火打山、影火打山
- GPS
- 03:50
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
笹ヶ峰 4:37s
32'45
十三曲 32'45
17'58
富士見平 50'44
14'09
高谷池ヒュッテ 1゜04'54
33'18
火打山頂 1゜38'12
13'44
影火打先 1゜51'56
14'37
火打山頂 2゜06'33
30'15
高谷池ヒュッテ 2゜36'49
14'40
富士見平 2゜32'51
16'30
十三曲 3゜07'59
29'02
笹ヶ峰 8:30g 3゜37'02
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山荘から笹ヶ峰に向かう真っ暗な山道はやっぱり怖い。
白樺がやたら不気味で、得体の知れない生き物に見える。
一年前に登った時は、日曜日だったせいか4,5台は同じ道を
笹ヶ峰に向かって走ったから心強かった。
ところが今日は一台も来ない。それが不安を駆り立てた。
しかし、後戻りをするつもりは一切無く、一刻も早い日の出を心から願った。
登山口駐車場に着くと何台も車が駐車していた。
安心して、ゆっくりとスタートをきった。ライトを持って走った。
暗がりでもトレイルの起伏、状況は一年前のことをはっきりと覚えていた。
脳が覚えているのか、体が覚えているのか。下山時に回収するつもりで
黒沢橋付近にライトをデポした。これが、のちに回収しようとしたところ
不思議なことになくなっていた。誰かが見つけて持ち去ったとしか考えられない。悲しかった。
さて、火打は女性的な山、トレイルラン向きとの思い出が強かったが、
十二曲、富士見平までは厳しい登りだったことを思い出した。
プラティパス2.5Lが重いのか、昨日の信越トレイルで疲労しているのか、
予想以上に苦しかった。こりゃだめだなと半ば諦めかけていた頃に、
富士見平を通過、そこから見違えるように体が動き始めた。
風に乗った走りだった。
高谷池手前で、火打山頂、影火打、焼山への展望がひらけるポイントでは、
その美しさ、スケールの大きさに思わず声が漏れた。
高谷池通過スプリットは前回よりも約4分速い。
2回目のアタックだから速くなったのか、CW-Xの効果か、力が向上したのか。
火打山頂目前の登りはさすがに脚が止まりかけたが、なんとか押し切った。
山頂を素通りして影火打へ。予想以上にトレイルがはっきりとしていた。
踏み入る登山者がいることが嬉しかった。影火打は楽園そのものだ。
おだやかな自然のお庭だった。焼山まで行けなくもなかったが折り返すことにした。
下りは、思いの外、脚が疲労していた。富士見平通過後の急斜面では、
濡れた石に滑って、危うく大石に臀部から落下するところだった。
ラストのブナ林の木道は最高の気分。充実した大満足の山行だった。
焼山へのチャレンジは、また次の楽しみにとっておこう。
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