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記録ID: 7491332
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ハイキング
奥多摩・高尾

御岳山 (サルギ尾根より、古道の名残りと紅葉を求めて)

2024年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:51
距離
7.4km
登り
933m
下り
456m

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
1:22
合計
5:51
距離 7.4km 登り 933m 下り 456m
10:04
10:06
73
11:18
11:27
34
12:01
13:01
3
13:04
13:04
30
13:35
13:36
16
13:51
13:53
28
14:21
14:23
9
14:32
14:38
22
15:10
0
15:10
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
五日市線武蔵五日市駅→バス→登山→ケーブルカー→バス→青梅線御嶽駅
コース状況/
危険箇所等
サルギ尾根は関東ローム層が露出した急登がメイン。
保水しやすく、粘土質。
登山道はつづらおりではないので、ところによりダイレクト坂道を上がる。

芥場峠より先はメジャーな登山道。
とても歩きやすく、参道に合流する。
その他周辺情報 御嶽駅のあたりに日帰り入浴施設はないはず
今回は登山服ブランドとアウトドア店の共催による登山イベントに参加。
そのブランドのウェアをできるだけ着たり、「風呂敷包みのようなバッグ」でほんとうに快適ハイキングができるかも試みる。
2024年11月16日 07:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 7:33
今回は登山服ブランドとアウトドア店の共催による登山イベントに参加。
そのブランドのウェアをできるだけ着たり、「風呂敷包みのようなバッグ」でほんとうに快適ハイキングができるかも試みる。
バスを降りる二十人弱。養沢の集落だ。
2024年11月16日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 8:50
バスを降りる二十人弱。養沢の集落だ。
タイベック製の札、百年ぐらい前の参考地図、畳の香りが良い御座を手渡される。
2024年11月16日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 8:57
タイベック製の札、百年ぐらい前の参考地図、畳の香りが良い御座を手渡される。
では入山す。
2024年11月16日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 9:16
では入山す。
サルギ尾根は初めて歩く。初っ端から激坂。
2024年11月16日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 9:19
サルギ尾根は初めて歩く。初っ端から激坂。
その後も、なかなかの斜度が続いていく。
それにしても団体さんの一人として歩くのは、超が付くほど久しぶりだ。それは新鮮なほどで、ずっと話していた。楽しい。
2024年11月16日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 9:52
その後も、なかなかの斜度が続いていく。
それにしても団体さんの一人として歩くのは、超が付くほど久しぶりだ。それは新鮮なほどで、ずっと話していた。楽しい。
読み方がわからない小ピークにて小休止。なかなかの尾根ルートだよ、ここは。
2024年11月16日 10:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 10:05
読み方がわからない小ピークにて小休止。なかなかの尾根ルートだよ、ここは。
杉が多いが、ちらほら色づく樹々も。
2024年11月16日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 10:18
杉が多いが、ちらほら色づく樹々も。
サルギ尾根の中盤、炭焼き窯が出現する。この険しい山道が、生活費を稼ぐための仕事場だった痕跡。
2024年11月16日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 10:20
サルギ尾根の中盤、炭焼き窯が出現する。この険しい山道が、生活費を稼ぐための仕事場だった痕跡。
立派な炭焼き窯だ。復元された部分もあるのだろうか。
ここで商品化された炭は、現在の五日市駅にあった五日に一度の市場へと売られていった。
2024年11月16日 10:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 10:21
立派な炭焼き窯だ。復元された部分もあるのだろうか。
ここで商品化された炭は、現在の五日市駅にあった五日に一度の市場へと売られていった。
御岳山の山上集落が見えた。
2024年11月16日 10:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 10:52
御岳山の山上集落が見えた。
山を登り、下り、また登り
2024年11月16日 11:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 11:17
山を登り、下り、また登り
大きなあづまやでランチタイムの大休止とのこと。
WILD1の逞しそうなスタッフさん方が運び上げてきた、甘酒がふるまわれる。
ブランド「AXESQUIN ELEMENTS」の人からは服の機能やコンセプトについて、アウトドアライターの方からは古道探訪の世界観を語っていただく時でもあった。
2024年11月16日 12:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 12:07
大きなあづまやでランチタイムの大休止とのこと。
WILD1の逞しそうなスタッフさん方が運び上げてきた、甘酒がふるまわれる。
ブランド「AXESQUIN ELEMENTS」の人からは服の機能やコンセプトについて、アウトドアライターの方からは古道探訪の世界観を語っていただく時でもあった。
峠を越えるならば、ということで我がランチメニューは白おむすびと団子。お手軽。
2024年11月16日 12:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 12:08
峠を越えるならば、ということで我がランチメニューは白おむすびと団子。お手軽。
高曇りゆえ、紅葉の山肌も東京の街並みも眺められた。
2024年11月16日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 12:55
高曇りゆえ、紅葉の山肌も東京の街並みも眺められた。
古道の路肩に積まれた石垣。
2024年11月16日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:11
古道の路肩に積まれた石垣。
近代以前の施工であろう、石段が長く続く。これは村の一大事業だったろうな。
2024年11月16日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:12
近代以前の施工であろう、石段が長く続く。これは村の一大事業だったろうな。
石灰岩で造られている。そして。
2024年11月16日 13:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:13
石灰岩で造られている。そして。
そして、その石段の真横には、材料となったはずの露岩帯。昔の人々が力仕事をした跡なのだろう。
2024年11月16日 13:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:20
そして、その石段の真横には、材料となったはずの露岩帯。昔の人々が力仕事をした跡なのだろう。
サルギ尾根はなかなか手強かったが、ここからはゆるふわトレイルで歩きやすい。
2024年11月16日 13:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:47
サルギ尾根はなかなか手強かったが、ここからはゆるふわトレイルで歩きやすい。
御岳山が近づくと、紅葉するタイプの樹々が増えてくる。ちょうど見頃だ!
2024年11月16日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 13:58
御岳山が近づくと、紅葉するタイプの樹々が増えてくる。ちょうど見頃だ!
信州の山の黄色いカエデばかり見てきた秋だったから、低山の赤は今年初だ。
2024年11月16日 14:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:17
信州の山の黄色いカエデばかり見てきた秋だったから、低山の赤は今年初だ。
なんかフレンチシェフのワインバーみたいなのがあって、めっちゃ飲んでみたい。今回は団体だし、解散地まで残りすこしあるから我慢しますよ。
2024年11月16日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:21
なんかフレンチシェフのワインバーみたいなのがあって、めっちゃ飲んでみたい。今回は団体だし、解散地まで残りすこしあるから我慢しますよ。
よい紅葉
2024年11月16日 14:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:22
よい紅葉
御嶽神社への石段
2024年11月16日 14:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:26
御嶽神社への石段
曇り空でもキレイ
2024年11月16日 14:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:29
曇り空でもキレイ
本社へ
2024年11月16日 14:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:31
本社へ
宿坊が立ち並ぶ御岳山上からの風景
2024年11月16日 14:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:31
宿坊が立ち並ぶ御岳山上からの風景
オオカミ信仰で知られる御嶽神社、久しぶりだ。
2024年11月16日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:32
オオカミ信仰で知られる御嶽神社、久しぶりだ。
藁葺き屋根の馬場家御師住宅
2024年11月16日 14:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:51
藁葺き屋根の馬場家御師住宅
食事やお茶などを楽しめるようだが、本日は混雑中とのこと。
2024年11月16日 14:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 14:52
食事やお茶などを楽しめるようだが、本日は混雑中とのこと。
日の出山がよく見えるポイント。
2024年11月16日 15:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:08
日の出山がよく見えるポイント。
ケーブルカーの駅で登山イベントは解散となった。
2024年11月16日 15:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:10
ケーブルカーの駅で登山イベントは解散となった。
個人的にもうすこし紅葉が見たいので、山上集落方面に引き返してみる。
やっぱり秋山登山がいちばん好きだな。暑くも寒くもなくて歩きやすい。
2024年11月16日 15:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:22
個人的にもうすこし紅葉が見たいので、山上集落方面に引き返してみる。
やっぱり秋山登山がいちばん好きだな。暑くも寒くもなくて歩きやすい。
紅葉した樹々の先に宿坊の屋根が見える。
2024年11月16日 15:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:23
紅葉した樹々の先に宿坊の屋根が見える。
では、満車のケーブルカーで下山。
2024年11月16日 15:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:44
では、満車のケーブルカーで下山。
下のケーブルカー駅で奥多摩VERTEREのクラフトビールを購入。そして行列および満車のバスへ。
2024年11月16日 15:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 15:58
下のケーブルカー駅で奥多摩VERTEREのクラフトビールを購入。そして行列および満車のバスへ。
満車の青梅線で。風呂敷包みのようなバッグで、本日のハイキングでは何も課題はなかった。
2024年11月16日 16:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 16:20
満車の青梅線で。風呂敷包みのようなバッグで、本日のハイキングでは何も課題はなかった。
帰り道、新宿西口でアクシーズクイン・エレメンツを取り扱っているコーナーへ。ブランドから派遣された販売スタッフさんに挨拶。イベントの様子などを話してから帰宅した。
2024年11月16日 18:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/16 18:18
帰り道、新宿西口でアクシーズクイン・エレメンツを取り扱っているコーナーへ。ブランドから派遣された販売スタッフさんに挨拶。イベントの様子などを話してから帰宅した。
撮影機器:

感想

登山服ブランドAXESQUIN ELEMENTSとアウトドアショップ WILD 1 の共催による、登山イベント「Classic Route Hiking」に参加してきた。
あの山、あの道を「生活古道」として再発見するのがテーマである。
アウトドアライター、ブランドスタッフ、そしてWILD 1のアウトドアマンとで合計6名での引率とのこと。たいへん豪華である。

そのとき一応とっておいたログと簡単な写真記録によるレコが、これとなる。

事前に満員御礼であり、私がラスト1名枠への滑り込みセーフとなったようだ。
信州百と信越トレイルの二大目標が優先で、それが完了するまでは予定が組めなかったから、ギリギリの予約となってしまった次第。
ともあれ、このイベントが東京(首都圏)を会場にして開催されるのは初なので、楽しみにしていた。

御岳山に登るのも久しぶりだが、いわゆる団体登山みたいな人数でのハイキングは十年以上ぶりになる。
いちどだけ登山初心者の頃、ガイドツアーで黒斑山に行ったけれど、もう二度とお世話にならなくてよいと思ってしまうものだったっけ。

今回、20名弱でハイクしたが、楽しかった!
ずっと誰かとおしゃべりを楽しんでいたぐらい。
気候も良く、紅葉は実に見頃。
参加者はなんだか皆、おしゃれな気がするし。
とくに、アウトドアライターさんが古道の痕跡を解説してくれるし、ブランドの人やショップスタッフの方々は感度が高く話しているだけで充実した時間が過ぎる。
皆さん優しくおおらかで、老若男女が参加できると感じられるイベントだった。
お土産や、甘酒のふるまいもありがとうございました。

サルギ尾根は曲者ルートで、他の登山者は皆無。
そんなマイナー系の道を団体さんが進軍するシュールな絵に笑ってしまう。
だがそんな尾根上に炭焼き窯や石段があり、たしかにそこが昔の人の仕事現場だったことを知る。
紅葉見頃の御岳山エリアに合流すると、雰囲気は一変。
多くの外国人も含むハイカーたちで大賑わいだ。
ケーブルカー、バス、電車のホームもラッシュだった。
さすが人気の山だ。

今回、昔の峠越えを想起しつつ、AXESQUIN ELEMENTSのユニークな鞄「風呂敷包みのようなバッグ」を使用して奥多摩ハイクをしてみた。
それが今回のちょっとしたチャレンジ要素だったけど、何も問題なかった。幅広い風呂敷帯は、長時間でなければ肩や胸に食いこむことはなさそう。
昔の人は、東海道中膝栗毛みたいなロングトレイル旅でもそうしていたのだから、まあ理由があるというか考えて道具使用していたのだろうな。

なにかと気づきが得られて、新鮮な日帰り紅葉ハイキングとなったと思う。

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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