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記録ID: 7426113
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ハイキング
栗駒・早池峰

【三百名山 五葉山(日の出岩)】赤坂峠からピストン

2024年11月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:14
距離
10.4km
登り
656m
下り
657m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:44
合計
4:14
7:36
27
8:03
8:08
13
8:21
52
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9:18
2
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6
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8
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9:54
7
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8
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3
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39
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12
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21
11:50
0
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ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・ 前日に新潟県の蒜場山に登り,山形市内の成沢城跡公園駐車場にて車中泊。午前3時に起床し,山形蔵王IC〜東北道〜三陸道〜釜石南ICと走行して赤坂峠駐車場にクルマを駐車しましたが,大船渡ICで一般道に出て国道107号経由で走行したほうが道路状況が良く,到着も早いと思います。
・ 赤坂峠駐車場は,30台以上は駐車できそうな広い無料の駐車場です。水洗トイレがありますが,ペーパーが持って行かれて困っているとの注意書きがありました。
コース状況/
危険箇所等
・ 登山口から畳石までは,傾斜の緩いハイキングコースが続き,なかなか標高が稼げません。畳石の鳥居をくぐると,ようやく登山道らしくなってきて周囲の植生もミズナラからダケカンバへと変わり,8合目の標識を通過すると傾斜が緩みます。
・ 9合目の標識を過ぎればシャクナゲの灌木帯となり,その先に2018年に建てられたばかりの避難小屋である石楠花荘があります。トイレ棟も整備されていますし,すぐ脇には水量豊富な良質の水場があり,快適そう。周囲は広場になっておりベンチ・テーブルも整備されていて休憩にはもってこいの場所ですね。
・ そこから登山道を5分ほど進むと日枝神社に到着。ところが,五葉山の山頂を示す指導標がありませんでした。この周囲は高原台地状の地形で,どこがピークかよく分かりません。たまたま歩いてきた登山者に尋ねると,神社脇のロープが張られたところを進めば山頂に到着すると教えて頂き,事なきを得ました。
・ 五葉山の山頂は,神社から5分ほど歩いたところにありました。東日本大震災で標高が0.9mほど低くなって,現在の標高は1,340.4mとのことです。
・ 五葉山の最高点はこの先の日の出岩1,351mとのことなので行ってみると,確かに岩が堆積して高くなっており,早池峰山や三陸海岸方面の眺めが良いところでした。
・ 五葉山の山頂碑のところまで戻って,登頂証拠写真を撮影し,石楠花荘のベンチで昼食休憩後に下山開始。すると,次々と登ってくる多くの登山者にすれ違って驚きました。平日ということもあって,私よりも高齢のご夫婦が多かったという感じです。この山は,地元の方にとても愛されている山という印象を受けました。
その他周辺情報 ・ 下山後は,赤坂峠駐車場から7kmほど下ったところにある「しゃくなげの湯っこ五葉温泉」(TEL 0192-22-5400)に入浴(700円)。サウナや露天風呂,レストランなどがあって,ゆっくりできます。
赤坂峠駐車場にクルマを駐車しました。この時点では私のクルマを含めても駐車していたのは2台のみ。
2024年11月01日 07:34撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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11/1 7:34
赤坂峠駐車場にクルマを駐車しました。この時点では私のクルマを含めても駐車していたのは2台のみ。
それでは登山スタート。
2024年11月01日 07:36撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 7:36
それでは登山スタート。
歩き始めて7分で1合目の標識が出てきました。
2024年11月01日 07:43撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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歩き始めて7分で1合目の標識が出てきました。
さらに10分で2合目に到着。
2024年11月01日 07:53撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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さらに10分で2合目に到着。
展望の良い小広場に到着。
2024年11月01日 08:01撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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展望の良い小広場に到着。
良い天気です。鷹生ダムや毛無森山が見えました。
2024年11月01日 08:01撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 8:01
良い天気です。鷹生ダムや毛無森山が見えました。
3合目の標識。
2024年11月01日 08:04撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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3合目の標識。
標識の先が賽の河原。
2024年11月01日 08:05撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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標識の先が賽の河原。
ツツジの生い茂る先に,目指す五葉山の山頂が見えました。左のピークは黒岩。
2024年11月01日 08:13撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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ツツジの生い茂る先に,目指す五葉山の山頂が見えました。左のピークは黒岩。
4合目の標識が置かれた畳石に到着。
2024年11月01日 08:21撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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4合目の標識が置かれた畳石に到着。
鳥居をくぐって登って行きます。この先からは,ようやく登山道らしい雰囲気が出てきます。
2024年11月01日 08:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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11/1 8:23
鳥居をくぐって登って行きます。この先からは,ようやく登山道らしい雰囲気が出てきます。
5合目。この周辺はミズナラ林。この先でササの刈り払いをされている方が居ました。ご苦労様です。
2024年11月01日 08:28撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 8:28
5合目。この周辺はミズナラ林。この先でササの刈り払いをされている方が居ました。ご苦労様です。
7合目。植生がダケカンバ林に変わってきました。
2024年11月01日 08:48撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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7合目。植生がダケカンバ林に変わってきました。
金刀比羅神社に参拝。
2024年11月01日 08:55撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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金刀比羅神社に参拝。
8合目を通過。標高は1,220m。この先は勾配が緩くなります。
2024年11月01日 08:58撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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8合目を通過。標高は1,220m。この先は勾配が緩くなります。
9合目。植生がシャクナゲ主体の灌木帯に変わりました。
2024年11月01日 09:10撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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9合目。植生がシャクナゲ主体の灌木帯に変わりました。
石楠花荘に到着。2018年に建てられた,とてもきれいな避難小屋で,水洗式のトイレ棟も完備。
2024年11月01日 09:13撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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石楠花荘に到着。2018年に建てられた,とてもきれいな避難小屋で,水洗式のトイレ棟も完備。
小屋の脇には,冷たくて美味しい水場がありました。素晴らしい!
2024年11月01日 09:14撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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小屋の脇には,冷たくて美味しい水場がありました。素晴らしい!
小屋の外壁に掲示されていた五葉山案内図。
2024年11月01日 09:15撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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小屋の外壁に掲示されていた五葉山案内図。
小屋内部。すごくきれい。ストーブもあるようです。
2024年11月01日 09:16撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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小屋内部。すごくきれい。ストーブもあるようです。
小屋周辺にはテーブルやベンチが置かれていて,休憩適地です。
2024年11月01日 09:17撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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小屋周辺にはテーブルやベンチが置かれていて,休憩適地です。
登山道を進むと鳥居が見えてきました。
2024年11月01日 09:21撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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登山道を進むと鳥居が見えてきました。
日枝神社(五葉山神社)です。
2024年11月01日 09:22撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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日枝神社(五葉山神社)です。
神社に参拝。
2024年11月01日 09:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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神社に参拝。
西に見えているのは,標高1,321mの黒岩。こちらはピークがはっきりしていて山の雰囲気があります。
2024年11月01日 09:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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西に見えているのは,標高1,321mの黒岩。こちらはピークがはっきりしていて山の雰囲気があります。
ズームアップ。
2024年11月01日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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ズームアップ。
それでは五葉山の山頂に向かいます。でも,どこが山頂か分かりません。高原台地のような趣きです。
2024年11月01日 09:29撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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それでは五葉山の山頂に向かいます。でも,どこが山頂か分かりません。高原台地のような趣きです。
5分ほど進むと,なにやら見えてきました。
2024年11月01日 09:34撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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5分ほど進むと,なにやら見えてきました。
ようやく,五葉山の山頂に到着。
2024年11月01日 09:36撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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ようやく,五葉山の山頂に到着。
山頂北側の眺め。遠くに早池峰山が見えていました。
2024年11月01日 09:37撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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山頂北側の眺め。遠くに早池峰山が見えていました。
ズームアップ。
2024年11月01日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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ズームアップ。
五葉山の最高点はこの先の日の出岩とのことなので,日の出岩まで足を伸ばします。
2024年11月01日 09:40撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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五葉山の最高点はこの先の日の出岩とのことなので,日の出岩まで足を伸ばします。
鬱蒼としたコメツガの森を通過します。
2024年11月01日 09:45撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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鬱蒼としたコメツガの森を通過します。
日の出岩に到着。
2024年11月01日 09:46撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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11/1 9:46
日の出岩に到着。
日の出岩はいくつかの岩が堆積していました。
2024年11月01日 09:49撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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日の出岩はいくつかの岩が堆積していました。
早池峰山方面を望む。
2024年11月01日 09:51撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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早池峰山方面を望む。
パノラマ撮影。「元サイズ」クリックで横幅1,600ドットに拡大します。
2024年11月01日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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パノラマ撮影。「元サイズ」クリックで横幅1,600ドットに拡大します。
それでは,山頂碑のところに戻ります。
2024年11月01日 09:57撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 9:57
それでは,山頂碑のところに戻ります。
山頂碑のところで登頂証拠写真を撮影。
2024年11月01日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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11/1 10:03
山頂碑のところで登頂証拠写真を撮影。
広々としていて,どこがピークか分かりません。
2024年11月01日 10:05撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 10:05
広々としていて,どこがピークか分かりません。
日枝神社に戻ってきました。
2024年11月01日 10:14撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 10:14
日枝神社に戻ってきました。
三陸の海を望みながら下ります。
2024年11月01日 10:15撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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三陸の海を望みながら下ります。
石楠花荘に戻って来ました。
2024年11月01日 10:20撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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石楠花荘に戻って来ました。
三陸の海を望めるテーブルベンチで,登山者がのんびり休憩中。
2024年11月01日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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三陸の海を望めるテーブルベンチで,登山者がのんびり休憩中。
私もここで20分ほど昼食休憩。そのあと,下山を開始しました。
2024年11月01日 10:31撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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11/1 10:31
私もここで20分ほど昼食休憩。そのあと,下山を開始しました。
畳石に到着。
2024年11月01日 11:15撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 11:15
畳石に到着。
賽の河原を通過。
2024年11月01日 11:28撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 11:28
賽の河原を通過。
登山口に戻りました。駐車場には20台ほどの車が駐車していて驚きました。
2024年11月01日 11:50撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
11/1 11:50
登山口に戻りました。駐車場には20台ほどの車が駐車していて驚きました。

感想

・ 蒜場山に登頂した翌日に,日本三百名山の五葉山に登りました。蒜場山の登山口から五葉山の登山口である赤坂峠駐車場までは約400kmほど離れており,移動が大変でした。蒜場山に登ったあと,150kmほど移動して山形市内の成沢城跡公園駐車場にて車中泊。翌朝午前3時に起床し,山形蔵王IC〜東北道〜三陸道〜釜石南ICと走行して赤坂峠駐車場にクルマを駐車しましたが,大船渡ICで一般道に出て国道107号経由で走行したほうが道路状況が良く,到着も早いと思います。
・ 五葉山の登山については,コース状況の記述や写真のコメントを参照して頂ければおおよその雰囲気は分かるかと思います。前日に登った蒜場山とは対照的な高原台地状の地形が特徴的で,日枝神社(五葉山神社)から先はどこが山頂か分からず,たまたま歩いてきた登山者に聞いてなんとか山頂を踏むことができました。五葉山の山頂を示す指導標が無いというのは,不親切だなあと思います。
・ また,最高標高点は五葉山の山頂ではなく,その先の日の出岩1,351mであることも,山頂標識のところに小さく記載があるのみ。もう少し分かりやすく明記したほうが,遠路はるばるやって来た登山者には有り難いと思います。
・ まあ,それはともかく,これまで登った日本三百名山の中では,五葉山は不思議な感じの山でした。とにかく山頂一帯は高原上でどこがピークか分かりません。また,登山口から登るにつれて植生がどんどん変化していき,標高1,100mを超えたあたりからはダケカンバの森となりました。関東ならば標高1,500mを超えないと見られないダケカンバがこのエリアに群生しているということは,やはり厳しい気象条件の山であることが分かります。
・ 一方,避難小屋である石楠花荘周辺はシャクナゲの群生地。その手前はツツジの群生地もあり,花の季節はさぞかし美しいことでしょうね。
・ 今回の遠征で,東北地方の二百名山&三百名山はすべて登ることができました。残っているのは,北海道や北陸,近畿,中部,四国,九州など自宅から遠いエリアばかり。飛行機やフェリーなどで移動しないと行けない山が多いのですが,これからもこつこつとあせらずに山頂を目指していきたいと思います。

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技術レベル
1/5
体力レベル
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