南大菩薩/恩若峯から源次郎岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
恩若峯に登る南尾根は獣道程度の微かな踏跡があるのみ。道標やテープ類は皆無。しかし藪も岩場も無いので、意外と簡単に登れる。 恩若峯の南西尾根に出ると踏跡は明瞭となり、テープも現れる。 恩若峯から源次郎岳の間は一般登山道なみの明瞭な踏跡が付いている。黄テープが豊富で、所々に案内板が木に打ち付けられているので、道に迷うことはないだろう。 下山に使ったキリガ尾根には踏跡があるが、所々不明瞭となる。テープもあるがあまりあてにはならない。尾根筋は一見単純だが、コブで微妙に向きが変わるし、枝尾根にも仕事道とおぼしき踏跡があるので、地図読みは必須。 |
写真
感想
源次郎岳には20年前頃に一度登っている。あの時は大菩薩の下日川峠から往復した。今回は恩若峯から周回しよう。
恩若峯から東進して源次郎岳に登り、少し戻って1250m圏コブから延びているキリガ尾根を降りよう。
ここまでは直ぐに決まったが、恩若峯への適切な登路が見つからない。最初は恩若峯南西尾根を考えたが、これはかなり長いルートだ。恩若峯から源次郎岳間も、キリガ尾根も長い。これに長い南西尾根を登ったのでは、一周するのに相当時間がかかるだろう。そこで、地形図を読んで、南西尾根の910m圏コブから南に延び、北洞沢が直角に折れ曲がる地点に落ちている南尾根を登れば、南西尾根をショートカットし、短時間で恩若峯に立つことができるだろう。さらに、鬢櫛川と北洞沢の合流地点に車を止めておけば、周回するのに便利でもある。
なお、正確に言えば、この尾根は恩若峯南西尾根の910m圏コブ南尾根と呼ぶべきかもしれない。しかし、大筋から見て恩若峯南尾根と呼んでも、あながち間違えではないので、ここではこのように呼ぶことにした。
結果的にこの登路は正解だった。いつもは取付きからしばらくは藪漕ぎに悩まされるのに、この尾根には藪も岩場も全く無いので、自由にコース採りが出来た。結果として、取付きから南西尾根910mコブまで230m程の高度差しかないので、僅か45分で登り切ることが出来た。お勧めのショートカットルートです。
恩若峯から源次郎岳までは登山地図では破線で表されているが、踏跡もはっきりしているし、黄テープも随所に付けられて、道に迷うことは無いだろう。また、過剰なまでにロープが張ってあり、安心して歩ける。
キリガ尾根は地図読みを必要とする個所が多々あったが、下りに使えば当然だろう。
全般に少々あっけない感じであったが、緊張感も少なく、のんびり歩けた山行でした。
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