。
食堂は休業していたので、販売所で「あせ寿司」という早なれ寿司と甘酒を購入し、無料休憩所内で昼食にする。
2024年08月24日 12:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 12:16
食堂は休業していたので、販売所で「あせ寿司」という早なれ寿司と甘酒を購入し、無料休憩所内で昼食にする。
もうしばらく晴れが続くかなと思っていたが、
2024年08月24日 12:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 12:31
もうしばらく晴れが続くかなと思っていたが、
13時前からにわか雨が断続的に降る。山行やめといて良かった〜。
2024年08月24日 12:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/24 12:59
13時前からにわか雨が断続的に降る。山行やめといて良かった〜。
今回、敢えて紀泉山地を歩いたのは、夜に泉州夢花火があったため。車で来て渋滞にハマっている人達は想像力が足らない。
2024年08月24日 20:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/24 20:03
今回、敢えて紀泉山地を歩いたのは、夜に泉州夢花火があったため。車で来て渋滞にハマっている人達は想像力が足らない。

感想

前回の山行では長丁場の山行に消耗が激しかった上、脚を攣りながら歩いたため、数日間筋肉痛が続くこととなった。
身体が完全に回復してから次の山行をと思うと、休日の天気がイマイチなのは歓迎される。
だが、午前中は晴れそうということになったら、ちょっとくらいなら良いだろうと出かけてしまうのである。

【最初は順調】
バス終点の犬鳴山バス停では他にも数名下車したが、他が皆不動尊に行くのを尻目に西へ。和歌山県への抜け道になっているのか、狭い道の割には車の往来の多い道をしばらく歩いて元林道と思われる側道(ロープが張ってあって車は入れない。)に入る。

【二重三重の、いや二十三十の蜘蛛の巣】
この日も気温が上がると言われている割にはさほど暑さも感じず、林道歩きなので傾斜も緩やかでサクサク進行できるなと思った矢先、入り口の段階から蜘蛛の巣に顔をぶつける。これはまずい。距離の短いショートカット道で行こうと踵を返すも、その入り口にも目に見えるほどの大きな蜘蛛の巣が二重三重に待ち構えているのであった。
藪も濃いし、この先進んでもろくなことにならないと引き返し、大人しく近畿自然歩道を歩くことにした。
近畿自然歩道上はたまに蜘蛛の糸がかかるくらいで、まあこのくらいなら許容範囲かなと思ったのもつかの間、林道が山道になり、城ケ峰が近づいてくるにつれて、また立派な蜘蛛の巣に突っ込むことが増え始めた。うへぇ。速度を落として目を皿のようにして歩くがそれでも慣れていないうちはガンガン蜘蛛の巣に引っかかる。
このような状況につき、さらに藪が深そうな三峯山へはとてもとても足を延ばす気にはならなかった。もちろん梵天山に尾根伝いに行くなど論外である。さっさと笹峠から麓に降りて、後は下を歩こうと考え、先を急ぐ。
先を急ぐのは単にさっさと下山したいからだけではない。アブか何かに付きまとわれ、腕に針を当てられたのだ。すぐに振り払ったので、ズブゥッとやられることは無かったが、オチオチ休んでもいられないし、チンタラ歩くわけにもいかない。
しかし、立ち止まらないということは蜘蛛の巣との衝突可能性を高めた。

【他に歩く人もいない蜘蛛の巣銀座 城ケ峰〜笹峠】
さっさと通過しよう。そう考えながら歩いた城ケ峰〜笹峠間が蜘蛛の巣オンパレードのクライマックスだった。ここしばらく誰も歩いていないんじゃないかと思えるほどの藪の繁茂に立派な蜘蛛の巣が何十も張られている。対向山行者が蜘蛛の巣を破ってやって来るという期待は早い段階で無くなっていた。
そのうち、だんだんと目が慣れてきて蜘蛛の巣を発見するや直ちに立ち止まれるようになってきて、また、魔法の杖(ただの落ち枝)を手に入れて目の前でぶんぶん振り回し、いくつもの立派な蜘蛛の巣を破壊(蜘蛛の皆さんには大変申し訳なし)したものの、それでも万全ではない。蜘蛛の巣の破壊が甘いと結局衣服や身の回り品に貼り付くし、落ち枝をかいくぐってぶつかる蜘蛛の糸もある。最後に笹峠の手前で立派な蜘蛛の巣と正面衝突して、ようやく酷い山道を脱した。

【もういいや で円満完了】
当初予定では笹峠から降りた後、梵天山に登り返すこととしていたのだが、もう山道はいい、ということは城ケ峰からちょっと進んだ段階で確定していた。
麓に降りてからの歩きやすさよ。堀河ダムに進むにつれて道の状況は良くなるし、虫に集られることも蜘蛛の巣に待ち構えられることもない。
もう山に入らないということで、道の駅根来さくらの里で山行を完了とする。
その後、1時間も経たないうちににわか雨があったので、結果的にも山行を道の駅で終えたのは正解だった。

【反省】
今回はサクッと歩ける手近な山ということで考えていたが、ここまで道の状況が酷いとは思わなかった。秋になったら歩く人が増えたり、冬〜春は落葉で若干状況が良くなるのかもしれないが、こういう地域の山は、少なくとも直近で人が歩いているかどうかは確認してから山行するかどうか判断することとする。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:78人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら