大峰山【兵庫県、北摂】、福知山線旧線跡と桜の園
- GPS
- 04:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 635m
- 下り
- 571m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
(自宅) = 武田尾P -<電車>- 生瀬駅前 - 大峰山 - 武田尾P = (温泉) = (自宅) <アクセス> ・国道176号線宝塚からの場合、生瀬橋東詰交差点で右折し県道33号を進む。山越えし切畑で突き当りを左折、およそ2.7km先の交差点で武田尾温泉の案内看板に従って左折、3kmくらい走ったところにある突き当たりを更に左折、下っていくと、武田尾に着く。 ・駐車場は、武田尾付近に数カ所あり。宿泊用もあるので、よく確認の上利用を。(無料と思って駐車したが、宿のものであったのであとで謝りに行った。)おそらくハイカー用は有料(500円)のものが相当。 ・生瀬周辺は、全て確認したわけではないが、一時利用駐車場はないように思われる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・廃線敷きのうち、JR西日本用地となる生瀬側入口から長尾山トンネル出口までについては、今後立ち入りが認められなくなるかも(新聞等報道によると。)。3月時点では「自己責任」の看板があるが、一応進むことはできる状態。 ・廃線敷きの入口は、そんなこともあるのか、わかりにくい。生瀬駅からの場合、現在拡幅工事中の国道176号で中国自動車道をくぐり、程なく左折、あとは努めて川沿いに並行に下降する道を探して降りていく。 ・武田尾温泉には立ち寄り入浴が可能な所あり。元湯とか。タオル付き千円。 |
写真
感想
<エピローグ>
朝から車で生瀬駅に。“仕事”は二つ。生瀬での駐車は可能かをチェック、廃線跡への入口をチェック、以上2点。1点目はすぐに諦めであることを確認、2点目は道はわかったが、その道に工事中標識があって、立入をためらわれること。仮に他の道からは行けるのであろうかと回り込んでみたが、よくわからず。結果、舗装されたばかりの、それ故に工事中標識があったのではないかと思われる道を降りていくことに。
<武田尾から生瀬>
武田尾での駐車はどこがいいのか。もちろん事後の入浴まで考えるならば、どこに止めても、徒歩条件はあまり変わらないような気がする。結果、奥の旅館付近に駐車。あとでわかったが、旅館の駐車場であるのだから、せめて入浴利用でもするならば理屈はあるんだが。
そこから駅まで行き、電車で生瀬へ。
<生瀬から桜の園入口まで>
生瀬からいよいよ徒歩。国道176号線は、宝塚までとは様相を変えている。いや今や、生瀬までとはと言った方がいいかもしれない。駅から下降点までは、都市国道ではなく、まるで渓谷国道。しかし、現在進められている改修工事が済めば、ここも都市国道のようになるのか。
先ほど確認しておいたルートを淡々と歩く。やがて旧線跡。進むと、小橋の前で「告」。JR西日本の名前で、事故があっても補償できない旨が。廃線後本来は手放したいはずの土地が人気のハイキングコースになったとは言っても、土木的に考えれば管理コストは並じゃないであろう。自治体も引き取りたくないらしい。近いうちには通行止めになってしまうのではないかと懸念される。
いろいろと鉄道の痕跡を発見。在りし日を思い出す。ちなみにこのハイキングの終点武田尾駅については、まだ列車が走っていた時代の写真が残っているので、いずれ整理したい。
途中の第二北山トンネルなどで中を見上げるとレンガ積みのトンネルである。しかも長年の蒸気やディーゼルのばい煙跡が。貫禄ある。しかし同時に剥落の危険も感じる。確かに管理したらたいへんだろう。
いっぽう、渓谷美もすばらしい。随所に巨石や急流がある。名前のあるものもあるようだが、残念ながら識別できない。
そうこうしているうちに、横溝尾トンネルの向こうに、このコースのハイライト、第二武庫川橋りょうが見えてくる。トラス橋りょうの真下は、武庫川が激しく流れる。橋側歩道を歩くが、川は狭隘部のため、いっそう流れが速い。橋は一見堅牢そうであるので、心配なく渡る。終点側から雑木越しに橋を鑑賞。使用されなくなって20年近くであるはずだが、現役に復帰できそうに見える。
長尾山トンネルを抜けると、宝塚市の管理範囲になる。
<桜の園(亦楽山荘)〜大峰山>
最後のトンネルの手前に広場。ここが桜の園「亦楽山荘」への入口。同時に、大峰山への登山口。
よく手入れされた木立の中を通り抜け、あずまやから大峰山登山コースを目指す。暫く行くと、尾根道と合流。なお、尾根道は地図にある登山ルートのようだが、登山口がよくわからなかった。
尾根道からは、緩い山歩きが続き、程なく頂上。枯れ木に囲まれている。この季節であったから見通しはややあるが、春以降は林の中だろう。
ややあって降りるが、帰りはあずまやから桜の園周回に。谷筋に降りていくと隔水亭跡。復元された倉庫が現在の桜守の倉庫として使われている。まだ季節が早過ぎて、桜が見られないのは残念。谷を渡り、城ガ丘広場を越え再び入口へ。
<武田尾駅まで>
一般に紹介されているハイキングルートであるため、先ほどよりも歩いている人が多い。線路らしい姿を残し、鉄道ならば急な曲線であろうカーブを、人間の緩やかな曲線としてゆっくり進む。やがて、道路を乗り越し、階段で道路に下りる。
ここがハイキングルートの始点。ここから更に武田尾駅までは殆ど駐車場然とした広い道(かつての武田尾駅のホームのあったところ)を行く。過ぎれば温泉旅館が数軒。入浴も可能。
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