両神山(小倉バス停(日向大谷口)〜清滝小屋〜山頂〜七滝沢〜小倉バス停)
- GPS
- 05:44
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂は高曇り) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は直通で小倉15:18発三峰口行(本来は日向大谷口15:10発)。次は2時間10分後。 トイレは、小倉バス停、登山口前(有料100円)、清滝小屋にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
清滝小屋経由のコースは、鎖場はあるがそれほど大変ではない。七滝沢コースの鎖場は高度差が大きく雨の後は滑りやすい。 |
写真
装備
備考 | 鎖場はグローブはあった方がよい。 |
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感想
以前から気になっている山だったが、天気がよく、ちょうど山頂付近が紅葉しているようだったので、行ってみることにした。
公共交通機関を使うこと、日帰りであること、白井差新道は予約が必要で直前だと微妙だったことこから、必然的に日向大谷口からのアクセスとなる。日向大谷口への道路が台風18号の被害によって末端部が通行止となっていて、バスも一つ手前の小倉バス停で折り返しという小鹿野町の公式情報があり、小鹿野両神観光協会に電話で確認しても実際に通行止だと言われたが、ヤマレコ報告では車も通れるという情報もあったので、行ってみることにした。
現地の状況としては、バスは小倉までしか行かないが、日向大谷口までは落石の痕跡はあるものの土砂を除去して応急復旧しており、通行止の看板は3箇所に立っているが、何かをどける必要もなく車は通行可能である。バスの車内には通行止である旨書かれているが、登山を前提に小倉で下車しても特に運転手から何か言われることもない。なお、小倉から日向大谷口までは、バスで1区間とは言え、距離で1.6km程度、高度差で130〜140m程度あり、片道20分程度はかかる。早期の本復旧を祈りたいところである。登山口付近には多数の車が駐車してあった。
往路は、清滝小屋経由のルートを選択。最初は沢沿いだが、後は、多少のアップダウンはあるが、川から離れた少し上のところを徐々に上っていく形となる。清滝小屋はベンチやトイレもあって休憩可能。清滝小屋から先、七滝沢コースと合流するあたりからは急な斜面となり、時折鎖場が現れる。それほど大きなものではなく、岩の表面はごつごつしているので、特に鎖を使わなくても上れるレベルである。ただし、手でつかもうとしたところに気味の悪いヤスデがそこかしこにいたのには閉口した。しばらく登ると両神神社のお堂に出て、そこからは傾斜の緩い尾根歩きとなる。最後に岩を登ると山頂に到着する。
山頂は非常に狭いところに、休憩している人や景色を見る人が沢山いて落ち着かない。山頂の岩の上に立つと周囲の木の上から見られるので景色がよいが、高度感もあって長時間バランスよく立っているのが難しい。山頂付近から見える山々はちょうど紅葉しており、木に遮られずに見える場所からだと、なかなかの景色である。到着時にちょうど高曇りとなって太陽が隠れたりしていたのは残念だったが。昼食で小休憩した後は、帰りのバスのこともあり、早々に下山にとりかかる。
復路は、分岐まで来て時間があったので、悪路と書いてあったが七滝沢コースに行ってみた。確かに道が狭くあまり人が歩いていない印象であるが、ピンクのテープが随所に巻きつけてあるので、川を渡る地点を含めて、道を迷うようなことはない。ただし、分岐して沢を橋で渡ってちょっと行ったところで、高さ10m以上の岩を鎖(3段に分かれる)で降りる羽目になったのは大変だった。表面が滑らかで手がかりがなく鎖を使わざるを得ないが、前日に雨が降って湿っていたこともあって非常に滑りやすい。他にも鎖場が何箇所かあり、それをすべて降りると、沢を右岸に渡って川近くの渓谷歩きとなる。途中で右岸から左岸に再び渡るが、この他に斜面の橋が壊れていて一時的に右岸に渡ってすぐに戻るものが1箇所ある。川近くから急傾斜で斜面を登り、しばらく歩いた後で、また川近くにつんのめるような急傾斜で下りるという繰り返しが多く、清滝小屋経由よりも体力を消耗する。なお、こちらのコースでは途中で誰にも会わなかった。
小倉バス停着は発車の50分前。もう少しゆっくり歩いてもよかったか。
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