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Yamareco

記録ID: 7273025
全員に公開
トレイルラン
赤城・榛名・荒船

関東ふれあいの道・群馬25

2024年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:35
距離
13.2km
登り
568m
下り
675m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:36
休憩
0:00
合計
2:36
距離 13.2km 登り 568m 下り 675m
13:17
71
スタート地点
15:53
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス コース24からの連続
コース状況/
危険箇所等
からっ風街道から林道に入り、トレイルへ踏み込んだ先にソーラーパネルがあるが、問題エリアはそこから。藪化が著しく道が消失していて、イノシシ親子と遭遇2回。茂みの中に獣の気配が絶えずある。ヤマビルは経験したことのないレベルの大群。
上板橋バス停の前にポツンと自販機。コレがコース25唯一の補給ポイント。終点の本宿駅には何もないので要注意。
2024年09月23日 13:16撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:16
上板橋バス停の前にポツンと自販機。コレがコース25唯一の補給ポイント。終点の本宿駅には何もないので要注意。
それではコース25スタートします。雨は依然降り続いています。とりあえずコース24で来た道を戻りましょう。
2024年09月23日 13:17撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:17
それではコース25スタートします。雨は依然降り続いています。とりあえずコース24で来た道を戻りましょう。
こんなところを通ります。
2024年09月23日 13:19撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:19
こんなところを通ります。
徐々に雨が弱まってきて、雲の切れ間も見え始めます。
2024年09月23日 13:24撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:24
徐々に雨が弱まってきて、雲の切れ間も見え始めます。
コース24との合流・分岐点。国道を渡って直進します。
2024年09月23日 13:32撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:32
コース24との合流・分岐点。国道を渡って直進します。
左手に見えるフェンスがグラウンドで、その手前を右折。雨はほぼ上がりました。
2024年09月23日 13:38撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:38
左手に見えるフェンスがグラウンドで、その手前を右折。雨はほぼ上がりました。
道標通りに進んでからっ風街道。前半はずっと登ります。
2024年09月23日 13:41撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:41
道標通りに進んでからっ風街道。前半はずっと登ります。
ガードレールが見えたら脇道に入ります。まだしばらくはアスファルトが続きますが、薮っぽい雰囲気はプンプンしています。
2024年09月23日 13:47撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:47
ガードレールが見えたら脇道に入ります。まだしばらくはアスファルトが続きますが、薮っぽい雰囲気はプンプンしています。
ブレちゃいましたが、こんな感じ。
2024年09月23日 13:56撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 13:56
ブレちゃいましたが、こんな感じ。
ここからが問題エリア。
普通の人なら轍のとおりに左へ進みますよね?でも行き止まりなんです。実は電柱の右側、人の背丈ほどの鬱蒼とした茂みがコースのルートだというこの恐怖。GPSなしでは絶対にわかりません。
2024年09月23日 13:59撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 13:59
ここからが問題エリア。
普通の人なら轍のとおりに左へ進みますよね?でも行き止まりなんです。実は電柱の右側、人の背丈ほどの鬱蒼とした茂みがコースのルートだというこの恐怖。GPSなしでは絶対にわかりません。
このピンクテープが直進を示しています。行くしかない。雨上がり直後の湿度Maxで、すでにここから戦慄のヒルゾーン。
2024年09月23日 14:03撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:03
このピンクテープが直進を示しています。行くしかない。雨上がり直後の湿度Maxで、すでにここから戦慄のヒルゾーン。
問題エリアでは断続的に地面が露出しているところと藪化しているところが繰り返します。
また、ルートの両側が背丈ほどの草で覆われていて、その向こうに絶えず動物の足音(何か踏む音)や気配があります。撮影どころではなく早足で進むのみでした。
このような場所で横からイノシシの群れが飛び出してきたので、もうビビりまくり。
2024年09月23日 14:21撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:21
問題エリアでは断続的に地面が露出しているところと藪化しているところが繰り返します。
また、ルートの両側が背丈ほどの草で覆われていて、その向こうに絶えず動物の足音(何か踏む音)や気配があります。撮影どころではなく早足で進むのみでした。
このような場所で横からイノシシの群れが飛び出してきたので、もうビビりまくり。
木々が間伐されたエリアに入ると獣感は一掃されますが、気味が悪いところに長居したくありません。この道標が撮影ポイントです。ホントに群馬県って意味不明。
2024年09月23日 14:28撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 14:28
木々が間伐されたエリアに入ると獣感は一掃されますが、気味が悪いところに長居したくありません。この道標が撮影ポイントです。ホントに群馬県って意味不明。
問題エリア後半もいろいろあります。木段の上に枯れた枝が通せんぼ。ここは直進します。
なお、この後にはGPSがないとわかりにくい分岐点もあり、ヤマレコマップに助けられました。
2024年09月23日 14:32撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:32
問題エリア後半もいろいろあります。木段の上に枯れた枝が通せんぼ。ここは直進します。
なお、この後にはGPSがないとわかりにくい分岐点もあり、ヤマレコマップに助けられました。
藪を抜けると奇跡的に整備されてるエリアがあります。たぶん県の担当者はこういう部分的な整備を持って踏破可能と考えているのでしょう。お役所だなあ。
2024年09月23日 14:37撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:37
藪を抜けると奇跡的に整備されてるエリアがあります。たぶん県の担当者はこういう部分的な整備を持って踏破可能と考えているのでしょう。お役所だなあ。
鉄階段が出現。このように整ったところと前半のヒドすぎるところの落差が理解不能です。
2024年09月23日 14:40撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:40
鉄階段が出現。このように整ったところと前半のヒドすぎるところの落差が理解不能です。
しばらく木段が続き、下りきると有名なあのポイントに着きます。
2024年09月23日 14:46撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:46
しばらく木段が続き、下りきると有名なあのポイントに着きます。
道標の指す方向へ向かうと薮に巻かれて道が消えます。地図的には右側の対岸へ行かないといけませんが、踏み跡も何もないのです。
2024年09月23日 14:46撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 14:46
道標の指す方向へ向かうと薮に巻かれて道が消えます。地図的には右側の対岸へ行かないといけませんが、踏み跡も何もないのです。
振り返って見ると、階段の向こう側へと続く明確な道があります。そこへ向かった人も過去記録でいましたが、それは行き詰まってロストします。
2024年09月23日 14:46撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 14:46
振り返って見ると、階段の向こう側へと続く明確な道があります。そこへ向かった人も過去記録でいましたが、それは行き詰まってロストします。
改めて道標の位置から右手を見下ろすと堰があります。半信半疑でそこに踏み込むとその先に登山道を発見。強引だけどよじ登ってルート復帰しました。ラッキーでしたが、この部分の土が脆くて薮ごと踏み抜きそうなので危ない感じです。この歩き方はお勧めできません。
2024年09月23日 14:49撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:49
改めて道標の位置から右手を見下ろすと堰があります。半信半疑でそこに踏み込むとその先に登山道を発見。強引だけどよじ登ってルート復帰しました。ラッキーでしたが、この部分の土が脆くて薮ごと踏み抜きそうなので危ない感じです。この歩き方はお勧めできません。
何とかなったと一息つく間もなく、崩落あり。大したことないけど、路面が脆いので要注意です。
2024年09月23日 14:51撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 14:51
何とかなったと一息つく間もなく、崩落あり。大したことないけど、路面が脆いので要注意です。
散々な思いをして突破した瞬間、ガッツポーズしました。群馬県、いや、関東ふれあいの道・7都県全コース中でも最悪路ワースト3入り間違いないです。
ちなみに梨木温泉周りのルートは使えないので道標の指す方角ではなく、写真奥へ向かう迂回路を進みます。
2024年09月23日 15:02撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 15:02
散々な思いをして突破した瞬間、ガッツポーズしました。群馬県、いや、関東ふれあいの道・7都県全コース中でも最悪路ワースト3入り間違いないです。
ちなみに梨木温泉周りのルートは使えないので道標の指す方角ではなく、写真奥へ向かう迂回路を進みます。
ここを右折。ふと時計を見るとわたらせ渓谷鐵道の時刻まで1時間。疲労具合などを考えるとギリギリです。逃すと1時間半待ち。
しかし、足元のヒルがものすごいことに気が付き、やむなく立ち止まって悲鳴上げつつ奮闘しました。
2024年09月23日 15:06撮影 by  A202ZT, ZTE
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9/23 15:06
ここを右折。ふと時計を見るとわたらせ渓谷鐵道の時刻まで1時間。疲労具合などを考えるとギリギリです。逃すと1時間半待ち。
しかし、足元のヒルがものすごいことに気が付き、やむなく立ち止まって悲鳴上げつつ奮闘しました。
迂回路はここまで。道標の示す茂みの先が本来ルートですが暗黒に見える。そもそも県にはコース復旧させるつもりがないと思う。
2024年09月23日 15:18撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:18
迂回路はここまで。道標の示す茂みの先が本来ルートですが暗黒に見える。そもそも県にはコース復旧させるつもりがないと思う。
後半は決して下りっ放しではなく、舗装路がアップダウンします。ここも左折後に登り返し。
2024年09月23日 15:27撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:27
後半は決して下りっ放しではなく、舗装路がアップダウンします。ここも左折後に登り返し。
道標とピンクテープが目印のトレイル入口。クモの巣地獄なので要マスク&メガネです。ただ、前半の問題エリアに比べればまだマシです。
ここで残り3km、電車到着までおよそ30分。下りトレイルなのでかっ飛ばしました。
2024年09月23日 15:32撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:32
道標とピンクテープが目印のトレイル入口。クモの巣地獄なので要マスク&メガネです。ただ、前半の問題エリアに比べればまだマシです。
ここで残り3km、電車到着までおよそ30分。下りトレイルなのでかっ飛ばしました。
トレイルの出口は薮です。林の中から出てきて薮を漕いで道標のところに出てきます。薮に入る直前に赤パイロンが置いてあるのが目印で、そこから電信柱に向かって抜けましょう。
2024年09月23日 15:42撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:42
トレイルの出口は薮です。林の中から出てきて薮を漕いで道標のところに出てきます。薮に入る直前に赤パイロンが置いてあるのが目印で、そこから電信柱に向かって抜けましょう。
残り1.6km、電車まであと20分弱。全歩きではたぶん無理。でも疲れた体で登る坂はとても走れず、心が折られます。
2024年09月23日 15:43撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:43
残り1.6km、電車まであと20分弱。全歩きではたぶん無理。でも疲れた体で登る坂はとても走れず、心が折られます。
集落の中に入り、ここを右折。一気に下ります。
2024年09月23日 15:47撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:47
集落の中に入り、ここを右折。一気に下ります。
やっとこさ終点到着。電車まで10分弱だけど間に合ってよかった!
2024年09月23日 15:53撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:53
やっとこさ終点到着。電車まで10分弱だけど間に合ってよかった!
歩道橋を渡って本宿駅に到着。ホントに駅ホームしかない無人駅です。もう、ただひたすらに心身とも疲れました。
2024年09月23日 15:55撮影 by  A202ZT, ZTE
9/23 15:55
歩道橋を渡って本宿駅に到着。ホントに駅ホームしかない無人駅です。もう、ただひたすらに心身とも疲れました。
撮影機器:

感想

ネット界隈で悪路として名高い群馬のコース25。6月に一度、県の担当者にネットでの評判を踏まえてコース状態と踏破の是非を問い合わせましたが、今年1〜3月に整備実施したため踏破せよという返事でした。
うーん、とはいえ夏を跨いだらヤバくないかと思いましたが、行けと言われると行くしかないです。しかし、結果は散々な酷い目に遭いました。

確かに以前にネットで見られた倒木などはなくなっていたものの、背丈ほどの薮が茂っているわ、茂みの奥から獣の気配&何かを踏む音が絶えずするわ、目の前にイノシシの群れが飛び出すわ、ヒルの大群に腿あたりまで取りつかれるわ、鹿に追われて威嚇されるわ、罰ゲーム以上です。

かの有名な「梨木温泉0.9km本宿駅6km」地点では困りました。冬枯れするともしかしたらルートが現れるのかもですが、見る限りホントに手詰まり。突破できてラッキーというか何と言うか。この地点は10数年以上この状態が続いていて、県はコースの何を整備しているのかわかりません。

これはいくらやっても整備が追いつかないだろうし、いつかイノシシによる事故が起きるのではないかと感じて、県の担当者へ連絡したところ、担当者ご自身が現地へ確認に行くこと、通行止めないしは廃止の方向を含めて関係各所と協議する旨のお返事をいただきました。それがよいですが、赤城エリアの各コースを全般に見直すべきかと思いますね。

これからここへ踏み込む予定の方は県の判断も含めて、しばらく様子を見た方が無難です。お勧めしません。

ブログでもまとめています。
よかったらどうぞ。
https://uchidama0520.hatenablog.com/entry/2024/10/02/172034

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