鷲鞍岳の錦繍の回廊を歩く☆ブナとシロモジの黄葉に悶絶

2024年11月13日(水) [日帰り]

• GPS: 03:42
• 距離: 6.4km
• 登り: 550m
• 下り: 552m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:43
• 合計: 3:42

距離 6.4km 登り 550m 下り 552m

10:10 九頭竜ダム駐車場
11:45 12:28 鷲鞍岳
13:52 九頭竜ダム駐車場
13:52 ゴール地点

鷲鞍岳は九頭竜ダム湖の背後に聳える山。ハイキングコースが整備されているが展望は少なく地味な山である。しかし紅葉期にはブナやシロモジ、カエデの紅葉が地味な登山路を一変させる。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・福井北JCTから中部縦貫道九頭竜ICで下車、九頭竜ダムまで約50分。
・九頭竜ダム駐車場に数十台可、鷲鞍岳登山口はダムを渡る。

コース状況／危険箇所等

・遊歩道として擬木階段で整備されている。中ほどにある大きな倒木は乗り越える。
・この他に役場前とスキー場側からも登山道も整備されている

写真

11/13 10:12

九頭竜ダム駐車場からスタートする。

11/13 10:14

ダムの堤を渡って、山腹は色付いています。鷲鞍岳は最奥のピーク

11/13 10:17

下流側にある長野変電所、右岸の山肌もいい感じだ。

11/13 10:21

ダムを渡って右に登山口がある

11/13 10:26

いきなりこの状態

11/13 10:29

早々にも黄金の輝きを見せてくれる

11/13 10:32

遊歩道をジグを切って登って行く

11/13 10:35

この辺りのブナは黄色から紅色に変わっている。

11/13 10:36

11/13 10:37

これが見たかった紅葉

11/13 10:38

楓の紅葉、イロハカエデかな

11/13 10:38

シロモジの上に紅い葉っぱ

11/13 10:39

尾根に乗ると、樹々が登山道に覆いかぶさり黄葉のトンネル道が始まる。

11/13 10:40

11/13 10:41

大きな倒木がある。迂回できず乗り越えた。濡れて滑りやすい。

11/13 10:45

三俣のブナ

11/13 10:45

シロモジ

11/13 10:48

シロモジは赤くなる物もある

11/13 10:51

ブナの黄葉

11/13 10:52

樹間から東側の展望、県境の滝波山辺り。以後は樹木で展望ありません

11/13 10:54

燃えるようなシロモジの黄葉

11/13 11:06

紅い楓

11/13 11:08

一旦緩やかになる。Ca.820m

11/13 11:09

高木ブナの紅葉が見事

11/13 11:17

黄金色のシロモジ

11/13 11:28

ウーンと唸ってしまう

11/13 11:36

見事なブナの紅葉

11/13 11:36

カエデ

11/13 11:36

鷲鞍岳の山頂が迫る

11/13 11:42

間もなく山頂

11/13 11:45

鷲鞍岳　三等三角点。スキー場と役場前コースがある

11/13 11:46

11/13 12:07

山頂でゆっくりランチタイム

11/13 12:30

山頂のブナは冬枯れが間近、さて下山の途に就く

11/13 12:31

下山路

11/13 12:40

往路を下山していくとカエデに足が止まる

11/13 12:42

また撮ってしまうシロモジ

11/13 12:53

黄葉のトンネル

11/13 13:06

高度を下げるとブナが見頃だ

11/13 13:25

冒険心で隣の尾根を下ると道が途切れる。危険な匂いがするので登り返した

11/13 13:38

先ほどの尾根道は長野地下発電所への道だったようです

11/13 13:39

九頭竜ロックフィルダム（石積みダム）

11/13 13:50

ダムから荒島岳を望む

撮影機器：

DSC-HX60V SONY

感想

ナオジロー

好天が予想されるこの日、仕事もないので気になっていた奥越の鷲鞍岳に向かう。普段はほとんどレコも上がらないマイナーな山だが、最近時々レコが上がる。シロモジの黄葉が凄いらしい。

大野市に差し掛かると雲が垂れ込めている。この地域にはよくあることだが空模様が心配になってしまう。案の定、九頭竜インターを下りる頃にはすっかり晴れ上がっていた。例年は10/末に紅葉祭りがあって国道158号線は大渋滞するのだが今年は猛暑の影響で盛り上がらない。今日は平日ということもあって空いていた。

ダムの駐車場に停めてスタートする。ダムの上を対岸まで渡り鷲鞍岳の登山口に取り付くといきなりの紅葉林に突入する。ブナが正に見頃を迎えている。更に上がるとコアジサイやシロモジが見事に黄葉している。登山道に覆い被さるシロモジは紅葉のトンネルとなってどこまでも続いている。3年前に山猫さん達と歩いた湖北カナ山でのシロモジ黄葉トンネルを彷彿とさせる。

今年は夏が長かったので他所では斑や枯れ落ちているブナが多いのだが、正に見たかったブナの紅葉がここにあった。下生えのコアジサイも黄色く染まっている。カエデもいい塩梅に紅く染まっている。

稜線に上がるとブナは落葉しているがカエデは見頃を迎えている。山頂でゆっくりランチしながら至福の時を過ごす。復路でも名残を惜しんで見上げていたら首が痛くなってしまう。

出会った登山者は5組9名.挨拶交わすと皆さんの顔から笑顔が溢れる。侮ってはいけない、この時期の鷲鞍岳は素晴らしい山だった。

コメント

flora

ナオジローさん、こんばんは！
なんて繊細で素晴らしい紅葉なんでしょう‼️
飛んで行きたい気分ですが、週末は雨模様となると来シーズンでしょうか😌

シロモジは紅葉するとこんなに美しいことを初めて知りました。
ありがとうございます😊

ナオジロー

鷲鞍岳の紅葉が素晴らしいと聞いて行ってきました。
シロモジは登山道の両脇に延々と続いています。
特徴的な３列の大葉の黄葉が映えます。
ブナも斑模様ではなく綺麗に黄/紅葉していました😃

シロモジの大群落は珍しい。他にカナ山の西尾根にも素晴らしい群落があります。
今週末の土曜日は午前中が晴れるようですが京都からは遠いですね😦

はな

ナオジローさん　こんばんは♪
なんて素晴らしい！！
ついさっきこのレコを拝見してこのお山の事を初めて知りました。
あのカナ山のシロモジを思いだすだなんて。
そんな事を言われたら居ても立っても居られません。
明日訪れるかも😚

ナオジロー

はなさん、こんばんは。
鷲鞍岳のシロモジの黄葉は垂涎ものですよ。
若狭駒ヶ岳のブナを見てがっかりしたのですが、この山のブナはサイコーでした。
そしてシロモジはカナ山と同等かそれ以上だよ。是非とも訪れてください。
三つのコースがあるので健脚のはなさんなら周回がよいかも。でも国道歩きは気を付けてくださいね。