オボコンベ山
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- GPS
- 05:37
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 418m
- 下り
- 462m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
深野まで徒歩 ・天形林道経由でオボコンべ登山口まで(これを往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
オボコンベの夏はヒルが有名のようです。入山前に登山口でシャリバテ防止の早め昼飯兼休憩を摂っていた。そこへ山菜採りの人が近寄ってきて話してみると山歩きベテランのようです。その人が「あ、」と靴と靴下にかがみこむと例のアレ、ヒルをつかみました。もう、びっくりです。 塩を振るといいと聞き、おまじないに靴に振りかけました。そのせいかどうか、私の方はヒルさんにしがみつかれずにすみました。 |
写真
感想
山行を始めたころから気になっていたオボコンベ山にようやく登ってきた。郷愁を覚えさせる山名に昔日の子供時代を追憶しても埒があかないけれど、まったく見事に現実のオボコンベ様はその峻厳さで期待を跳ね返してくれた。山頂にとどまる余裕もなく、次の垂直下降のことばかり気にかかる。デジカメとストックをザックにしまい込み、四足歩行のアニマルになったつもりで一歩を踏み出す。注意深く、慎重の上にも慎重に。降りる、降りれた。下った先の出口看板が倒れていて、踏み後を辿ったが藪仕様になり引き返したのはのは幸いだった。
オボコンベに行くには車でないと行けないと紹介記事にはある。カーなしの私にはつらいが、何とかして行けないものかとなけなしの脳で考えた。そこで浮かんだのが二口街道からの天形林道経由。時間さえかければ可能ではないか。そして叶えはしたが、アスファルト林道歩行は足裏に応えます。ともかく堪えてミッション終了。やっとバス路線に着いたものの、次のバスまでの待ち時間がそうとうある。 もう歩くのは御免だったが、じっとしているのもつまらないので、深野から上の原、田尻まで路肩のなるべく土のある所を選んでトボトボ歩いた。
野尻発愛子行の最終バス18時29分にに乗り込み、愛子駅前で仙台駅行バスに乗り換える。最寄りバス停に降りてから、夕飯の賄いもしたくないので近所の食堂で済まそうと寄ったら、月曜定休日だった。隣のコンビニでお弁当を買い、ビールはいつもより少しだけプレミアムを付けた。自宅を6時半ころに出て、帰宅したのは20時15分、長い一日だった。
実は今月、蕃山でお会いした御仁と立ち話でオボコンベのことを云ったら、山頂からの下りのリスクが高いから、ピストンにするか、周回するなら単独で行くのは×と忠告を受け、いったんは翻意したものの、やっぱり思い断ち切りがたく決行。
山頂の祠の神様に安全祈願し「虚仮の一念」で何とか完遂した。「また来る=行く?」、やはりアクセスがねぇ、一期一会ということで謝々。
コメント
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企画していたのにそのままになっていました、ゴメンナサイ!
あの垂直下降をおひとりで無事クリア!素晴らしいですね
足が届かず「も少し右!」とか「下!」と声かけてもらってやっと降りた4年前を思い出しました
長い一日お疲れさまでした
昨年企画したんですよね。ご都合で流れましたけど冬場は
じっとこもりながらも春になったらと考えていました。
自力で行ける方法はないものかと調べて天啓のように閃いた
のが「天形林道」
分かったことでした(^.^)
次はどこになるか、長倉尾根か後白髪山か未定ですが、
お天気の良い日に愉しみたいですね(^^)/
こんばんは。
本砂金地区の最奥地まで、本当にお疲れさまでした。
その情熱は見習うべきものですね。
オボコンベの山頂からの下りは非常にスリリングと思います。
また、下山口付近も解りづらい道で、最後は橋のたもとを登るようなルートと記憶しています。
ご無事で何よりです。
若い世代?の私も元気をいただく記録でした。
74moonさま 力づけのコメントありがとう<(_ _)>
パトスではなくて、まさしく「執念」でございます。
気が多い方ですが、すきなことは「しゅうねく」続けます
ただし、写真は見るのは好きですが、撮るのはダメです。
夫が遺したカメラの3巻本等があるのですが、いつか勉強しようと
大事に取っておきながら、向上心もなくなってきましたので
写真技術はあきらめて、ひと様のピクチァーを楽しんでいます。
74moonさんの素晴らしい画像を次も期待しています(^^)/
パチ!パチ!パチ!!
カイヤさん やりましたね〜。
大願成就おめでとうございま〜す(^^)/
私らは、ピストンでしたから、大したことありません。ホントは周回したかったんですけどね。私らが行った時も誰にも会いませんでした。自然の妙を教えてくれる山だと思いますが。ヒルのいるのは嫌ですね。私らは秋で良かったです。ヒルのことは知りませんでした(-_-;)
これからも、ますます健勝でご活躍ください。ではまた。
妙高燧さま 拍手ありがとうございます!!
おかげさまで年来の願望成就しました。僅か595mの標高ながら
その形容でかなりの高度感を覚えさせてくれるお山でした。
垂直降りにリスクはありますが、そこを過ぎれば展望のない
凡庸な尾根歩きになりますので、ピストンの方が愉しいと思います。
ヒルと虫さえ気を付ければ沢歩きは涼しくもありますしね。
妙高さまは秋に来られたのでしたら、紅葉が良かったでしょうね。
オボコンベをセレクトされたってことは、なかなか宮城の山に
造詣が深いですね。どうぞまたわが県のお山においでくださいませ。
できたら、私は米坂線に乗って新潟訪問したいと考えています(^^)/
cahierさん、こんばんは♪
早朝から夜まで、とてもロングな山行、お疲れさまでした。
天候にも恵まれ、またサラサドウダンやタニウツギも
楽しむことができ、とても良い一日でしたね。
でも、車でないとアクセスできない…
単独で行くのはNG…と言われたのにもかかわらず、
オボコンベ山へ登られるとは、いつも度胸がおありですね。
cahierさんの願いが受け入れられ、山頂の祠の神様が護って
くれたのでしょう。でも、くれぐれも無理せずに歩かれて下さいね。
ところで「オボコンベ」という言葉と言葉の響きに
興味が湧いてきまして…。cahierさんのレコには、
この山名に触れていないところを考えると、仙台では普通に
使われている? or 理解できる言葉なのでしょうか?
ではでは、梅雨前の山行は、熱中症になりやすいので、
水分を沢山とって、気を付けて登られて下さいね。
happuより
オボコンベ、当地で普通に話される言葉ではないですが、
山と渓谷社の「宮城県の山」から書き写してみますね。
「古くは天狗山とも称されていたが、赤ん坊(おぼこ)をおんぶした姿に
見えることから、現在はオボコンベ山とよばれている。」のです。
それで私も弟妹を負んぶして子守をした日々を懐かしんで、なんとなく
愛着を感じていたわけです。
ですが、沢歩きですので夏場は虫や名物のヒルもいて結構近づきにくい
ところでもありました。今回はご加護があったみたいでありがたいこと
でした。
お水類は2500ml持ちましたが、500mlは足りませんでしたね。
二口街道に出てから自販機で得て助かりましたが、、。ことことも
レポートに記したのですが、トップページが消えるというトラブルが
何回もあり、ヤマレコ質問箱を利用しユーザーさん方から回答を頂き
ましたが、うまく回復することなく、いま書いている返信も一度消失
しました。恐る恐る入力している処です。PC構造のことよくわからず
勉強しなければなりません。では消えないうちに、ありがとうござい
ました(^^)/
カイエさん
おはようございます
今回も度肝を抜かれました!失礼、その勇気と行動力に感動いたしました
岩岩好きな私でも、オボコンベは道がとか〜、帰りの垂直降下が〜とかヒルやサルやマムシが怖くてビビって未踏だったんです
お写真みる限り、山ではクールに沈着に足を運ばれたのではないでしょうか?満願成就 いざとなると人間肝が座れば汗もかかず集中しきれるんですよね。昨秋の鎌倉山ザレ場を思い出しました
林道歩きや舗装道、何キロ歩きだったのでしょうか?暑い日に本当にお疲れ様でした
micremonさん どうもです。
はじめになんですが、あらかた記した返信、突然消失でレコ作成時から
困っています。無事に書き終わりますようにと念じながら腫れ物に触るように
書いています。
ミクさんは東京出張ついでにあちらのお山を制覇して、帰仙翌日地元お山
とは、その行動力にびっくりしました
オボコンベ山こそ岩々好きのミクさんに相応しいですよ。
マンモスのお🐽にだって立てそうな。決してお薦めではありませんが。
汗は山行ごとにかいてますが、当日も同じものと思い、さして暑いとも感じませんでした。仰るように集中したせいでしょうかね。
ヒルのいない時期に、沢歩き楽しまれてください、ではこの辺で(^^)/
cahierさん、おはようございます。
これって・・・・GPS、onはオボコンベ登山口だし、帰りも林道終点でoffだし・・・・。実際は20劵ーバーですよね
オボコンベ、背は低いものの鋭鋒で、行きたかったな〜
マンモス岩を赤子(オボコ)をおんぶした姿に見立てた山名と聞いてました。失礼ながら、cahierさんの年代だと、オボコ(孫)の遊び相手もきつくなるはずなのに・・・・。。
さすがは、Mっkkmaさんの母上様。
ヒルも寄せつけぬ、この豪脚
師匠様、こんにちは
はい、敢えて行きはGPSオンにしませんでしたが、帰りはキロ数
見るためつけたままでした。
そうなんですよ、オボコの世話がしんどいなと思い始めていたら
なんと、遠くに離れてしまいました。でも、たまに顔を見せてくれ
ますので、成長ぶりを見られるのが愉しみです(^^♪
しかし、なんですね、師匠さまでしたらロングコースに怯む
ような方ではないと思いましたが、むしろヒルんだのはヒルの
ほうだったのでは
秋口でもご来仙の機会がありましたなら、是非鋭鋒オボコンベに
おぶさってみてくださいませ(^.^)
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