停滞日の二上山ふるさと公園、そして翌日の大和葛城山
- GPS
- 03:52
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 603m
- 下り
- 600m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
16日と17日も天気は芳しくない様子で、少なくとも大峰山脈は雨風が強そうです。
車中泊だと夜が長いので気になるのは天気予報。必要以上に何度もチェックするものです。
予定していた釈迦ヶ岳の予報を穴が開くほど眺めていると、若干の予報の揺れがあって17日にはワンチャンスあるかもと期待しました。
でも、移動も含めて最終決断をしなきゃならない16日夕方には再び悪いほうに🥹
週明けアタックも考えましたが、今度は晴れマークはあるも山頂風速が28mとか出てる。
こりゃ無理だ。どうやら今年の釈迦ヶ岳は本格的に諦めざるを得なくなりました。
結局、16日は天気がもちそうな午前中に「二上山ふるさと公園」散策、午後は博物館を二か所見学(詳細は割愛)として、17日は比較的天気の良い奈良盆地の西に横たわる葛城山を歩く事に決めました。
「道の駅 ふたかみパーク當麻」に車を置けば目の前が「二上山ふるさと公園」になります。
カメラだけをさげて散策スタートします。
二上山にはここを登山口とするもよし、公共交通機関でのアクセスも良好で、二上山から葛城山経由で金剛山までの縦走も可能なようです。
公園に入ると目の前にある階段がどーーん。
栃木弁で言うと「いや、どぉも!」ですね。
これ見て帰る訳にもいかず登りましたよ。
途中で鍛錬の為に幾度も往復している女性と交差、下ってきた男性に「結構きますね、この階段」と挨拶したら苦笑されて、「この先が更に大変ですよ」。見上げたら見事に反りあがる階段が続きます。
標高差80mくらいだから数字上は大したことはないんだけど、想定外の汗をかきましたよ😆
博物館見学のあとは、先ほど偵察済の「道の駅 ふたかみパーク當麻」へ舞い戻り今夜の泊地としました。ほんの2Kmくらい先にある「道の駅 かつらぎ」も偵察しましたが、こちらは真新しいキラキラした施設で賑やかなのが好きな方はこちらかな。でも、とにかく夜が静かなほうが好きな自分は「道の駅 ふたかみパーク當麻」を選択しました。
大型が入り込めないレイアウトなので夜は静かで当たり。土曜の夜ということもあり"鼻の効く"車中泊者の車がちらほら見えました。
翌早朝、最後に天気予報を確認すると日中は好天が続きそう。
気を良くして準備を整えます。駐車場獲得競争に負けじと早々に出発しました。
葛城山は奈良側にロープウェイがあり、山頂駅から山頂までは10分程度。普段着で散歩可能な山ですが、無課金でとなると南西の大阪側からの登山道を歩くのが一般的な様子。
登山口周辺には「駐車するな」の掲示があちこちにあるも、路駐の車が多数見られました。
「水越川公共駐車場」は名前の通りパブリックな駐車場なのでこちらへ停めましたが、自分のあとにすぐに一杯になっていました。
時計周り周回で歩き始めますが、登山者の姿は見られず。途中で若者一名、お嬢さん一名に追い越されただけの思いのほか静かな登山道。案外人気の無い山なのかと思いきや、皆さん反時計回り周回か、水越峠からのピストンのようです。
先日の大台ヶ原もそうでしたが、どうやら天邪鬼な自分は人と逆回りが好きなようです😚
山頂直下で車道が出てきてびっくり。自動販売機も公衆電話もあって更にびっくり。
朝の通勤でしょうか、軽トラに乗った沢山の人たちが運ばれて上がっていくのを見て更に仰天。
食堂やロッジなどもあるのでそこの従業員の方のようですね。
山頂への最後のルートを山レコ地図に従って進むと、朝露をたっぷりと含んだ笹薮がズボンを濡らします。僅かな距離でしたが、しっとりと露も滴るイイ(かどうか定かではありませんが)男。
後ろから登ってきた人達は涼しい顔で別な所から登ってくるではないですか。
どうやらそんな所を歩いてきた"たわけ者"は自分一人のようでしたよ。
山頂周辺からの眺望はなかなか素晴らしいもので、天気が良ければ大峰山脈や大台ケ原もきっと奇麗に見渡すことが出来るでしょう。今日は残念ながら、時折八経ヶ岳が頭を覗かせるのがベスト。代わりに大阪や和歌山方面はよく見えました。
現役の郵便ポストがある珍しい山頂、地元の方たちが憩う人気の山を楽しむことが出来ました。
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