晴天の赤城山で恐怖のラッセル
- GPS
- 03:15
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 469m
- 下り
- 457m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンは必須 ルートを外れるときは、スノーシュー必須 |
その他周辺情報 | お勧めは、富士見の湯(JAF割あり)&あいのやまの湯 |
写真
感想
朝起きると快晴で赤城山がよく見えます。
仕事の都合で4日の水沢山のトレーニング以来、
山から足が遠のいておりました。
大がかりな仕事が一段落したので、
急遽、仕事のスケジュールを変更して、
週末のグループハイクの下見とトレーニングを兼ねて、
赤城山に行くことにしました。
私にとって登山口までのアプローチは難関です。
二輪駆動、スタッドレス五分山にちょっと臆病な運転手🚗💨
ドライビングのトレーニングも兼ねて、
黒檜山まで行って見ることにします。
姫百合駐車場を過ぎると、案の定アイスバーンです。
前の車に近づきすぎないよう、カーブもノロノロ運転で、
殆ど滑らず無事、登りきりました。
登山口付近の大駐車場は七台位、登山口付近には二台止まっていました。
当初の予定では、下見を兼ねて駒ヶ岳経由で周回するつもりでしたので、
下山口に近い方の大きい駐車場に迷わず停めました。
気温はマイナス1度で、登り始めて直ぐに汗が出るほどです。
1日薄手の手袋で間に合いました。
暖かかったので霧氷などは程遠く、
山頂付近になってようやく木々に雪が付き始まりました。
途中、二名追い越し、山頂手前の分岐でもう一人追い越し、
呆気なく山頂に到着です。
山頂は笠懸からお越しの男性一人の先客のみで、
北の展望台には三人の先客です。
山頂の気温は、零度でした。
南の鳥居の黒檜大神に行くと、
鳥居付近の岩がいくつか顔を出していて雪は少ないです。
誰もいない静かで暖かいグッドタイミングに、
のんびり昼食を楽しもうと岩に腰掛けカレーうどんを出します。
途中で水を忘れた事に気づき、一度は諦めたカレーうどんでしたが、
コンビニで水を調達して来ました。
しかし、今度はお箸が無いことに気づきます。
再び断念かと思いましたが、なんとザックのうちポケットに一膳入ってました。
気を取り直して、コンロをセットし、水を入れて、
沸かそうと思ったらライターが着火しません。
風でも消えないライターが、着きません(涙)
結局、カレーうどんは持ち帰りです。
おやつのドーナツとマグポットのコーヒーを頂き、
早々に下山することにしました。
二人追い越し、大弛みまで来ると、
何度か降りた直下がりコースでさっさと下山したい衝動に駆られます。
山頂の雪の量からして積雪は大したことはなさそうです。
昼食がゆっくりできなかったせいもあり、早く下山したくなりました。
ルートには自信がありましたが、スノーシューを持っていません。
トレースを探しますと、有りました。
トレースがあれば、何とかなるだろうと下り始めました。
トレースは一つで、時々なくなったりもしましたが、
急坂は問題なく降りられました。
何度もトーレスが現れたりして安心だと思っていましたが、
傾斜が緩くなり始めると、雪も深くなり急に歩けなくなります。
平らなところでは、下り坂のように足が上がりません。
少しの登りでも脚力が著しく必要になり、
膝上まで埋まると抜け出るのが大変になりました。
少しでも、雪の浅いところを選んで歩こうとするのですが、
既に大沼が見えているのに、中々脱出できず心細くなってきました。
先程までの楽しい下山が、静まり返った孤独の世界に包まれ、
悪夢になって来ました。
堀を渡りたいのですが雪が深くて近寄れません。
堀を渡るトレースが見つかりついて行くと、深くなったり消えてしまったり(汗)
前進が簡単に出来ずとても困難で、どんどん体力が奪われていきます。
暖かかったのが幸いです。
堀を渡ることを諦めて、堀沿いに歩いて行くと、
別のトレースが出てきて(出口から侵入してきたと思われる)
何とか無事に駐車場のすぐ傍の車道に出られました。
太股とストックを使った腕が直ぐに筋肉痛になりました。
帰路の道路は、登りより難易度が高く、
滅多に使わないローギアを使いながら無事、赤城山を脱出できました。
反省:冬山は装備をしっかりと。
赤城山でも毎年冬季の死亡事故があるので、決してなめてはいけませんね。
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