強力尾根 ダイレクト

2024年09月28日(土) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 4.7km
• 登り: 923m
• 下り: 923m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:39
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:23

9:48 スタート地点
16:27 17:05 強力尾根の頭
18:54 18:59 水平作業道合流／尾根へ離脱ポイント
19:05 19:06 送水路取付
19:11 ゴール地点

天候

曇りのち一時雨,濃霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/28 10:03

汗だくの急登

9/28 10:37

9/28 11:27

9/28 11:29

9/28 11:32

9/28 11:36

標準ルートはここから左へ降りガレ沢を登る
直登の1ピッチ目3級程度、支点は木と根で取れる

9/28 12:02

9/28 12:05

1ピッチ目ビレイポイントから見下ろす

9/28 12:33

その後しばらく歩き易過ぎて拍子抜け
道じゃないのか~ ~;と??

9/28 12:56

岩塔に突き当たり、右へ回り込んでこのルンゼをフリーソロで登りかけ...

9/28 13:33

上部が木と土で覆い被さって脆いハング状に> <;
途中からスタカットで2ピッチ目3級？

9/28 13:39

先人のマーキング？
岩塔を右へ回り込みつつ3ピッチ目1級？w
ロープ要らんかった

9/28 14:49

3ピッチ目終了点で4ピッチ目ビレイ
右へ脆い土のトラバース、そこから泥のルンゼを直上し左のフェースを登る
4級??

9/28 14:50

9/28 14:57

4ピッチ目 核心部 泥のルンゼ支点
入り口＃1しっかり、残置ハーケン錆々、＃0.75片効き、残置ハーケン超浅打ち
そこから左のフェースへ移り木で取れる

9/28 14:57

すぐ5ピッチ目3級?
数mの岩を越え50mいっぱいまで延ばし笹の出始めに到達
この岩は左に沿ってロープ無しでいけそう

9/28 15:51

5ピッチ目ビレイ点から下を見て

9/28 16:26

強力の頭 直前の藪数mがめちゃキビしい> <;

9/28 16:27

思わず...

こんなに達成感あるとは

9/28 17:55

夜になり雨と濃霧の中を下降

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

iPhone 14 Pro Apple

感想

のら

剛力尾根 標準ルートは、剛力の頭 直下の尾根沿いを避けており、以前登った時に心残りになっていた。見つけられた限りの記録では、登り2例、下降2例で、この内まともに辿り切ってるのは一番古い登りの1例に感じた。
木が頭まで生えているので、タイオフで支点をとる用意で、念の為、カム類とアルパインヌンチャクを少し、ハーケン,ハンマー,エイドの用意は持って行かなかった。ロープは補助的なつもりで50mx7.1mm1本
結果的には、全ピッチフリークライミングで抜け、けっこう歩きや木を掴んで登っていたものの、核心部4ピッチ目は結構怖かった。2ピッチ目あたりから雨が降って核心部は泥のルンゼから濡れたフェースで、ルンゼの支点は悪く足下過ぎで4本続き泥まみれのアプローチシューズでスメア,ステミング、フェースに出てからも支点は木で少し安心できるが濡れた岩登りで、かなり気合の要るピッチだった。もし乾いていたら、クライミングシューズか沢靴だったら、ルンゼ前のトラバース途中のクラックを直上して木に向かっていたら等、どう感じたか難しいところ
通してみて、ほんの短い尾根コースの空白部分は予想を大きく上回って手強かった。
グレードは難しいところだが、今回はUIAA4級程度をドロまみれで支点を作りながら登る感じで
沢なら2級上〜3級を難なく突破できるリーダーは必要な印象だが、コンディションによっては何でもないこともありそうな...

行かれる方は、先人の記録も緊張感があることから、念の為、短いからと侮らずに余裕を持った時間とある程度のメンバーで臨まれた方が無難だと思います。
今回、ザイルパートナーで来てもらったアルパインクライマーはナイスフォローで助かりました。
靴は二人ともスポルティバのTXガイドレザー、手袋はずっとはめていてATGのMaxiCut UltraDT 44-3445(パートナーは素手でカット🩸)、このコンディションで山全体を通してみればベターだったように思います。