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記録ID: 796938
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

厳冬期?の宝永山

2016年01月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:58
距離
12.4km
登り
1,425m
下り
1,421m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
0:16
合計
5:58
距離 12.4km 登り 1,428m 下り 1,423m
8:51
28
9:19
9:21
12
9:33
60
10:33
137
12:50
13:01
49
13:50
13:51
29
14:20
14:21
6
14:27
14:28
21
登山コースが遠回りで、かつ誰もいなかったので下山道を登ったら…むしろ足場悪くてすごく疲れたorz
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士スカイラインの御殿場口登山区間入り口までバイク(路面凍結で死ぬかと思った…)
コース状況/
危険箇所等
前日に標高2000m以下で雪が降ったようでですが、2cmくらいの無きに等しい程度の積雪。結局ピッケルもアイゼン使いませんでした。冬型が緩んだ日を狙ったのですが、それでも宝永山手前から時折体を持っていかれるほどの突風。
その他周辺情報 富士山の静岡側って、御殿場の町まで戻らないと何もないんですよね…
富士スカイラインの周遊道の御殿場口からスタートです
富士スカイラインの周遊道の御殿場口からスタートです
スカイライン周遊区間も前日の雪と寒波でカチンコチン。バイクでここまで来る時点ですでに命がけ(我ながら馬鹿だ…)
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スカイライン周遊区間も前日の雪と寒波でカチンコチン。バイクでここまで来る時点ですでに命がけ(我ながら馬鹿だ…)
スカイラインの御殿場口登山区間も真っ白。ただ数センチ程度の薄い積雪なので、アイゼンなくても歩けました
スカイラインの御殿場口登山区間も真っ白。ただ数センチ程度の薄い積雪なので、アイゼンなくても歩けました
慰霊碑に一礼…
徒歩30分弱で御殿場口登山口に到着。至極当たり前ですけど売店は閉店中で自販機も動いてません
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徒歩30分弱で御殿場口登山口に到着。至極当たり前ですけど売店は閉店中で自販機も動いてません
登山ポストもここに(登るとき撮り忘れたので下山時の写真ですが)
登山ポストもここに(登るとき撮り忘れたので下山時の写真ですが)
ちょっと通りますよ…
ちょっと通りますよ…
さぁ、登山開始! 展望が魅力の御殿場ルートですが、ここからはまだ富士山は雲の中ですね…
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さぁ、登山開始! 展望が魅力の御殿場ルートですが、ここからはまだ富士山は雲の中ですね…
大石茶屋に到着。うーん、こちらも言うまでもなくやってません
大石茶屋に到着。うーん、こちらも言うまでもなくやってません
一直線に伸びる登山道。なんか格好いい!
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一直線に伸びる登山道。なんか格好いい!
二子山〜。ハイキング目的ならこっちでしょうか
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二子山〜。ハイキング目的ならこっちでしょうか
少しずつ雲が晴れて、山頂も見えてきました
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少しずつ雲が晴れて、山頂も見えてきました
とおもったらまた雲の中に…山の天気は分からんですね
とおもったらまた雲の中に…山の天気は分からんですね
ん?雲を抜けてきたかな?
ん?雲を抜けてきたかな?
宝永山の麓くらいまで来たら、抜けるような青空が待っていてくれました! ただときおり吹く風がものすごい!
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宝永山の麓くらいまで来たら、抜けるような青空が待っていてくれました! ただときおり吹く風がものすごい!
なんとか宝永火口の縁まで到着! なんか1月なのに今年は8合目くらいまでほとんど雪ありませんね… まぁだからこそこの時期に宝永山に登ろうと思ったわけですが
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なんとか宝永火口の縁まで到着! なんか1月なのに今年は8合目くらいまでほとんど雪ありませんね… まぁだからこそこの時期に宝永山に登ろうと思ったわけですが
というわけで、宝永山着いた〜! 前に来たときは石碑が崩壊していましたが、今はきれい♪
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というわけで、宝永山着いた〜! 前に来たときは石碑が崩壊していましたが、今はきれい♪
太陽を反射する駿河湾が美しい…
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太陽を反射する駿河湾が美しい…
有名?な逆さ富士をパシャリ
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有名?な逆さ富士をパシャリ
雲もほとんど消えてきました。まずは東〜南の展望
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雲もほとんど消えてきました。まずは東〜南の展望
南〜西の展望
北〜東の展望
気温は…氷点下7度くらい? この間の赤岳山頂と同じくらいですね。風さえなければどうってことないのですが、実はここもかなりの強風に晒されてバラクラバの隙間が寒いのです…
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気温は…氷点下7度くらい? この間の赤岳山頂と同じくらいですね。風さえなければどうってことないのですが、実はここもかなりの強風に晒されてバラクラバの隙間が寒いのです…
カレー飯を作ってても出来上がるまでに凍りそうなので、ドーナツと暖かい紅茶だけ飲んで下山開始…
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カレー飯を作ってても出来上がるまでに凍りそうなので、ドーナツと暖かい紅茶だけ飲んで下山開始…
うーん、登山口が結構遠いですが、砂走りが使えるから早いよね?
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うーん、登山口が結構遠いですが、砂走りが使えるから早いよね?
この景色を独り占めしながら砂走りを駆け下りる! 夏は人も多く空気も濁ってますし、普通の冬はこの辺りはアイスバーンで駆け下りるなんてできないでしょうから、結構レアな体験?
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この景色を独り占めしながら砂走りを駆け下りる! 夏は人も多く空気も濁ってますし、普通の冬はこの辺りはアイスバーンで駆け下りるなんてできないでしょうから、結構レアな体験?
そういえば夏には一杯ある案内看板がないなぁと思ったら、ちゃんと外してありました…
そういえば夏には一杯ある案内看板がないなぁと思ったら、ちゃんと外してありました…
登るときはこの辺りは真っ白だったんですが、もう普通の夏山みたいな砂走りに
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登るときはこの辺りは真っ白だったんですが、もう普通の夏山みたいな砂走りに
1時間ちょいで登山口近くまで降りてこれました。さすがは砂走り!
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1時間ちょいで登山口近くまで降りてこれました。さすがは砂走り!
舗装路も日陰以外はもうすっかり乾いていました。スカイラインの凍結も溶けて、普通にバイクに乗って御殿場まで下ることができました♪
舗装路も日陰以外はもうすっかり乾いていました。スカイラインの凍結も溶けて、普通にバイクに乗って御殿場まで下ることができました♪
足柄SAからみた富士山。技術を磨いていつかは真冬にあの山頂に立ちたい…
足柄SAからみた富士山。技術を磨いていつかは真冬にあの山頂に立ちたい…
というわけで?高速道路飯は足柄SAの富士山揚げかまうどん。富士山は油揚げではなく、薄い練り物です。大根おろしが富士山にかかる雲みたいで面白い♪
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というわけで?高速道路飯は足柄SAの富士山揚げかまうどん。富士山は油揚げではなく、薄い練り物です。大根おろしが富士山にかかる雲みたいで面白い♪
スイーツはこれ! 同じく足柄SAの富士山ケーキ! コレ系のネタスイーツ、大好きです♪ 斜面をかじって「宝永火口〜」とかやりたかったんですが、上手く齧れなかった…
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スイーツはこれ! 同じく足柄SAの富士山ケーキ! コレ系のネタスイーツ、大好きです♪ 斜面をかじって「宝永火口〜」とかやりたかったんですが、上手く齧れなかった…

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 ザック アイゼン 行動食 非常食 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

正月休みに檜洞丸から見た富士山に予想外に雪がなくてびっくりしていたのですが、やはり今年は記録的な小雪とのこと。

ん?ってことは、これは真冬の富士登山を体験できるチャンス?

流石に富士山本体へのチャレンジはいくら小雪といえど自分には技術も体力も無いので無理ですが、宝永山までならまぁ緩い傾斜の砂走り区間を逆走するだけだろうと、この日が天気図で冬型が緩むの確認した上で出発しました。

しかし、前日にちょっぴりと雪がふったらしく、登山道はともかく富士スカイラインの周遊区間まで凍結していたのはちょっと予想外。オンロードタイヤのバイクで凍結した勾配路とかもうどんな死亡フラグだよと…

途中で引き返そうと思ったのですが、むしろ凍った坂道でのUターンの方が無理っぽく、結局太郎坊まで行ってしまい、これ降りてくるまでに道が溶けなかったらレッカー呼ぼう…と、変な決心をしながらの登山になりました

登山道は夏道がほぼ露出しているのでまんま富士登山の御殿場ルートであり、難しいところは少ないのですが、なにせときおり吹く突風が凄い! 普通に立っていると、風の力で砂地の足元がズリズリと滑りだすぐらい。しかも風が冷たいので、雪がないのにクロージングは雪山装備必須です。

暖冬の、さらに冬型が緩んだ日の宝永山程度の標高地点でもコレなんですから、例年の冬型の強い日の山頂付近はどんな防風になるのか想像もできません。

厳冬期に富士山に登れる人のスキルの高さに頭が下がります…

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