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Yamareco

記録ID: 7223459
全員に公開
ハイキング
十和田湖・八甲田

八甲田大岳 毛無岱

2018年10月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:25
距離
9.1km
登り
695m
下り
707m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:54
休憩
0:27
合計
3:21
距離 9.1km 登り 695m 下り 707m
10:55
10:56
2
10:58
10:59
5
11:04
11
11:15
5
11:20
19
11:39
7
11:46
12:09
14
12:42
7
12:55
12:56
7
13:03
18
13:21
14
13:35
4
13:39
ゴール地点
10月に入って紅葉情報が報じられるようになりました。
青森にも紅葉の名所がいくつもありますが、
最も時期の早いのが八甲田連峰であり、
転勤族ながら赴任地の者として実際に見たことがないのは変だなと思い、
夏の終わり頃から計画していました。
TVや写真で見ると当然素晴らしい映像が見られるわけですが、
実際にその場へ行って見るとどうなのでしょうか?
期待を抱いて訪れてみます。
天候 曇りのち晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉にある複数の駐車場が利用可能です
コース状況/
危険箇所等
青森市街地で気温がある程度あっても標高の高い頂上はかなり冷え込みますので使わずとも防寒着を用意することをお勧めします。
コースは様々ありますが日本百名山の山であり整備されていて、登山者も多いのでリスクは殆ど無いと捉えても良いでしょう。
極端な話ガイドブックが無くてもスマホがあれば道に迷うことは無いでしょう。
その他周辺情報 当然酸ヶ湯温泉で入浴も出来ますし飲食も出来ます。
しかし観光客で混雑するのでマイカーなど移動手段があればのんびり堪能できる温泉が良いのではないでしょうか?
今回はホテル城ヶ倉の城ヶ倉温泉(1000円)に入浴しました。
「酸ヶ湯温泉上部登山口」
八甲田山頂上部の紅葉が見頃になったという報道があったので酸ヶ湯温泉に向かいます。
市街地から見える八甲田山はちっとも紅葉しているようには見えないのですが、
果たして本当はどうなのか?
酸ヶ湯温泉の上部大駐車場は満車だったので路肩に駐めて、
インフォメーションセンター前の登山口から登り始めます。
「酸ヶ湯温泉上部登山口」
八甲田山頂上部の紅葉が見頃になったという報道があったので酸ヶ湯温泉に向かいます。
市街地から見える八甲田山はちっとも紅葉しているようには見えないのですが、
果たして本当はどうなのか?
酸ヶ湯温泉の上部大駐車場は満車だったので路肩に駐めて、
インフォメーションセンター前の登山口から登り始めます。
「序盤の登山道」
ルートはまっすぐ頂に向かう方向ではなく、
一旦東進してから大岳の南尾根を登るルートになります。
先ずは徐々に高度を上げつつ東に向かってやや荒れた登山道を行きます。
雨に浸食されてぬかるんだ道が続きます。
多少歩きにくいですが平日の10時過ぎで比較的空いているのでマイペースでズンズン進みます。
「序盤の登山道」
ルートはまっすぐ頂に向かう方向ではなく、
一旦東進してから大岳の南尾根を登るルートになります。
先ずは徐々に高度を上げつつ東に向かってやや荒れた登山道を行きます。
雨に浸食されてぬかるんだ道が続きます。
多少歩きにくいですが平日の10時過ぎで比較的空いているのでマイペースでズンズン進みます。
「デンジャラスゾーン」
途中火山性ガスの影響で立ち枯れた一帯を通過します。
硫黄の臭いがして活火山であることが感じられます。
立ち止まらないよう警告する掲示板もあります。
立ち入らないよう黄色のロープで登山道しか通れないようになっています。
初心者なら緊張する人もいるでしょうけれど、
百名山のような有名な山はきちんと管理されているので、
無茶をしなければ特に心配することは無いと思います。
「デンジャラスゾーン」
途中火山性ガスの影響で立ち枯れた一帯を通過します。
硫黄の臭いがして活火山であることが感じられます。
立ち止まらないよう警告する掲示板もあります。
立ち入らないよう黄色のロープで登山道しか通れないようになっています。
初心者なら緊張する人もいるでしょうけれど、
百名山のような有名な山はきちんと管理されているので、
無茶をしなければ特に心配することは無いと思います。
「地獄湯の沢」
登り始めてから40分で地獄湯の沢という地点まで登ってきました。
この辺りも岩場で寒暖の差が強いからなのか紅葉が進んでいるのが感じられます。
沢に沿って大きな岩がゴロゴロしているのはかつて火砕流が通ったからでしょうか。
単に浸食されて岩が剥き出しになったのかもしれませんが、
学術的な素養が乏しいのではっきりしたことは分かりません。
「地獄湯の沢」
登り始めてから40分で地獄湯の沢という地点まで登ってきました。
この辺りも岩場で寒暖の差が強いからなのか紅葉が進んでいるのが感じられます。
沢に沿って大きな岩がゴロゴロしているのはかつて火砕流が通ったからでしょうか。
単に浸食されて岩が剥き出しになったのかもしれませんが、
学術的な素養が乏しいのではっきりしたことは分かりません。
「地獄湯の沢を渡る」
木橋があって沢の東側へ渡ります。
ルート上部を見ると登山者がいるのが見え徐々に人数が増えています。
既に何組か追い抜いてきていますが、
この先もしかすると登山者が多くなってくるかもしれません。
紅葉が見事な百名山なので平日とはいえ登山者がいるでしょう。
あまり登山道が広くないので追い抜くタイミングが難しく、
マイペースが保てなくなる可能性が高まります。
「地獄湯の沢を渡る」
木橋があって沢の東側へ渡ります。
ルート上部を見ると登山者がいるのが見え徐々に人数が増えています。
既に何組か追い抜いてきていますが、
この先もしかすると登山者が多くなってくるかもしれません。
紅葉が見事な百名山なので平日とはいえ登山者がいるでしょう。
あまり登山道が広くないので追い抜くタイミングが難しく、
マイペースが保てなくなる可能性が高まります。
「仙人岱への笹薮」
地獄湯の沢を越えて更に東進します。
標高が1300m程度になりますが湿地帯になっておりルートは笹薮になっています。
向こうに見える樹木はアオモリトドマツのようです。
天気予報では降水確率が一日を通して0%でこの日がベストタイミングだと思っていたのですが、
思ったよりも雲があって日陰に入ると少し気温が低いかなと思いました。
薮漕ぎという程ではありませんが暫く笹薮の中を進みます。
「仙人岱への笹薮」
地獄湯の沢を越えて更に東進します。
標高が1300m程度になりますが湿地帯になっておりルートは笹薮になっています。
向こうに見える樹木はアオモリトドマツのようです。
天気予報では降水確率が一日を通して0%でこの日がベストタイミングだと思っていたのですが、
思ったよりも雲があって日陰に入ると少し気温が低いかなと思いました。
薮漕ぎという程ではありませんが暫く笹薮の中を進みます。
「仙人岱展望台」
登り始めてから丁度一時間。
笹薮を抜けると窪地の仙人岱(せんにんたい)という所に到着しました。
湿原は木道が設置されており、
向こうの展望台で休憩している人が見えます。
正面の小高いピークは八甲田小岳(はっこうだこだけ)でなかなかの眺望です。
右に行く木道が見えますが仙人岱ヒュッテと言われる避難小屋が林の中にあります。
今回は立ち寄りません。
「仙人岱展望台」
登り始めてから丁度一時間。
笹薮を抜けると窪地の仙人岱(せんにんたい)という所に到着しました。
湿原は木道が設置されており、
向こうの展望台で休憩している人が見えます。
正面の小高いピークは八甲田小岳(はっこうだこだけ)でなかなかの眺望です。
右に行く木道が見えますが仙人岱ヒュッテと言われる避難小屋が林の中にあります。
今回は立ち寄りません。
「仙人岱から八甲田大岳」
北側に目を転じると八甲田大岳の見事な山容が間近に迫ります。
雲があるものの空を背景に浮き上がっているようでなかなかの眺望です。
あと300m弱登らなければならないと思いつつも、
急登という印象でもないのでテンションが上がってきます。
仙人岱の展望台で登山グループが休憩しているため休憩せずに進みます。
「仙人岱から八甲田大岳」
北側に目を転じると八甲田大岳の見事な山容が間近に迫ります。
雲があるものの空を背景に浮き上がっているようでなかなかの眺望です。
あと300m弱登らなければならないと思いつつも、
急登という印象でもないのでテンションが上がってきます。
仙人岱の展望台で登山グループが休憩しているため休憩せずに進みます。
「小岳分岐点」
仙人岱で北に方向を転じますが、
間もなく右に行けば八甲田小岳や高田大岳(たかだおおだけ)への分岐点になります。
八甲田小岳の頂上部だけ見えていますが、
八甲田小岳へはガイドブックによると35分、500m強で登ることが出来るようです。
そちらへ行くと復路がちょっと大変そうなので、
今回は八甲田大岳を目指します。
「小岳分岐点」
仙人岱で北に方向を転じますが、
間もなく右に行けば八甲田小岳や高田大岳(たかだおおだけ)への分岐点になります。
八甲田小岳の頂上部だけ見えていますが、
八甲田小岳へはガイドブックによると35分、500m強で登ることが出来るようです。
そちらへ行くと復路がちょっと大変そうなので、
今回は八甲田大岳を目指します。
「鏡沼」
登り始めてから80分強で標高1500mあまりの鏡沼に到着しました。
爆裂火口に水が溜まったところだそうですが、
標高が高い割りに結構水草が茂っていて小動物や昆虫のオアシスになっています。
標高が上がってくるとガスが出てきて視界が悪くなってきました。
この辺りは陽当たりの良い南斜面になるからなのかまだ紅葉感はあまりありません。
「鏡沼」
登り始めてから80分強で標高1500mあまりの鏡沼に到着しました。
爆裂火口に水が溜まったところだそうですが、
標高が高い割りに結構水草が茂っていて小動物や昆虫のオアシスになっています。
標高が上がってくるとガスが出てきて視界が悪くなってきました。
この辺りは陽当たりの良い南斜面になるからなのかまだ紅葉感はあまりありません。
「頂上到着」
登り始めて90分でガスが立ちこめる頂上に到着しました。
仙人岱からピークを見上げた時はガスっていませんでしたし、
それ程急登ではないと思っていたのですが、
最後のガレ場の九十九折り急登はかなり息が上がってヒィヒィ言いながら何人もの登山者を追い抜いてきました。
天候が悪化すると折角の景色も台無しなので、
ついつい先を急いでしまったにもかかわらず、
このガスでは見通しが全然ありません。
「頂上到着」
登り始めて90分でガスが立ちこめる頂上に到着しました。
仙人岱からピークを見上げた時はガスっていませんでしたし、
それ程急登ではないと思っていたのですが、
最後のガレ場の九十九折り急登はかなり息が上がってヒィヒィ言いながら何人もの登山者を追い抜いてきました。
天候が悪化すると折角の景色も台無しなので、
ついつい先を急いでしまったにもかかわらず、
このガスでは見通しが全然ありません。
「頂上標識」
八甲田大岳は勿論日本百名山の山であり東北百名山でもあります。
標高1584.50mで青森では2番目の高さになります。
一番はもうひとつの百名山である岩木山(1624.62m)です。
ガスっていたのでミラーレスカメラの写りが充分ではなく、
スマホのHDRモードで頂上看板だけ撮影しました。
「頂上標識」
八甲田大岳は勿論日本百名山の山であり東北百名山でもあります。
標高1584.50mで青森では2番目の高さになります。
一番はもうひとつの百名山である岩木山(1624.62m)です。
ガスっていたのでミラーレスカメラの写りが充分ではなく、
スマホのHDRモードで頂上看板だけ撮影しました。
「頂上祠」
八甲田山は山岳信仰の山ではないように思います。
岩木山と恐山は霊山ですが、
八甲田山に魂が還っていくという話しは聞いたことがありません。
古くは八甲田山を挟んで西と東の国境だったので、
宗教的な捉えられ方はしなかったのかと想像します。
正確に国境線が決められていない近寄りがたいところだったのかもしれません。
「頂上祠」
八甲田山は山岳信仰の山ではないように思います。
岩木山と恐山は霊山ですが、
八甲田山に魂が還っていくという話しは聞いたことがありません。
古くは八甲田山を挟んで西と東の国境だったので、
宗教的な捉えられ方はしなかったのかと想像します。
正確に国境線が決められていない近寄りがたいところだったのかもしれません。
「一等三角点」
頂上には一等三角点がありました。
これまでにも一等三角点を見たことはありますが、
二等三角点や三等三角点よりも少しだけ大きいので、
やはり印象が違うように感じます。
登山をする人で三角点に興味を持つ人は多いと思っていますが、
今回頂上に沢山いた登山者の中に三角点を撮っている人はいませんでした。
標高は気になるのに三角点には関心は無いんでしょうかね?
「一等三角点」
頂上には一等三角点がありました。
これまでにも一等三角点を見たことはありますが、
二等三角点や三等三角点よりも少しだけ大きいので、
やはり印象が違うように感じます。
登山をする人で三角点に興味を持つ人は多いと思っていますが、
今回頂上に沢山いた登山者の中に三角点を撮っている人はいませんでした。
標高は気になるのに三角点には関心は無いんでしょうかね?
「雛岳、高田大岳、小岳」
頂上から西の青森市街地方向は霧で見通しが悪かったのですが、
東側はまずまずの眺望でした。
左奥から右手前まで何だかピラミッドのようにも感じますが、
雛岳、高田大岳、八甲田小岳になります。
やはりいつ見ても雛岳と高田大岳の円錐形山容が格好良いです!
「雛岳、高田大岳、小岳」
頂上から西の青森市街地方向は霧で見通しが悪かったのですが、
東側はまずまずの眺望でした。
左奥から右手前まで何だかピラミッドのようにも感じますが、
雛岳、高田大岳、八甲田小岳になります。
やはりいつ見ても雛岳と高田大岳の円錐形山容が格好良いです!
「下山開始」
他の登山者の上着を見れば分かるように、
肌寒くて厚めのジャケットを着ています。
日向ぼっこを楽しむような陽気ではないため、
そそくさと主目的の紅葉を見に行きます。
最後に北西側の青森市街地方向を撮影しました。
霧は少し晴れてきていますが雲底が低くむつ湾は見えませんでした。
風が無かったのは有り難かったです。
八甲田大岳の頂上では視界も無ければ風が吹きすさんでいる確率が高いですから。
「下山開始」
他の登山者の上着を見れば分かるように、
肌寒くて厚めのジャケットを着ています。
日向ぼっこを楽しむような陽気ではないため、
そそくさと主目的の紅葉を見に行きます。
最後に北西側の青森市街地方向を撮影しました。
霧は少し晴れてきていますが雲底が低くむつ湾は見えませんでした。
風が無かったのは有り難かったです。
八甲田大岳の頂上では視界も無ければ風が吹きすさんでいる確率が高いですから。
「井戸岳」
頂の北側に下っていく登山道ですが大きな岩がゴロゴロしています。
向かいに火山で大きく山肌が吹き飛んでしまった井戸岳が見えます。
往路登ってきた南側斜面よりこちらの北側斜面の方が傾斜がキツいように思います。
麓に小屋が見えますがそちらへ向かいます。
「井戸岳」
頂の北側に下っていく登山道ですが大きな岩がゴロゴロしています。
向かいに火山で大きく山肌が吹き飛んでしまった井戸岳が見えます。
往路登ってきた南側斜面よりこちらの北側斜面の方が傾斜がキツいように思います。
麓に小屋が見えますがそちらへ向かいます。
「大岳避難小屋」
降り始めてから15分で麓にある大岳避難小屋に到着しました。
小屋の前には広場があってベンチが沢山設置されているのでお昼休憩をしている人が沢山いました。
当然こちらの方が風の影響を受けにくいので休憩しやすいでしょう。
或いは目の前に聳える大岳を眺めながらの山ご飯を目的にしている人が多いかもしれません。
「大岳避難小屋」
降り始めてから15分で麓にある大岳避難小屋に到着しました。
小屋の前には広場があってベンチが沢山設置されているのでお昼休憩をしている人が沢山いました。
当然こちらの方が風の影響を受けにくいので休憩しやすいでしょう。
或いは目の前に聳える大岳を眺めながらの山ご飯を目的にしている人が多いかもしれません。
「津軽半島方向眺望」
大岳避難小屋からは進行方向を西に転じます。
頂上から標高150m程度降ってきたところになりますが、
正午を過ぎて霧は殆ど無くなりました。
右向こうのなだらかな山容のピークが田茂萢岳(たもやちだけ)ですが、
八甲田ロープウェーの山頂駅舎が見えます。
「津軽半島方向眺望」
大岳避難小屋からは進行方向を西に転じます。
頂上から標高150m程度降ってきたところになりますが、
正午を過ぎて霧は殆ど無くなりました。
右向こうのなだらかな山容のピークが田茂萢岳(たもやちだけ)ですが、
八甲田ロープウェーの山頂駅舎が見えます。
「毛無岱展望台」
降り始めてから40分で上毛無岱(かみけなしたい)という湿原上部に到着しました。
下山はなだらかな湿原歩きになるのですが、
ずっと木道を進むことになります。
湿原は上部と下部に分かれていて上毛無岱と下毛無岱と呼ばれています。
木道のそばにウッドデッキが設置されていて休憩している人がいます。
その向こう側の山が八甲田大岳で左側が井戸岳になります。
こうして見ると樹木の紅葉というわけではなく草紅葉って感じです。
「毛無岱展望台」
降り始めてから40分で上毛無岱(かみけなしたい)という湿原上部に到着しました。
下山はなだらかな湿原歩きになるのですが、
ずっと木道を進むことになります。
湿原は上部と下部に分かれていて上毛無岱と下毛無岱と呼ばれています。
木道のそばにウッドデッキが設置されていて休憩している人がいます。
その向こう側の山が八甲田大岳で左側が井戸岳になります。
こうして見ると樹木の紅葉というわけではなく草紅葉って感じです。
「下毛無岱の紅葉」
展望台を先に進むと下毛無岱を俯瞰できる台地の縁に出ます。
TV番組や登山ガイドでも大変良く知られたベストショットポイントです。
下毛無岱に点在する池塘や島のような樹林が箱庭を思わせます。
草紅葉のキャンバスの所々に紅葉した樹木があって大変美しい景色です。
なるほど八甲田の紅葉と言えばここのことを言うんだなと認識しました。
だからでもあるのですが、
老若男女を問わず誰もが立ち止まってシャッターを切り続けるので完全に停滞してしまっています。
正直なところ落ち着いて風景を堪能できるポイントでは無いと感じました。
「下毛無岱の紅葉」
展望台を先に進むと下毛無岱を俯瞰できる台地の縁に出ます。
TV番組や登山ガイドでも大変良く知られたベストショットポイントです。
下毛無岱に点在する池塘や島のような樹林が箱庭を思わせます。
草紅葉のキャンバスの所々に紅葉した樹木があって大変美しい景色です。
なるほど八甲田の紅葉と言えばここのことを言うんだなと認識しました。
だからでもあるのですが、
老若男女を問わず誰もが立ち止まってシャッターを切り続けるので完全に停滞してしまっています。
正直なところ落ち着いて風景を堪能できるポイントでは無いと感じました。
「最高の紅葉」
上毛無岱から標高差100mあまり降ってくると下毛無岱になります。
振り返って下から見上げた台地の縁部分が抜群の彩りでした!
木道しか撮影ポイントが無いので当然紅葉狩りに来た人たちがフレームに写り込みます。
足を停めて「カレンダーみたいだね」など口々に感嘆の声を上げている人たち。
絶妙なグラデーションを見て自分も同じ感覚を味わいました。
空の具合も含めてやはり今日がピークだったんだなと脳裏に焼き付けました。
「最高の紅葉」
上毛無岱から標高差100mあまり降ってくると下毛無岱になります。
振り返って下から見上げた台地の縁部分が抜群の彩りでした!
木道しか撮影ポイントが無いので当然紅葉狩りに来た人たちがフレームに写り込みます。
足を停めて「カレンダーみたいだね」など口々に感嘆の声を上げている人たち。
絶妙なグラデーションを見て自分も同じ感覚を味わいました。
空の具合も含めてやはり今日がピークだったんだなと脳裏に焼き付けました。
「紅葉越しの八甲田大岳」
降り始めてから1時間で標高1000m地点まで降りてきました。
下毛無岱の終盤ですがこの辺りの低木も色鮮やかになってきており、
とんぼも飛んでいて秋を感じさせます。
最後に振り返って八甲田大岳を撮りました。
シンメトリの稜線が美しいです。
「紅葉越しの八甲田大岳」
降り始めてから1時間で標高1000m地点まで降りてきました。
下毛無岱の終盤ですがこの辺りの低木も色鮮やかになってきており、
とんぼも飛んでいて秋を感じさせます。
最後に振り返って八甲田大岳を撮りました。
シンメトリの稜線が美しいです。
「酸ヶ湯温泉下部登山口」
降り始めてから85分で酸ヶ湯温泉の下部駐車場脇にある登山口に到着しました。
登山口近くはかなりの急登で斜面を見上げると背景が完全に空になっています。
午後になって少しずつ雲も少なくなってきたのでもう少し登山の開始時間が遅かったらタイミングが良かったかもしれないなと思いつつ、
酸ヶ湯温泉の前を通って上部駐車場へ向かいます。
「酸ヶ湯温泉下部登山口」
降り始めてから85分で酸ヶ湯温泉の下部駐車場脇にある登山口に到着しました。
登山口近くはかなりの急登で斜面を見上げると背景が完全に空になっています。
午後になって少しずつ雲も少なくなってきたのでもう少し登山の開始時間が遅かったらタイミングが良かったかもしれないなと思いつつ、
酸ヶ湯温泉の前を通って上部駐車場へ向かいます。
「酸ヶ湯温泉」
言わずとしれた強酸性の温泉。
pH1.9程度で国内5位というデータも。
とにかく広い千人風呂と混浴で知られていますが、
温泉前の駐車場は大混雑。
紅葉狩りの後に入浴する人も多いでしょう。
何度か入浴したこともあるので今回はパスします。
混雑している温泉は堪能できないことが多いので。
「酸ヶ湯温泉」
言わずとしれた強酸性の温泉。
pH1.9程度で国内5位というデータも。
とにかく広い千人風呂と混浴で知られていますが、
温泉前の駐車場は大混雑。
紅葉狩りの後に入浴する人も多いでしょう。
何度か入浴したこともあるので今回はパスします。
混雑している温泉は堪能できないことが多いので。

装備

個人装備
長袖Tシャツ トレーナー フリースアウター ロングパンツ 靴下 ハイカットブーツ レインウェア キャップ 22Lザック おにぎり ホットコーヒーボトル レジャーシート ヘッドランプ スマホ ガイドブック 時計 サングラス 和手拭い ストック ミラーレスカメラ 三脚 クマ除け鈴
備考 フリースのアウターを防寒着として持って行きましたが、かなりハイペースで登行したため着用しませんでした。時期と天候に応じて用意するものが大分変わると思います。それでも標高差があるので荷物を少なくする方が楽です。慎重に自分の経験に応じた装備を用意しましょう。

感想

TVで見頃を報じていたため混雑すると思い平日に訪れました。
それでもかなり紅葉狩りの観光客が多く毛無岱は大混雑でした。
大岳山頂も登山客が多かったですが、
仙人岱への山頂周回コースを往路にチョイスして正解だったと思います。
往路は人混みを避けることが出来ました。
登山客の多くが朝に登行し始めることを考えると、
山頂到着時間が正午過ぎなら霧も避けられる可能性が高いと思います。
それでも標高が高いので必ず防寒着を持参するようにしたいですね。
山頂はアメダスで酸ヶ湯温泉のデータより気温が6度から7度ほど低くなります。
僕は持ちませんでしたが手袋はあった方が良いかもしれません。
靴下も重ね履きできるように1組予備を持つと良いでしょう。

天候の急変を避けるためスピードクライムでしたが、
そのためにアウターは着用しませんでした。
かなりの運動量になったと思います。
頂上での休憩も人が多いのでおにぎりを手早く食べました。

ルートにガレ場があるのでブーツはちゃんとした登山靴をチョイスして正解でした。
但しゲーターを必要とするほどではありませんでした。
ストックはあった方が下りの時に安定するでしょう。
それでもスピードクライムなので荷物は少なくするに越したことはありません。

僕はマイナーな里山ばかり登っているので、
日本百名山に登るのは岩手山以来4年ぶりですが、
確かに紅葉の名所と言われる所以を理解出来ました。
ご隠居さんたちならのんびり堪能できる所だと思います。
個人的には名所より自ら偶然遭遇する見どころの方が感動しますけれど・・・。

お勧め出来る山ですが、
僕より他の人が紹介している魅力を確認してからお出掛けすると良いと思います。

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