秋の奥秩父 鶏冠山〜雁坂峠周回ハイク
- GPS
- 11:46
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,221m
- 下り
- 2,223m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:50
天候 | 晴れ。 一部雲がかかっているところもあったけど良い天気でした。 この時期にしてはかなり暖かい。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料。台数は5〜60台は停められると思う。 朝6時半頃で片方はほぼ満車。 この様子だと7時着だと結構厳しいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<西沢渓谷P〜鶏冠山> 駐車場からしばらくは西沢渓谷の遊歩道歩き。 甲武信ヶ岳の登山口を通り過ぎ、つり橋を渡って少し先で遊歩道から外れて鶏冠山へ向かう。 沢沿いをしばらく進み鶏冠谷出合で沢を渡る。 水量によってだいぶ難度は変わると思うがこの時期は雨さえ降らなければさほど水量もなく飛び石でも渡れることもあるし、深くても膝ぐらいまでの深さで行けるだろう。渡渉の後は少しだけ沢沿いを進み尾根に乗り上げる。 尾根に乗ったら一本道。 序盤はまっすぐな快適な尾根。 標高が上がるにつれロープが出てきたり少し岩っぽいところを登ったりして第一岩峰手前へ(チンネのコル)。 少しだけ樹林帯を歩いたら第二岩峰への登り。 この辺りから急な岩登りと痩せた岩場の通過が始まる。 鎖やロープなどがしっかりついているが高度感もあるし岩登りをしながら進む。 こういったところが苦手な方は苦労するだろう。 第三岩峰は直登と巻き道があるが巻き道は危険度低い。 直登ルートも岩登りの経験者なら序盤を乗り越えればその後はそれほど問題ない(過去の記憶)山梨百名山の標識は眺望の良い第三岩峰に。 巻き道からの分岐を木賊山方面に進むと最高点。 <鶏冠山〜木賊山> 鶏冠山から先はまず一旦コルまで下って登り返し。 その後も痩せ尾根や急な尾根のアップダウン。 道はある程度しっかりしているがシャクナゲやそのほかの針葉樹等の枝が張り出していて藪漕ぎとまではいかないが結構うっとおしい。 倒木等もあるのでペースが上がらない。 痩せ尾根が終わると徐々に尾根が広くなってくる。 2177ぐらいから先の木賊山の尾根に乗ると少し踏み跡が薄い部分があるので道を外さないように注意。 そこそこ豊富にあるピンクテープを目印にルートから外れないように。 <木賊山〜雁坂峠〜西沢渓谷P> 奥秩父の主脈縦走路。 非常によく整備されており歩きやすい。 木賊山から破風山避難小屋まで400mぐらい下って破風山まで300m近く登り返す。 破風山から東破風山までは稜線歩きでその後コルまで100m程下って雁坂嶺まで100m程登り返し。雁坂塀嶺から雁坂峠までは見通しの良い下り。 破風山の手前から雁坂峠まで立ち枯れの中を歩くところが多く、明るく気持ちいい縦走路。 雁坂峠からは笹の中につけられた登山道で序盤はガンガン下る。 次第に傾斜が緩まり沢筋に下りたら沢沿いを進み、一旦渡渉して対岸へ。 対岸に渡ってからは沢の上部をトラバース気味につけられた道で少しずつ標高を下げへ井戸の沢出合、踏切沢出合、踏切沢橋へ。 そこからはひたすら舗装路歩きで雁坂トンネル手前を経由し西沢渓谷Pへ。 |
その他周辺情報 | もっと近くにも温泉はいくつかありますがこの日は牧岡のはやぶさの湯に立ち寄りました。700円。 ほんのり硫黄臭の源泉かけ流し。 飲用もできるらしい。 あまり熱くないお湯で自分にはちょうどいい温度で長湯できました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
シェラフ
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感想
荷物をあまり担げないってのもあって今年は日帰りの山ばかり。
年内にどこか行けないかなぁと考えてて、奥秩父の主脈を縦走したいなと鶏冠山〜笠取山を小屋使って一泊で歩こうと計画。
この予定だと鶏冠山を下りで使うのは嫌なので逆走はナシ。
で、そのつもりで準備してたんだけど土曜の天気がいまいち・・・・。
う〜む。
濡れた岩場は嫌だな。
という事で少しルートを短縮して日帰りに予定変更。
この時期の西沢渓谷は紅葉が良いので駐車場が結構混雑すると聞いていたので暗いうちに着いて早出しようと思ったんだけど到着は明るくなってからの6:30頃。
満車とまではいかないけど残り数台しか停められないぐらいには混んでました。
荷物を纏めて出発。
そこそこ長い時間の行動になりそうだけど厳しかったら甲武信への登山道で西沢渓谷へ直で降りるルートはいくつもあるし、予定してる雁坂峠から下るルートも沢のところまで下っちゃえば多少暗くなっても舗装路歩きなんでまぁ問題ないでしょう。
少しひんやりした朝の空気の中西沢渓谷の遊歩道を歩きだす。
スタート直後から紅葉が綺麗で先の行動予定に余裕があればもっとゆっくり散策したいなぁなんて思いながら歩く。
二俣つり橋を渡り、渓谷散策の路から沢登りや鶏冠山へのルートへ入る。
鶏冠出合で沢を渡渉するんだけどこの時期は水量少ないから飛び石で充分かなと石の上を進んだんだけど最後の方でもしかしたらちょっと浸水しちゃうかもと思って引き返そうとした瞬間・・・
ヌルっとした感覚を足元に感じたと思ったら滑ってドボン。
それほど深くないし2〜3歩ですぐに復帰したんだけどやっぱ靴の中まで濡れるよね・・・。
一度戻って靴脱いで渡渉。
冷てぇ〜
対岸で足にプロテクトJ1塗って、予備の靴下に履き替えて再出発。
幸い爪先の方までは濡れてなくてかかと回りぐらいだったので何とか問題なく歩けそう。
沢から外れて尾根に乗ります。
快適な尾根で標高を上げ、少しずつ急なところが出てくると第一岩峰のコル。
ココから先は緊張感のある岩場が続く。
片足がちゃんと曲がらないのでこのぐらいの岩場になるとちょっと登りにくいけど、その辺はまぁ上手い事やり過ごして通過。
第三岩峰はさらっと巻き道へ。
ずっと前後に誰もいなかったけど山頂付近では何名かの人が先行してるのに追いつきました。滑ってる足跡がずっとあったので先行者がいるんだろうなとは思ってたけど晴れの休日なら早くから歩き始めてる人がそれなりにいるのね。
眺めの良い第三岩峰で濡れた靴下を干して景色を楽しんだ後は最高点へ。
そこで先行者と軽くおしゃべりしてから先へ進みます。
鶏冠山から木賊山までの間は一応道がついてるけどシャクナゲやら倒木やらで結構歩きにくく、渡渉で濡れたおかげで短パンだったので足元が擦れる擦れる。
その後広い尾根に乗ってからは踏み跡が薄くなってるところがあるのでピンクテープを追いながら慎重に。
お昼前に木賊山に着きたかったけど予定よりちょっと遅れがち。
それでも許容範囲内なので予定通り先へ進みます。
木賊から大きく下って登り返して破風山へ。
この辺の縦走路の雰囲気は樹林帯も、その先の立ち枯れの路も気持ちいい。
鶏冠尾根に比べれば格段に歩きやすい整備された縦走路だけど登り返しはやっぱ大変だなぁ。
破風山は埼玉の山頂標識では西破風山、東破風山と二つに分かれてます。
破風山から下って雁坂嶺までも下って登る感じだけどこちらのアップダウンはさほどでもないので気持ちよく歩けます頭上は晴れてるけど、太陽がある西側の空は雲が多くて日差しがさえぎられるでこの時間になるとちょっと涼しいというか寒いぐらいの感じです。
この日最後のピーク雁坂嶺を過ぎたらあとは下るのみ。
日本三大峠の雁坂峠で一息ついて最後の下りへ。
時間的には若干の遅れはあるものの暗くなる前に安全圏まで下れそう。
鹿がところどころでガサガサ動くのでびっくりしたりしながら下って行きます。
笹の下りから沢筋まで下った辺りで日没の時間にはまだちょっと早いものの谷までは陽が届かず暗くなっちゃいました。ちょっと目算が甘かったな。
渡渉ポイント辺りで結構暗くなったのでヘッデン点灯。
それでも歩きやすい登山道だったので問題なく安全圏の林道へ。
そこから先は舗装路をダラダラと歩いて駐車場へ。
さすがにこの時間だと朝あれだけ停まってた車もなく自分の車がポツンと停まってるだけでした。
それなりに歩きごたえもあって、紅葉、岩場、縦走路と変化を楽しみながら丸一日気持ちよく歩けました
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