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記録ID: 892686
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ハイキング
四国

福岡県 求菩提山(782)に登る

2016年05月07日(土) [日帰り]
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kariogaryu その他2人
GPS
--:--
距離
2.6km
登り
295m
下り
265m

コースタイム

日帰り
山行
3:04
休憩
0:00
合計
3:04
8:30
184
スタート地点
11:34
ゴール地点
山登りというより遺跡めぐり。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
犬ヶ岳登山口にきれいなトイレ付きの駐車場(無料)あり。またバス停にも駐車場あり、さらに求菩提山登山口(座主坊園地駐車場)にも駐車場がりいずれも無料である。
コース状況/
危険箇所等
福岡県 求菩提(くぼて)山(782)に登る

日時:2016年5月7日(土)
天気:曇り
コース:座主坊園地駐車場〜安淨寺跡〜獅子の口〜国王神社中宮〜鬼の石段〜上宮(求菩提山山頂)〜胎蔵界護摩場跡〜五窟めぐり〜座主坊園地駐車場

  山登りというより座主坊園地駐車場を出発・到着点として反時計回りの遺跡と五窟めぐり。遺跡(建物や石組みなど)がたくさんあり、至る所に案内板や道標があるものの初めてのものにとっては分かりずらかった。

  この周回コースを振り返って見ると一番きつかったのは護国寺(中宮)跡から山頂にある国王神社(上宮)までの鬼の石段と呼ばれる長い上り。途中一か所短い平坦地があるものの距離にして約200m時間にして20分近い上りが続いたこと。また山頂と言っても周りの木々に囲まれた古い木造の建物(国王神社)があるだけで、展望はまったくなかった。

 山頂で一休みした後、犬ヶ岳方面に向かう。山頂から尾根伝いに道があるのではないかと思い、国王神社の裏手を探すが、巨岩がごろごろするだけで見あたらない。おかしいと思って神社前の石段を5〜6m下ると何と踏み跡があるではないか。つまり神社の少し手前で下から見ると右手の山の中に入り、神社の下をトラバース状に回り込んでいたのである。この分岐には道標もあったが、分かりづらく(犬が岳方面の)胎蔵界護摩場跡まで0.4劼箸△辰燭、この標示も初めてのものにとっては理解に苦しんだ。いずれにしても山頂より10分ほどで護摩場跡に達した。

  ここは犬ヶ岳方面(直進)と五窟(五つの石窟という意味で今回の一番の見所)への分岐で比較的広い平坦地でベンチやテーブルまであった。五窟へはなだらかな稜線と別れて左手の山の斜面を下った。地形図の見方が足りなかったのか、思いがけない長くて急な下りが続いた。ジグザグに下ったりするが所々石の階段も現れ滑りやすいので注意を要する。
  
  分岐から10数分下った所で最初の石窟である大日窟に出会った。この辺りから高さ数十mの巨岩が垂れ幕のように連なり、その基部に登山道が巨岩に沿って付いており、時には 上り下りはあったが、ほとんどが水平に近かった。石仏は巨岩基部の少し奥に安置されていたが普賢窟・吉祥窟・阿弥陀窟などものも言わずに佇んでいた。

  最後の石窟である阿弥陀窟までは最初に出会った大日窟から約15分でこの少し手前からトラバース道を避けて右へ下降すると求菩提資料館で道標には1.0劼箸△辰拭そのままトラバース道を進むと杉林に変わり氷室の跡や禊ぎ場に出くわし、資料館への分岐から20数分で出発点の座主坊園地の駐車場に戻った。


 (参考タイム)

 座主坊園地駐車場(0.25) 護国寺(中宮跡)(0.19) 国王神社(上宮)(求菩提山山頂)
   8:25発
 (0.10)胎蔵界護摩場跡(0.12)大日窟(0.15) 座主坊園地と求菩提資料館との分岐(0.22)

座主坊園地駐車場
  11:34着 
  
  したがって反時計回りに一巡すると1時間30分〜40分位
  
  
 追)
以前、犬ヶ岳に登った事があるので今回は求菩提山だけとしたが、一日で両者を登るのも可能である。
 前日より犬ヶ岳登山口の駐車場にて車中泊(広くてきれいなトイレあり)。翌朝は来た道を少し戻ってバス停のある駐車場から山越えの県道に入る。10分位で最初の峠みたいな所に達し、ここで県道と別れて左の山道に入る。道は狭くなるが舗装も続き、とくに危険箇所はない。この舗装路の終点手前に20台以上は駐められる舗装された広い駐車場(座主坊園地駐車場)ときれいなトイレがある。またこの駐車場の上には休憩所が2か所もあり、上の休憩所には東屋もある。 上の休憩所あたりで幅の広い歩道は二分するが直進(右)すると求菩提山に向かう道で左に折れると阿弥陀窟や大日窟のある五窟へ向かう道(この道から求菩提山にも行けるが大日窟から護摩場跡までの上りがきつい)。
 いずれにしてもこのあたりに修験者の集落があったとのことで興味は尽きない。

感想

山頂近くに修験者の集落があったとのこと。彼らは一体どのような生活をしていたのだろうか。

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