伊吹山 〜春の花探しと伊吹トレーニング〜

2016年05月19日(木) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,356m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:36

6:59 伊吹登山口（三之宮神社前）バス停
7:05 7:06 伊吹山上野登山口
7:27 7:28 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
7:44 7:44 伊吹山二合目
9:01 9:27 伊吹山三合目
9:48 9:49 伊吹山四合目
9:58 9:58 伊吹山五合目
10:10 10:13 伊吹山六合目避難小屋
10:26 10:26 伊吹山七合目
10:43 10:47 伊吹山八合目
11:03 11:04 山頂周回道分岐・合流点
11:11 11:48 日本武尊像（伊吹山）
11:56 12:00 伊吹山
13:20 13:20 伊吹山ドライブウェイ終点
13:50 13:53 山頂周回道分岐・合流点
14:03 14:03 伊吹山八合目
14:13 14:16 伊吹山七合目
14:20 14:20 伊吹山六合目避難小屋
14:29 14:30 伊吹山五合目
14:34 14:39 伊吹山四合目
14:47 14:47 伊吹山三合目
15:20 15:21 伊吹山二合目
15:32 15:32 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
16:35 ゴール地点

天候

晴れ　春霞多く遠望は利かず

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧ゴンドラ山麓駅付近の駐車場を利用　利用料金200円　トイレ・更衣室・靴洗い場完備

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・ルートは明瞭で危険個所無し。
・1合目で樹林帯を抜けるので、日差しを浴び続けることになる。日焼け止め・熱中症対策は必須。
・5合目から上はガレている斜面や岩がちな箇所もあるので、靴はトレッキングシューズ以上を推奨します。

≪危険動物情報≫
・クマ：遭遇せず。クマ鈴もガンガン鳴らすと他の登山者から迷惑がれるかも。
・ヘビ：以前2合目の草むらで見かけた。
・ヤマビル：遭遇せず。登山口付近の杉林の中で写真撮影していたが遭遇しなかった。

その他周辺情報

≪トイレ≫
・登山口、１合目、３合目、山頂、伊吹山ドライブウェイ終点に有り。
・５合目は売店だけでトイレは無し。

≪商店・自販機≫
自販機：登山口、１合目、５合目に有り。
商店：上野集落の国道沿いにファミリーマート有り。１合目、５合目、山頂の売店でも購入できる。

写真

5/19 6:55

7時前に旧ゴンドラ乗り場の駐車所着。
平日ということもあってか私が一番乗り。

5/19 7:01

上野登山口
登山案内所があり、入山料（協力金）300円を支払う。
登山道整備のために是非協力したいところ。

5/19 7:03

上野登山口を出発

5/19 7:04

ユキノシタ
どこか『逆襲のシャア』に出てくるモビルアーマーのアルパ・アジールを思い出す形。

5/19 7:07

大切にしたいと思います。
花泥棒は許しがたいです。

5/19 7:09

1合目までは樹林帯の道

5/19 7:25

朝日が差し込む森を行く

5/19 7:32

1合目から2合目までの区間
滑りやすいので、個人的に伊吹登山道で最もしんどい区間。

5/19 7:44

2合目からは旧ゲレンデ脇を登る

5/19 7:46

これは花？？

5/19 7:48

カキドオシ

5/19 7:55

この花も何でしょうか・・・？

5/19 7:57

ふもとの集落が眼下に見える

5/19 7:59

タチツボスミレ

5/19 8:02

ヤマツツジ

5/19 8:08

クルマムグラ
とても小さな花

5/19 8:20

オオイヌノフグリ

5/19 8:28

アキグミ？？

5/19 8:29

本日の登山道脇の主役　その1
ウマノアシガタ

5/19 8:39

空へ向けて登る道

5/19 8:40

ツボスミレ（ニョイスミレ）

5/19 8:44

アヤメ

5/19 8:47

3合目手前で伊吹山が視界に飛び込んでくる
帰って来たよ、伊吹山！

5/19 8:49

ホタルカズラを吸蜜中の蝶

5/19 8:52

これも何でしょうか？？

5/19 8:53

ホタルカズラ
ほぼすべての花が虫にかじられてしまっている

5/19 9:01

たくさんの花が観察できますよ

5/19 9:03

アマドコロ

5/19 9:04

3合目の草原に咲き乱れるウマノアシガタ

5/19 9:09

5/19 9:14

オドリコソウ

5/19 9:13

花の細部

5/19 9:13

オドリコソウの群落
3合目〜5合目までの登山道脇の主役

5/19 9:19

白花のオドリコソウたち

5/19 9:20

オドリコソウとウマノアシガタの群落

5/19 9:21

イブキタンポポ？
セイヨウタンポポ？？

5/19 9:45

本日の登山道脇の主役　その2
ハクサンハタザオ

5/19 9:59

5合目から九十九折れの道で山頂を目指す

5/19 10:02

イブキガラシ

5/19 10:02

イブキガラシ　花の細部

5/19 10:16

イブキガラシの大群落

5/19 10:16

一面を黄色く染め上げる

5/19 10:17

山頂方向にも黄色い絨毯が広がる

5/19 10:07

ハナニガナ

5/19 10:23

クサボケ

5/19 10:24

オドリコソウとイブキガラシ
登山道後半の主役たち

5/19 10:30

イブキガラシとニリンソウ

5/19 10:52

山頂台地まであと少し

5/19 10:59

ヤマエンゴサク

5/19 11:08

ニリンソウの群落
山頂台地ではまだ見頃だった

5/19 11:16

咢の先端がピンク色になるときれい

5/19 11:19

文字通りニリンソウ・・・に見えるが別の株の花

5/19 11:23

山頂より霊仙・御池・藤原岳

5/19 11:23

養老山と伊吹山ドライブウェイ

5/19 11:29

頑張ったご褒美にソフトクリーム頂きま〜す

5/19 11:42

セントウソウ？

5/19 11:41

こんな花ですが…

5/19 11:47

伊吹山山頂の標識

5/19 11:44

コバノミミナグサ　ナデシコ科
伊吹山の特産種

5/19 11:48

こちらは何でしょうか？
コバノミミナグサとは違う花ですが…

5/19 11:50

山頂より北方向の山並み

5/19 11:50

かすかに能郷白山

5/19 11:51

小津権現山・花房山？？

5/19 11:54

伊吹北尾根の山並み
花の宝庫だがドライブウェイは歩行者通行禁止なので山頂からは行く術がない

5/19 11:58

山頂台地のお花畑は保護ネットが設置された
鮮やかなお花畑の復活が期待される

5/19 11:59

伊吹山山頂三角点
ここが本当の伊吹山頂

5/19 11:59

ニリンソウ
山頂台地でたくさん咲いている

5/19 12:02

東遊歩道へ行ってみよう

5/19 12:14

こんな感じの道を歩きます

5/19 12:15

濃尾平野の大展望

5/19 12:20

北尾根の登山口がある笹又の集落

5/19 12:43

ヒメレンゲ

5/19 12:34

ヒメレンゲ
拡大するときれいな花姿

5/19 12:38

大きく豪壮な印象のイチリンソウ

5/19 12:39

きれいに咲いている株もあるが接近不能…

5/19 12:40

きれいなピンク色の縁取りのニリンソウ

5/19 12:53

ドライブウェイ終点の案内板
車でここまで来てもいろいろと観察できる

5/19 12:56

マムシグサ
生命力が強いので、どこにでも咲く

5/19 13:33

ホソバノアマナ
希少な花なのだそうだ

5/19 13:35

フデリンドウ

5/19 13:37

東登山道からの眺め
花の宝庫の横山岳も見えているのかな

5/19 13:42

伊吹山頂のお花畑の復活を期待したいところ

5/19 13:45

ヤマネコノメソウ

5/19 13:45

琵琶湖が一望

5/19 13:48

歩いてきた登山道を見下ろす
素晴らしい高度感

5/19 13:48

九十九折れの登山道
これより帰投する

5/19 13:49

山頂の山小屋群
山頂に売店・トイレがあるので初めての登山の方にも気軽に楽しんでもらえる

5/19 14:45

イブキノエンドウ

5/19 14:48

ホタルカズラ
下の花はかじられ尽くして無残…

5/19 15:17

長浜市街が一望のもと

5/19 15:30

ノアザミ

5/19 16:30

今日は本当に疲れました…

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

Tomi-Ton

夏の奥穂高登山のために購入した重登山靴…
足元の安定感は半端ないものの、片足820gあって重さも半端ない…
もう少し履き慣らさないととてもザイテンを登れる気がしない…
本来なら軽登山靴で軽快に歩き回りたいところですが、今日はあえて重登山靴のテストランのため、伊吹山に行ってきました。
なんせ標高差1200メートルあるから、ここで山頂を往復してこれれば自信にもなるはず！

歩き始めから足が重い…
軽登山靴ならスイスイ登っていける序盤でもペースが上がらない…
後続の登山者にどんどん抜かれる…
でも今日は山頂まで往復してくることが目標なので、負けない…！！
と、気合をいれてゆっくりですが、一歩一歩前に進みました。

花の名山伊吹は初夏ともなればたくさんの花を観察できるので、道端に咲く花を撮影するのがいい休憩になりました。
普段は1時間ほどで到達する3合目まで倍の2時間かかりました。
花の撮影で止まっている時間も多かったので仕方ないか…。

ペースは上がらないものの、確実に標高を稼ぎ、1時間半ほどで山頂台地へ到達。
岩がちなところもあえて大回りせず直登気味で登ってみましたが、つま先だけ引っかかれば滑らずに登れるので、やはり安定感は抜群でした。

山頂の売店でソフトクリームを食しながら休憩。
晴れているものの、春霞が多く彼方の山は見渡せませんでした。
南に霊仙・御池・藤原。早春の花を求めて今年は3度藤原岳に通いました。
北には両白山山地の山並み。能郷白山はうっすら見えるものの、白山は見えず。
空気が澄んでいれば北〜中央〜南アルプス、御嶽山、恵那山、濃尾平野や伊勢湾まで一望の元ですが、今日は今一つな展望でした。

探していた花を見つけていないので、山頂台地を周遊。
初めて東遊歩道を歩いてみましたが、こちらでしか咲いていない花も多く、同じ山頂台地でも植生が微妙に異なることが分かって興味深かったです。

結局探していた花は見つからず、下りで発見できることを期待して撤収開始。
重登山靴は下りではさらに真価を発揮し、ザレていても滑りにくいし、足も捻りにくいので安心して足運びできました。
フラットフィティングを意識する必要はありますけどね。

登りでは通らなった箇所にも寄り道してみましたが、見つけることはできず、エキスパートな方との観察力の違いを思い知りました。

下りは寄り道しなければ2時間ほどでしたので、まずまず。
標高差1300m、距離13�劼鯤發�切りました。
これで何とかこの重登山靴を履いて奥穂高に挑めるかな。
とても疲れましたが、自信もついて充実の山行になりました。
こんなに疲れたのに体重が0．5�圓靴�減らなかったのは意外…。

〜咲いていた花〜
・ハクサンハタザオ、ウマノアシガタは1合目から山頂まで至るところで咲いていました。
・3合目お花畑ではホタルカズラをたくさん見ますが、ほとんど虫にかじられてしまって、きれいな状態で残っているものはほとんどありません。食べると甘くて美味しいのかな、この花。
3合目から5合目少し上まではオドリコソウ、5合目から上ではイブキガラシ、6合目付近からはニリンソウが目立つようになってきます。
・山頂台地ではニリンソウが主役。
・東遊歩道では大輪のイチリンソウが岩陰に残っていました。
・中央遊歩道、西遊歩道ではホソバノアマナ、フデリンドウもちらほらと。