焼岳 槍の先が雲間から
- GPS
- 05:32
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 856m
- 下り
- 859m
コースタイム
天候 | 晴れ 北アルプスには雲かかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:00 安曇野穂高発 158号から中ノ湯方面へ 10号カーブ先 6:20 焼岳登山口(中ノ湯上部) <復路> 12:10 焼岳登山口駐車場発 14:00 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 中ノ湯 沢渡 白骨 乗鞍温泉など |
写真
感想
2024年(令和6年)9月4日(水)
焼岳 槍の先が雲間から
久しぶりに天候が安定しているとの予報もあり焼岳へ。
とは言うものの重そうな雲かかる安曇野を出発する。
上高地方面へ向かう途中一瞬車窓に雨粒が。
中ノ湯の登山口駐車場は平日にもかかわらずほぼ満車状態。
ぎりぎり登山口付近に止めることができ登り始める。
同時に短パン、身軽な装備でジムニーのお姉さん方も出発していった。
焼岳火山登山情報が出ているので、ヘルメットはザックに入れてはきた。
登っている方のほとんどはノーヘル状態。
中には裸で登ってきたオーストラリアの方もいた。(珍しい)
もちろんヘルメット着のベテランそうな登山者の方もおられた。
こちらが正当だろうとは思う。
私もザックには忍ばせいざというときには着用しようとは思っていた。
噴煙は前よりもおとなしいくらいで、少し不気味ではあるが事なく下山した。
本来は10月に入り紅葉の時期をと思うが、早めになった。
少し色づくナナカマドも見られたが、岳樺の黄色とナナカマドの赤が見頃は10月になる。
その代わりに多くの花が見られてはいた。
リンドウ平付近には濃い紫色のリンドウが咲いていた。
アカモノの赤い実が、シラタマノキの淡いピンク色の実。
アキノキリンソウ、アズマギクなども足下に見られた。
一番咲くのはイタドリのクリーム色の花が登山道脇にうるさいほど咲いていた。
雲湧く山頂方面を望みながら急登する。
下掘沢出合からは前穂・吊り尾根が眺められたが、雲はどんどんと湧き動きがあるのが分かる。
急登を登り切り火口縁からはエメラルドグリーンの火口湖が望めた。
雲と噴煙が流れ山頂付近の岩場が見え隠れする。
山頂に着くと人の多さ賑わっていることにまず驚く。
残念なのは北アルプス、笠ヶ岳など雲に覆われていることだ。
ところが動く雲、時々槍ヶ岳の姿、穂高岳の一部が眺められた。
湿った大地から湧き上がる雲に隠れる北アルプスは今年の特徴か。
しばらく雲間からの眺めを待つがなかなかくっきりと見られない。
雲の動きが激しいので、絶景が現われた時間もあったのだろうが残念ながら我にはその恵みが待てど訪れなかったようだ。
長く山頂に留まるのも現火山情報からも避ける方が良いと下山した。
ふるちゃん
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