ウトウの頭〜酉谷山〜三ツドッケ(東日原から右回り周回)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:57
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長沢背稜までは、迷うほどではないが、やや不明瞭な箇所あり。 特にウトウの頭の少し先の岩を下りる箇所は注意が必要。 |
写真
感想
ウトウの頭には一度登ってみたいと思っていたが、手元の2010年版の山と高原地図「奥多摩」では途中まで、しかも点線表示でしかルートが表示されておらず、保留にしていた。今年たまたま隣接する「奥武蔵・秩父」を購入したところ、この山域も表示範囲に入っており、点線とは言え長沢背稜まで結んであったので、ヤマレコの記録を見た上で行ってみることにした。東日原から、時間に余裕がなければウトウの頭との間を往復、余裕があれば三ツドッケ方面に右回りで周回するコースで。
確かに、長沢背稜までは広い尾根の中で登山道が明瞭ではない箇所も多く、点線表記もうなずけるが、基本的には尾根上を北西にたどっていくだけなので、迷う箇所はほぼなかった。ただし、上に行くからわかりやすかったのであり、逆にたどる場合にどうかはわからない。なお、ひたすら落葉樹林の中を歩くことになるので、眺望はないが開放感がある。さぞかし秋の紅葉は美しいだろうと思われる。ウトウの頭は眺望はないが味のあるレリーフがよい。ここまで2時間半とちょっとだったので、右回りで抜けることに。
なお、他の方も書かれているが、ウトウの頭を過ぎてちょっと行ったあたりでロープを張ってある箇所で岩を左に下りることになるが、ここで尾根から下りたままで大丈夫だろうかと、岩を登り返したりしてはならない。ちょっと進んでから登り返して右に下りてみたが、右側は一つ間違えると谷底に落ちる。再び登り返して左に下りて、しばらく岩の下を歩くと、岩の突端に出た。尾根上のピークの突端が岩になっているのであり、一旦下りたら登り返す必要は全くない、ということ。
この鞍部から道の不明瞭な斜面を登ると林業用モノレールに遭遇し、モノレール沿いにしばらく歩いて行くと長沢背稜に合流する。ここからは、よく整備された起伏の少ない登山道となる。
酉谷山は、しばらく先の分岐から登る。二つの小ピークを越えると到着する。眺望は南東方向にある。ここで食事休憩。
ここから下りると、あとは尾根のちょっと下を若干のアップダウンを繰り返しながら延々と歩くことになる。同じような道を長い距離歩くので、やや退屈。収穫は、ハナド岩からの眺望。岩の下に何もないのでやや怖いが、素晴らしい眺望が得られる。
16時17分のバスに間に合いそうになかったので、三つドッケにも寄ることにする。ここは三つのピークがあるので、疲れた身体にはこたえる。中央峰からは違法伐採による360度に近い眺望が得られる。
あとは東峰からヨコスズ尾根をひたすら下りる。アップダウンは少なく歩きやすいが、左側に植林部分が多く、あまり快適ではない。両足のかかとのマメがつぶれていた上、膝にも来ていたのでかなりペースダウンしたが、17時22分のバスの30分前程度に着いた。
長沢背稜までの前半は開放感があり、コンパスを使いながらの登山でなかなか面白いが、同じような登山道が延々と続く後半は単調でちょっと長いか、という印象を受けた。
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