上ホロ 北西稜・富良野岳
- GPS
- 19:53
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 6:48
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:49
天候 | 1日目 快晴 2日目 雨、風 3日目 雪、風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
レンタカー 苫小牧~十勝岳温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の下の岩が出てたり出てなかったり |
その他周辺情報 | スーパー ふじ 十勝岳温泉 1000円 三笠インター近くのご飯やさん くまがい 苫小牧の居酒屋 海陽 |
写真
感想
初めて冬の北海道に来た。どの山もとても美しい。時間とお金がかかる北海道に今まではあまり興味が湧かなかったが、また行きたいと心から思えたので、それだけでも実りのある山行になった。
‐絅曠輕明称
天気がいい初日に北西稜を登ることになった。昼前に十勝岳温泉に到着したので、ヘッデン下山はやむを得ないが、満月が本領発揮する前に下山できた。
雪はあるが所々岩がでてるし、雪を踏んでも岩を感じるので歩きにくい。それでも雪がたまっているところでは、今季初のラッセルができて満足だった。登攀では、前爪を引っかけて踵を落として、、と理屈はわかっていても怖くてうまくできなかった。夢中で登っていると、いつの間にか手が冷たくて力が入らなくなってるし、ピッケルを振る腕が疲れてくる。登攀に限らず、省エネな動きも意識していきたいと思った。
富良野岳
2日目は朝から雨(9時すぎから強くなる)だったので、昼前に戻る予定で富良野岳へ。その前に沢中のテンバから移動してテント設営、強風で吹っ飛ばされないよう念入りに固定した。
くそ長いトラバースを終え、稜線に出ると爆風。ぺぺっとピーク踏んで帰りたかったが、そこもなかなかに長い。どんどん体力を消耗しテンバまで下山した。帰りはふらふらで何度か躓いた。集中!
戻るとちょうど昼。うっすら残っている雪をなんぼか集めた(テントから流れる雨水でも結構な量になった)。その後テントに入り、服を脱いで絞れるものは絞り、コンロをつけて乾かした。とりあえず、棒ラーの余り粉でスープを飲んだ後、芋に切り替えて夜まで過ごした。7時間くらい火をつけていたので、服は冷たくなくなった(湿ってはいる)。オーバー手袋も持っているのでテムレスは諦めた。靴と靴下を頑張って乾かしたが、結局乾ききらず就寝。飲み過ぎで潰れていた時間は寝れたが、一度起きてからは足が冷たくてなかなか寝れなかった。
K明称任農秕綏盈
ずぶ濡れになったもの全てがカチコチに凍った3日目。前日畳んで置いといた雨具をバリバリはがすところから始まる。いつもならザックのチャックも開かなくなるが、新しいザックになったのでそれは回避できた。湿った靴下と靴も心配だったが、全ての指を残して帰れた。
・アンザイレン歩行
・アンザイレン状態での滑落停止と滑落者1/3引き上げ
以前の訓練は6月の残雪期。その時は、うつ伏せ状態で停止するのが良かったが、今回はまだ雪が締まっていないのでピッケルを縦刺しにするべきだった(でも全ての場所で縦刺しにできたわけではないので難しい)。うつ伏せでピックを刺しても止まるが、救助作業のため片手になると耐えられなかった。1/3を作る時、地面に近い姿勢からギアを取り出すのが大変。どんな姿勢あっても、せめてプルージックロープか60cmくらいのスリングは取り出せる場所に置いておきたいと思った。1/3を完成させ、いざ引っ張ってみるとプルージックが効いていないことに気づく。作る際、早くこの状態から解放されたいという焦りで丁寧な作業を怠ってしまったかな。。まずは深呼吸〜
しかしまぁ、このヤマレコのログをみるまで、上ホロカメットクのことを「カメトック」だと思い込んでいました。横文字は苦手です🥺
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