葛根田川→関東沢→大深沢周回

2024年09月08日(日) ~ 2024年09月09日(月)

• GPS: 16:38
• 距離: 31.5km
• 登り: 1,568m
• 下り: 1,567m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:48
• 休憩: 0:12
• 合計: 10:00

6:03 滝ノ上温泉登山口
8:05 8:05 大石沢出合
8:55 9:05 葛根田大滝
9:46 9:47 滝ノ又沢出合
12:06 12:07 大場谷地
16:04 宿泊地

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:34

6:58 宿泊地
9:57 10:00 大深山荘
10:04 10:08 大深山荘の水場
10:12 10:13 大深山荘水場まで0.2km道標
10:15 10:16 大深山荘水場まで0.4km道標
10:26 10:27 大深岳分岐
10:32 10:33 大深岳
10:41 10:42 八瀬森分岐
11:13 11:13 小畚山
11:30 11:30 ニセ小畚
11:36 11:36 三ツ沼
11:54 12:10 三ツ石山
12:27 12:27 三ツ石山荘
12:45 12:45 滝ノ上温泉分岐
12:58 12:58 滝ノ上コース水場
13:13 13:13 林道出会
13:35 滝ノ上温泉登山口

天候

両日とも晴れ。夜は意外に寒く、夏用シュラフにしたことを少し後悔。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滝ノ上温泉駐車場。きれいなトイレ。飲用不可だが水道あり。

コース状況／危険箇所等

葛根田川→北ノ又沢→大場谷地: 水量は少なめで、穏やかな沢歩きを楽しめた。難所の淵や葛根田大滝には巻道あり。源頭へと高度を上げる箇所の最初の滑滝は巻道の入口が分かりにくく、特に2個目の滝の巻きは急斜面で際どかった。


大場谷地→関東沢: 概ね下降しやすいが、一箇所だけ難所(大きめの小滝)あり。右岸側を降りたが、ホールドが少し脆くて際どかった。

大深沢→北ノ又沢→大深山荘: 大きめの小滝が複数出てくる。たいていは巻けるが、大きいナイアガラの滝は容易には巻けない。ホールドはあるものの、高度感があるため、一番高度感の低い右岸端の倒木が利用できる箇所を選択した。段差が大きいため、先にザックを押し上げながら登った。
その後も大きめの小滝が二個くらい出てきたが、高度感が先程より低かったので直登できた。
上流箇所の整地のいらない場所でテン泊。
源頭に近づくにつれ高度が急激に上がるが、難所となる滝はない。
問題は、源頭から大深山荘までの区間であり、方向感覚が狂う背丈以上の最上級笹藪。時々沢地形も出てくるため足元注意。今回のルートどりは迷走しているので、もっとマシなルートを探してください。

大深山荘→滝ノ上温泉の登山道は、良好。

その他周辺情報

滝ノ上温泉滝観荘。

写真

9/8 7:13

葛根田川のユニークな形の滝

9/8 7:36

癒される緑の沢

9/8 7:50

随所に出てくる支沢の滑滝も素晴らしい

9/8 8:55

葛根田大滝

9/8 11:09

進路に迷った滝。左に巻道あり。

9/8 12:04

鱗雲と大場谷地

9/8 13:11

関東沢のこの小滝の右岸の岩壁が脆かった。

9/8 14:32

大深沢のナイアガラの滝。一番左の倒木箇所を必死に登った。

9/9 7:10

ナメも多い

9/9 7:40

源頭へ高度を上げる

9/9 8:16

湿原。この後の笹藪が最上級で樹海気分に。

9/9 11:19

この季節でも美しい三ツ石山へ。

感想

shikkachi

天気が保証された岩手へ北上し、秋に行くつもりだった葛根田周回へ。
癒しの葛根田川ももちろん良かったが、大深沢は思いの他登攀的な滝があり、必死だが楽しかった。
最後に遅々として進まない藪地獄に焦ったが、
久しぶりの気持ちよい沢旅となった。