霊仙山(榑ヶ畑〜霊仙山〜今畑〜榑ヶ畑)【霊仙、滋賀県】、大洞谷の表示は「通行不能」
- GPS
- 04:32
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:26
榑ヶ畑P 1139 ― 山小屋かなや・キャンプ場 1147 ― 汗ふき峠 1153 ― 五合目・見晴台 1217 ― 七合目・お猿岩 1233 ― 八合目・お池 1241 ― 九合目・経塚山 1255 ― 霊仙山 1308/昼食/1343 ― 最高点への分岐 1345 ― 霊仙山最高点 1351/1355 ― 岩尾根上部 1404 ― 近江展望台 1421 ― 急斜面下部・標示板 1447 ― 宝金寺 1509 ― 今畑登山口 1517 ― 大洞谷登山口 1523 ― 汗ふき峠 1552 ― 榑ヶ畑P 1603
●行動時間 4:24
天候 | 晴れ、霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅 = 榑ケ畑 − 霊仙山 − 榑ケ畑 = 自宅 ●登山口へのアクセス ○榑ケ畑 ・国道21号線「醒ヶ井駅前」から南下し、醒ヶ井養鱒場を目指す。養鱒場を越えて林道を更に進むと、行き止まり標示の手前に駐車スペースがある。そこから直進方向に分岐する林道には、「登山口」の標示がある ・駐車場には10台程度が駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○榑ヶ畑〜霊仙山 ・木段等の特別な整備はされていないものの、登山コースは明瞭 ・途中には合目標示も設置されている ○霊仙山〜今畑 ・近江展望台〜霊仙山にある岩尾根部分には特段の印付けはない。概ね岩尾根に忠実に進めばいいものの、準備不十分な場合には、迷う懸念もある ・近江展望台下の急斜面には、上から見ると見える赤印が所々の岩に付けられている。しかし、マークに着くと次が見える、という訳でもないので、注意深く進む必要がある。なお、急斜面は下りはひじょうに歩きにくい ○今畑〜汗ふき峠 ・現地今畑にある標示には「通行不能」と表示されている ・確かに、コース上部3/4に洗掘されてコースがなくなり、対岸への徒渉を二度強いられる場所があり、これが通行不能標示の理由かと推察。渡渉地点にはガイドロープが設置されているが、必ずしも、保証のあるものとも思えず、努めて頼らないように渡った |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・醒ヶ井駅前交差点の西側には、コンビニがある ●日帰り温泉 ・今回は付近での温泉利用はしなかった ・米原市には「ジョイいぶき薬草風呂」、長浜市には「あねがわ温泉」という日帰り温泉がある |
写真
感想
10月唯一のまともな休みがこの三連休。遠征も考えたが、どうにも真ん中の日曜日の天候が芳しくない。仕方がないので、土曜日単発で霊仙山へと向かった。
兵庫県からの高速走行中もそうだが、ずっと霞がかったような空。あまり視界は利かないだろうと予想する。
高速を降り、コンビニでの買い物も済ませて、養鱒場より奥にある駐車場を目指す。
駐車場からは最近開削されたような林道を経由して山道へ。斜面に取り付く直前に山小屋。夏だけの営業なのか、扉は閉まっている。しかし、飲料の無人販売が置いてあった。
そこからは、それまでの流れに沿った道から斜面への取り付きに変わり、ほんの暫くで「汗ふき峠」。
峠からは、尾根筋の登りとなるが、暫くの間は流れ沿いまで逸れていく。そこで大洞谷と遭遇した後、再び尾根へと戻ると「五合目・展望台」。霞のために、琵琶湖も姿が見えていない。
尾根を進むうちに植生が薄くなり、やがて展望のよい中をジグザグを切って急斜面を登りきると「七合目・お猿岩」。
ここからは山頂部に至るまで一望できる。山頂部は、樹木もなく起伏も少ない高原状になっている。
伸びやかな空間を、気持ちよく進む。八合目には鳥居が設けられており、通称も「お池」とある。池を神様に見立てたのであろうか。
更に進むと、始めてピークらしき所に立つ。「九合目・経塚山」とある。ここからは、霊仙山へも、霊仙山最高点にも行けるようだ。地図上には最高点への道はないが、ヤマレコでは利用されていることが分かる。
あとのことを考えてまずは霊仙山山頂へ。カルストか氷河跡のような石の登りを越えると、急に視界が開けて、最高点との分岐点。そこから一歩きで山頂。
今日は周辺の視界が利かず、残念。南の御池岳、北の伊吹山は見えているようだが、琵琶湖はぼんやりとしか見えない。
残念な思いのまま、最高点へ。そこからは周回を目指して、今畑方面へ。
途中、岩尾根辺りからコースの様子が悪くなる。何の印もなく、25,000分の1地図にある登山道を頼りに進むと「近江展望台」に到着。この標示がなければ、薄い踏み跡の中、コースを正しく来たのかも分からなかったであろう。
そこからは、地図に従い急斜面の下降に取りかかる。斜面には踏み跡も多数あり、時々赤印のついた岩に気がつくのだが、必ずしもいつも視界の中に見えているとは限らない。土の急斜面という歩きにくさも相俟って、慎重に下降する。ようやく樹林帯のハイキング道にたどり着いたときは、ほっとした。
そこからは一本道で「宝金寺」に到着。名前はありがたみのある寺だが、無人のお堂があるのみで、周囲には家もない。寺からも山道を下降し、ようやく車道に出ると、そこが「今畑登山口」。
車道を進み、大洞谷への入口となっているお堂脇へ。よく見ると、登山道情報には「通行不能」と出ている。これでは陽のあるうちに車に帰り着けないではないか。やむを得ず、大洞谷へと進んでみる。新しい堰堤を越え、道は淡々と谷を遡っていく。あと一息で汗ふき峠かな、と思った頃、洗掘により右岸の登山道が途切れているところに差し掛かる。そこにはロープ等によって対岸への誘導がなされており、それに従って対岸に渡る。
対岸をしばらく進むと再び右岸へと戻るロープ誘導がある。それに従い右岸へ。どうやらこの間のことを指して、通行不能となっているのではないかと思われる。確かに歩きやすい状態ではない。
そこからは足下の悪い斜面に取り付き、汗ふき峠に到着。
「通行不能」なのであれば、上部や他の登山口にも示して頂ければなぁ…。
もしも、気付いていなかっただけであれば、すみません。
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