石老山/かみさんの希望に応えて
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 480m
- 下り
- 467m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東海自然歩道にもなっているので、全コースに渡って手入れが行き届いている。道標も完備されているし、休憩用のベンチも随所にある。 |
写真
感想
家内が新緑を見に山に行きたい、と言い出した。どこへ? と聞くと、しばし考えてから「石老山」と答えた。私にしてみれば、たまたまこの2月に登ったばかりだが、彼女の希望に応えて行くことにした。
今回は最もポピュラーな顕鏡寺から登ることにした。
相模湖病院の脇に、病院用と登山者用の駐車場があったが、顕鏡寺まで車道が通じているので、寺まで行ってみた。ここにも墓参用の駐車場はあるが、ちょっと気が引ける。迷ったが、諦めて下の病院脇まで戻り、ここに止めた。
顕鏡寺からでも頂上までの標高差は360m。家内にしてみれば、これだけの標高差のハイキングは久しぶり。病院からだと寺までさらに70m登らなければならないので、頂上まで合計430mにもなる。彼女にしてみればかなりの標高差なので、頂上まで登れるかしら? とさかんに気にしている。まあ、ゆっくり行きましょう、ということで歩き出す。
登りは奇岩コースを採った。急だけど奇岩・巨岩が次々に現れて変化がある。また、奇岩ごとに説明板が設置されているので、立ち止まってこれを読むのが、ちょっとした休憩になって良かったようだ。
尾根に上がれば一転して道はなだらかになった。家内も新緑を楽しみ、まだ花を残した山桜を愛でる余裕も出てきたようだ。短いピッチで区切りながら、ゆっくりペースで歩いたので時間はかかったが、順調に頂上に着いた。
さて、下りはどこを降りようか?
予定では、高塚山まで尾根道を進み、少し戻って尾根の下に通っている林道に降り、これを使って顕鏡寺に戻ってくる、といった周回コースを考えていた。でも、やめた。
十数年前に、東丹沢の華厳岳から経ヶ岳に家内と登った。経ヶ岳からは一般ルートを下ってきた。しかし、華厳岳の麓に止めた車に戻るために、一般ルートから外れて、最後に植林帯の仕事道を降りた。私にしてみればしっかり踏まれた仕事道の積りだったが、彼女にしてみれば、道なき道を歩かされた、とブーイング。枝打ちした小枝が散乱していて歩きにくかったのだろう。今だに、あの時はひどかった、と言う。よほど強烈な印象だったのかしら。
2月に通った時に、石老山から高塚山の間は防火帯にもなっている明るい気持ちの良い尾根だった。だから彼女にも見せてあげたい、という気持ちは強かった。でも、この尾根から林道に降りるためには、植林帯の仕事道を使うことになり、経ヶ岳と同じ状況になることも予想される。さらに、当てにした顕鏡寺に駐車できず、その下から登ることになったので、時間もかかったし、体力も消耗している。これらを勘案し、高塚山に回ることは取り止めて、同じルートを顕鏡寺へと降りた。ただし、途中から奇岩コースから分かれて桜道コースへと回り、少しでも変化を付けることにした。なお、朝ドラの「花子とアン」に出てきた宮崎白蓮の墓が顕鏡寺にあるとのこと。探すのに随分手間取ったが、奥の方にやっと見つけることが出来た。
出発前には、登れるかしら、と随分弱気だった家内も、順調に歩けたことで自信を取り戻したようだ。これからも、また行きたい、ひと月に1度くらい登れば慣れてくるかしら、とのこと。その気になったのだから、せいぜいお供しましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
gakukyourouさん、はじめまして。
ご夫婦の登山素敵ですね。
仲良く登られている様子が目に浮かびました。
これからも続けたいとおっしゃる奥様もすてきです。
仲の良いご夫婦でうらやましくなりました。
peachyさん、コメントありがとうございました。
無理をせず、家内のペースに合わせた山遊びを楽しみたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する