石棚山稜から大杉山域へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山地図には、西丹沢県民の森から石棚山に登る道が破線で示されている。これは仲ノ沢右岸尾根に付いているが、今回使った尾根は仲ノ沢の左岸尾根。途中までは林業用の仕事道が付いている。標高1100m付近の岩石帯からは不明瞭になるが、登りなので迷うことはない。 石棚山から石棚山稜1210m峰までは階段や木道が整備され、道標も随所に建てられた立派な登山道。 1210m峰から大杉山域へ向かうには、950m圏のコブまで高度の読図力が要求される。その先は尾根筋が明確なので道に迷うことはないが、ザラザラした痩尾根が何カ所かあるので滑落に注意 弥七沢の頭から降りる尾根は踏跡が明確なので、特に問題はないだろう。 なお、1月というのに雪は全くなかった。また、全ルートに渡って藪漕ぎの心配はない。 |
写真
感想
丹沢湖のすぐ北にある大杉山は登山道の空白山域である。ここにはルートを変えて既に2回登ったが、そのたびに北側に屏風のようにそびえている石棚山稜が気になった。今度はあそこから大杉山域に降りてこよう、ということで、今回実行した。
西丹沢県民の森から石棚山に登る道が仲ノ沢右岸尾根に付けられている。それなのに、これを使わずに未知の左岸尾根を登るなんて、物好きというか、酔狂にも程があるかな。
左岸尾根に取付くために、沖ノ沢を少し詰めてから側面を登って左岸尾根に立とうとした。しかし、かなりの急斜面である上、岩場まである。何ヶ所かトライしたが危険と判断。結局、小川谷の巻道が左岸尾根を乗り越す所から取り付いた。近道しようとした結果50分もロスしてしまった。急がば回れですね。
石棚山に着いてびっくり。山頂はふつうコブ状に盛り上がっているのに、ここはなだらかな尾根の途中で、山頂のイメージは全くない。ここを目指して登ってくるなんて、物好きの二乗ですね。
石棚山稜1210m峰から大杉山域の950m圏のコブ(弥七沢の頭)までが、今回一番厳しい道であった。前半では大杉山域に繋がる尾根に正確に乗り移るためのルートファインディングに気が抜けなかった。後半はアップダウンが激しく、ザラザラ道の痩尾根に緊張した。
上りに使った沖ノ沢左岸尾根は、地形図からの情報だけで取付いたので、登れるかどうか保障は無かった。しかし特に問題点もなく、あっけなく登れて拍子抜けであった。これに対して1210m峰から弥七沢の頭までの下りは、バリエーションハイキングとして紹介されており、通り抜けられることはまず間違いない。ただし、上りルートで案内されているので、今回は下りとして使ってみると、なかなか手強く、それだけに面白いルートであり、大いに楽しめました。
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