摩耶山 摩耶東谷〜山寺尾根

2024年08月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 9.9km
• 登り: 720m
• 下り: 695m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:19

8:24 JR摩耶駅
8:33 8:36 灘温泉 水道筋店
8:54 8:55 篠原公園
9:13 9:20 灘丸山公園
9:23 9:24 杣谷入口 / 永峰堰堤
9:31 杣谷堰堤
9:40 9:43 深谷第一砂防ダム
10:14 10:20 不動の滝
10:41 10:47 深谷第四砂防ダム
10:53 10:59 摩耶東谷ゴルジュ
11:05 11:26 摩耶東谷 生命力の木
12:01 12:06 史跡公園方向分岐点
12:16 12:17 掬星台
12:26 12:43 摩耶ロープウェー星の駅
12:46 12:50 掬星台
13:02 13:03 史跡公園方向分岐点
14:02 山寺尾根 分岐点
14:06 杣谷堰堤
14:10 14:11 杣谷入口 / 永峰堰堤
14:41 ふじ温泉
14:43 ゴール地点

天候

晴れ！（前日の予報では曇り一時雨とかになっておりましたが）
神戸の最高気温 33.9℃

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：JR摩耶駅
帰り：阪急電車六甲駅

コース状況／危険箇所等

久し振りの摩耶東谷はマイナールート。
ガレ（ゴーロ）場が凄く感じました😅

その他周辺情報

ふじ温泉（400円） 冷水風呂あり シャンプー類は有料

写真

8/25 8:24

JR摩耶駅から望む摩耶山と長峰山。山頂付近にはガスが掛かっています

8/25 8:36

本日第一のミッション。新情報がないか、ちょっと立ち寄りました

8/25 9:07

灘丸山公園。恥ずかしながら灘丸山公園はこの東屋のある小広場だけかと思っていたのですが、

8/25 9:09

階段を登ると、

8/25 9:10

おおっ、これが灘丸山公園！神戸市（西の外れ）に住みながら、その存在をこれまで知りませんでした😅

8/25 9:11

素晴らしい眺望！　TVでも紹介されたことがあるそうです

8/25 9:12

針穴も！　左下に見えるのは今では貴重な円形校舎

8/25 9:12

そして存在を知りたかった「貯水槽（タンク）」。本日第二のミッション達成です

8/25 9:23

永峰堰堤近くでミンミンゼミの声を確認、ツクツクボウシは大合唱中。クマゼミも存在感が薄いものの健在

8/25 9:26

ヤブの中のカンガルー君、いってきまーす！

8/25 9:29

堰堤工事中

8/25 9:32

摩耶東谷徒渉地点。この沢を杣谷川と勘違いして登ってしまう方が多いとか...ミッション3の開始です

8/25 9:35

今日は敢えて間違った道を進みます。堰堤（以前はこの堰堤で下山時に良く水浴びしたものです😅）にぶち当たりますが、堰堤前右側斜面には踏み跡多く、

8/25 9:38

最後は足場があまり良くないものの、登山道に出るには出れます（危険箇所ですので全くお奨めいたしません）

8/25 9:40

堰堤工事現場横に新しく出来た階段を登って、

8/25 9:43

堰堤工事を見下ろします（スリット堰堤が出来るのかな）

8/25 9:44

立派すぎる道（作業道）を少し歩くと、

8/25 9:50

高巻きから工事中の川床が見えます。この辺り比較的大きめの滝が二つあったはず。気にはなりますが本日はスルー

8/25 9:52

沢に出ました。ここからは沢通しで登ります

8/25 9:56

行きがけの駄賃で小滝登り

8/25 10:00

ついで見返りの滝は見るだけ...奥には深谷第二砂防ダム

8/25 10:07

砂防ダムの鉄階段を登った所には踏み跡が尾根に続いています。昨日、kuroさんが捜索したルートのようです

8/25 10:16

行者小屋

8/25 10:17

今日は大日如来と彫られた岩には登らず、沢通しで東谷を遡行します

8/25 10:21

深谷第三砂防ダムは左岸（右側）より巻きます

8/25 10:31

小さな滝を直登。しかし、靴の防水性能が劣化しており、この辺りから浸水開始😥

8/25 10:41

マヤ遺跡堰堤通過中

8/25 10:42

緑に覆われ、ニセ遺跡としての貫禄が出てきました

8/25 10:49

ゴルジュ地帯に突入

8/25 10:54

ゴルジュ通過中

8/25 10:55

その先、ゴルジュは行き止まりとなり、古いロープのある岩壁を越えるのですが、今日はここ左から巻き上がることにします

8/25 11:00

これが古いロープ三本。谷底に何もないことを確認しました

8/25 11:03

これも直登。このあたり靴内はビッショリ。沢歩きは沢靴に限ります

8/25 11:04

生命の樹

8/25 11:14

暑さで頭がクラクラ、ここいらで少し休憩

8/25 11:30

ガレ（ゴーロと言って良いのかな）の山

8/25 11:39

この谷のマザーツリー

8/25 11:48

古い水路が現れて来ました。水平道まであと少し。木々が邪魔して以前より歩き難くなった感じ

8/25 11:58

意外と時間が掛かり、ようやくといった感じで水平道に到着

8/25 11:58

アップルウオッチは位置精度が良くなく、こういった場所ではどこにいるか判りづらいのが難

8/25 12:01

水平道を歩いて山寺尾根に合流しました

8/25 12:16

急登15分、人の気配がない掬星台へ

8/25 12:17

夏休み最後の日曜日だというのに、掬星台はガ〜ラガラ

8/25 12:27

昼はcafe702でコーヒーフロート600円也。暑さに負けて贅沢しました

8/25 12:39

対岸は雷雨でしょうか

8/25 12:50

夏山には日傘がよく似合う!?

8/25 12:51

去りゆくなつぞら！

8/25 12:52

予定を変更しサウスロード行きは中止、それに伴い杣谷道ではなく山寺尾根を下ることにしました。山寺尾根下山口はススキが伸び階段を隠し踏み外しそう。初めてこのコースを歩く人は敬遠するのではないかと感じました

8/25 13:02

この分岐を右に行き、間違って摩耶東谷を下ってしまったかもしれないというのが、摩耶東谷を捜索してきた理由です

8/25 13:03

ここは以前、通行禁止の看板があった分岐。今日はクロさんが捜索してくれてるはず（普通は間違わないと思うけど）

8/25 13:06

続いて道崩落箇所（振り返って撮影）。かなり酷い状態なので道とは思わず、違う場所を下ってしまった可能性も否定できず（普通は間違わないと思うけど）

8/25 13:31

ここも要注意箇所。道は左に下りますが直進すると、

8/25 13:31

マヤカンが臨める展望台に出ます。でもその先に道らしい道はないので普通は間違わないはず

8/25 13:36

もう一箇所要注意箇所。倒木でブロックしていますがその先が道に見えなくもない。ここは昨日、kuroさんが捜索済み。正規ルートは左下に下ります

8/25 13:42

今年初のシロオニタケ。ジャスピンで撮りたいところ、なぜかいつもピンぼけ。イボイボのせい？

8/25 13:50

ここ、左下に下る道があるように見えますが、これは鉄塔に寄る道でその先は行き止まりです

8/25 13:56

標高300m辺りまで下って来ました。この付近ではアブラゼミがうるさく鳴いており、クマゼミの声を聞くことが出来ません。尾根が広くなり道が判りづらい箇所もありますが、左右は少しの距離で杣谷と東谷なので、迷っても遭難までには至らないと思います

8/25 14:02

杣谷道（カスケードバレイ）に出ました

8/25 14:04

朝通過した摩耶東谷徒渉点

8/25 14:23

護国寺向かいのコンビニでお腹を冷やします

8/25 14:28

初ルートを下っていきます。紅い鳥居は平五郎稲荷だそうです。

8/25 14:32

忘れずに一枚！

8/25 14:34

都賀川が渡れず大回りしましたが、長峰山と阪急電車のコラボ写真を撮ることが出来て満足

8/25 14:40

最後のシメはふじ温泉で。火照った身体を水風呂で冷やすことが出来ました

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

ヘルメット

感想

Ham⭐

75歳のご婦人が六甲で遭難されてもう二週間になろうとしていますが進展はなさそうです。初動に遅れたことを悔いつつ、少しでもお役に立てればと思い、場所の可能性として残る摩耶東谷と山寺尾根を歩くことにしました。
捜索という名の付くものではなく、迷いやすい所はないか確認したというレベルのものです。従ってこれという結果も得られませんでした。それどころか暑さにヤラレ、歩くのが精一杯。捜索された方々のご苦労を知ることとなりました。
ただ摩耶東谷を歩いていて強く感じたのは、山寺尾根から東谷へ下るのは正規ルートを除き非常に困難。着地点は崖だらけです。
なお自由研究のセミ垂直分布調査。クマゼミは標高200m未満の午前、アブラゼミは300m未満の午後、ミンミンゼミは100m以上全域、ツクツクボウシは全域、ヒグラシは全域ゼロというのが今回の調査結果でした。

コメント

geo_surveyor

おはようございます。
酷暑の中お疲れ様でした。
遭難から二週間とはいえ、ご自宅へ帰ることができるよう祈るのみです。

ところで水道タンク。
名称は【神戸市水道局灘特1高層配水場】ですね。
仕事でこの施設の背後の斜面に入りましたが、水道施設だけに、立入許可申請〜許可証受領・鍵受領〜現地での警備から戸締りなど大変でした。
この頃はまだ登山に関心の無かった頃でしたので、六甲へ入る道があるとは知る由もありませんでした。

Ham⭐

geo_surveyorさん、おはようございます
【神戸市水道局灘特1高層配水場】、ここにもお仕事に来られていたんですね。
何年か前に大規模の法面工事が行われましたが、それと関係していたのでしょうか。
公園まで登ってみて法面工事の必要性が良く判りました。
この公園から直接摩耶山に登る道はないのですが、永峰堰堤から鉄塔が立つ裏山経由でマヤカン（旧摩耶観光ホテル）に行ったことがあります。
結構良い道がついており休憩所まであった覚えがありますが、水道タンクには気付きませんでした。

maki-kobe758

こんにちは(^o^)

暑い中、遭難者の捜索活動をお疲れ様です(^o^)

迷いそうな分岐点がいくつかあり、かつ非常に困難な道だということがわかりました(^_^;)

もう2週間も行方不明のままですが、この暑さでは捜索するのも限界があります(^_^;)

頑張られた皆様に感謝しております
成果がなく残念です(^_^;)

Ham☆さんの自由研究♪
クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミをバッチリ分布調査されています！
お疲れ様です(^o^)
ありがとうございます(^o^)

ヒグラシは気温２５℃以下にならないと鳴かないらしいです(^_^;)
まだまだ日中に鳴くのは無理そうですね(^_^;)

捜索活動に自由研究の調査まで本当に暑い中、お疲れ様でした(^o^)

ふじ温泉へは一度も行ったことがありませんが水風呂があるなんて！
夏に最高ですね〜＼(^o^)／

Ham⭐

maki-kobe758さん、こんばんは
ヒグラシも期待していたのですが、25℃以下とは昼間はまだ無理なんですね。
アブラゼミはまだまだ元気で、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の風情は感じられませんでした。ちなみに「ミーン、ミンミンミンミン、ミ〜〜ン↓」が多かったように思います。消え入りそうな「ミ〜〜ン↓」はもう少し先でしょうか。

摩耶東谷は奥が深い（支渓が沢山ある）ので、迷い込んじゃうと捜索も大変かなと思われました。
ふじ温泉はジェットバスもあるし山帰りにはちょうどいいですね。

yu-san12

私も灘区民ですが灘丸山公園奥の貯水槽のことは知りませんでした。
掬星台からも尾根に隠れて見えませんよね。
ふと思い出して長峰ハチノス西尾根からの写真を見るとはっきり写っていました。
今度、長峰方面を見てきます。

Ham⭐

yu-san12さん、こんばんは
灘丸山公園は大型の遊具施設もあったりと、都市公園にして灘区の宝物だと思いました。ただアプローチがかなりなものですね😅
掬星台からグラウンドは見えたのですが、貯水槽は山の陰に入ってるのか見当たりませんでした。
灘区民の方でも知らない方が居たということで少し安心しました😁

薮山雲水

子供の頃、水道筋の灘温泉近くに住んでいて杣谷一帯の摩耶山一帯を登って居ました。
入口にダムが二つしか無く楽しく沢歩きをしてました。
同級生の親子と人生初のハイキングを上野道から摩耶山、桜谷、トエンテイクロス、布引迄歩き市電に乗って帰りました。
それ以来、摩耶山や六甲山等の山歩きを続けてますが、懐かしいルートを歩かれた記録を読ませて頂きありがとうございます😊
もう少し涼しくなったら、子供の頃歩いた懐かしいルートも歩きたいです‼️

Ham⭐

薮山雲水さん、こんばんは
薮山雲水さんが子供の頃に歩いていた摩耶山と、今の摩耶山では随分雰囲気も変ったと思いますが、姿形は変わってもかつてのルートは残り、昔の自分と歩けることが嬉しいですね。
さらには灘温泉やふじ温泉などの銭湯文化が残っていて一風呂浴びてから帰りの電車に乗れるのもこの地の魅力だと感じています。
六甲に始まり六甲で終わる、そんな山人生を送ることが出来れば良いなと思っています。

薮山雲水

Ham⭐さん、おはようございます🌞
今は火災で無い摩耶山天上寺、家から燃え上がる姿を見てました。ケーブルカーの上の駅の廃墟のホテルへも遊びに杣谷の入口から尾根を登ってましたね。
涼しくなったら、灘温泉や丸い校舎等を見て周りたいですね。

Ham⭐

薮山雲水さん、こんばんは
天上寺の火災は明石からは直接は見えなかったけど、空が赤くなっているのが判りました。
街からマヤカン（廃墟のホテル）に至る道も何本かありますが、なぜか一時期立入禁止になっていたこともあって、今では一般道とは言えなくなっています。
復活すれば身近なハイキングコースになると思うのですが、どうなんでしょうね。
東山辺りへはヤブが収まる秋以降に訪れてみたいと思っています。