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Yamareco

記録ID: 934565
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山(ロープウェイ山頂駅〜山頂〜爆裂火口〜勢至平〜あだたら渓谷遊歩道)

2016年08月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
あなぐま その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
10.3km
登り
483m
下り
885m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:57
合計
4:43
10:08
10:11
32
10:43
37
11:20
12:07
18
12:25
2
12:27
12:29
14
12:43
12:46
44
13:30
70
14:48
2
14:50
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り(ただしガス多い)
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラのあるあだたら高原スキー場の駐車場は広い。スキー場のホームページには1500台と書いてあるが、もう少し下の予備スペースも含めたものかもしれない。
コース状況/
危険箇所等
特にないが、勢至平からの下山路は滑りやすい。
その他周辺情報 東北道本宮ICからの道の途中にあったセブンイレブンで、ゴンドラが1人100円引きになる券(1枚当たり5人まで。片道1000円→900円)がレジに置いてあった。他のコンビニにもあるのかもしれない。
広大な駐車場。
2016年08月07日 09:39撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 9:39
広大な駐車場。
登山口(スキー場の入口)。
2016年08月07日 09:41撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 9:41
登山口(スキー場の入口)。
あだたら山ロープウェイ(6人乗りゴンドラ)。
2016年08月07日 09:42撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 9:42
あだたら山ロープウェイ(6人乗りゴンドラ)。
山頂駅からは木道。
2016年08月07日 10:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
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山頂駅からは木道。
アジサイっぽいが。
2016年08月07日 10:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 10:05
アジサイっぽいが。
リンドウ?
2016年08月07日 10:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
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リンドウ?
しばらく木道。
2016年08月07日 10:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
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しばらく木道。
2016年08月07日 10:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
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この手前にあった薬師岳への分岐を見て山頂に行かないのかとスルーしたが、ここにも分岐があるのを見て迂回コースとなっていたことがわかった。すぐ近くにあるようなので寄ってみることにする。
2016年08月07日 10:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
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この手前にあった薬師岳への分岐を見て山頂に行かないのかとスルーしたが、ここにも分岐があるのを見て迂回コースとなっていたことがわかった。すぐ近くにあるようなので寄ってみることにする。
薬師岳展望台に着くが、ガスでよく見えない。
2016年08月07日 10:09撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 10:09
薬師岳展望台に着くが、ガスでよく見えない。
ガス越しに見えるゴンドラ山麓駅。
2016年08月07日 10:10撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 10:10
ガス越しに見えるゴンドラ山麓駅。
安達太良山の山頂方面を見ると少し青空も。
2016年08月07日 10:10撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 10:10
安達太良山の山頂方面を見ると少し青空も。
薬師岳の標識。ちょっとした広場で、全く山頂という感じではない。
2016年08月07日 10:11撮影 by  DSLR-A700, SONY
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薬師岳の標識。ちょっとした広場で、全く山頂という感じではない。
2016年08月07日 10:22撮影 by  DSLR-A700, SONY
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2016年08月07日 10:22撮影 by  DSLR-A700, SONY
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道に戻って山道を登る。徐々に青空が見えてくる。
2016年08月07日 10:25撮影 by  DSLR-A700, SONY
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道に戻って山道を登る。徐々に青空が見えてくる。
見晴らしがよくなってきた。
2016年08月07日 10:39撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 10:39
見晴らしがよくなってきた。
表登山口、仙女平からの道が合流。
2016年08月07日 10:43撮影 by  DSLR-A700, SONY
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表登山口、仙女平からの道が合流。
木が低くなって見晴らしは良くなってきているはずだが、ガスがかなり濃い。
2016年08月07日 11:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 11:02
木が低くなって見晴らしは良くなってきているはずだが、ガスがかなり濃い。
向かって右側に、ガス越しになだらかな山の斜面が見える。
2016年08月07日 11:03撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 11:03
向かって右側に、ガス越しになだらかな山の斜面が見える。
山頂が見えてきた。
2016年08月07日 11:09撮影 by  DSLR-A700, SONY
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山頂が見えてきた。
急にガスが晴れて稜線が見えてくる。
2016年08月07日 11:13撮影 by  DSLR-A700, SONY
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急にガスが晴れて稜線が見えてくる。
それまでとうって変わった光景。
2016年08月07日 11:13撮影 by  DSLR-A700, SONY
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それまでとうって変わった光景。
山頂だけが盛り上がった岩場となっている(乳首:ちちくび)。
2016年08月07日 11:14撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 11:14
山頂だけが盛り上がった岩場となっている(乳首:ちちくび)。
右から登っている人が多い。左からも登れる。
2016年08月07日 11:16撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 11:16
右から登っている人が多い。左からも登れる。
なぜか岩場の下に山頂標識。岩場を登らない人向け? 周辺はかなり広い空間があり、ここで食事休憩の人も多い。
2016年08月07日 11:19撮影 by  DSLR-A700, SONY
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なぜか岩場の下に山頂標識。岩場を登らない人向け? 周辺はかなり広い空間があり、ここで食事休憩の人も多い。
なぜか山頂に八紘一宇の石碑。紀元二千六百記念事業として昭和15年に置かれたようで……
2016年08月07日 11:25撮影 by  DSLR-A700, SONY
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なぜか山頂に八紘一宇の石碑。紀元二千六百記念事業として昭和15年に置かれたようで……
八紘一宇の石碑の横の山頂標識。
2016年08月07日 11:25撮影 by  DSLR-A700, SONY
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八紘一宇の石碑の横の山頂標識。
山頂から爆裂火口方面を見る。
2016年08月07日 11:53撮影
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山頂から爆裂火口方面を見る。
南側の和尚山方面。
2016年08月07日 11:57撮影 by  DSLR-A700, SONY
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南側の和尚山方面。
2016年08月07日 12:03撮影 by  DSLR-A700, SONY
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山頂から下りてきたところ。
2016年08月07日 12:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
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山頂から下りてきたところ。
爆裂火口に向かう。
2016年08月07日 12:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
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爆裂火口に向かう。
山頂を振り返る。こちらから登るルートはない。
2016年08月07日 12:09撮影 by  DSLR-A700, SONY
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山頂を振り返る。こちらから登るルートはない。
右は篭山。下山ルートが見える。
2016年08月07日 12:09撮影 by  DSLR-A700, SONY
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右は篭山。下山ルートが見える。
視界が開けて気持ち良い。
2016年08月07日 12:12撮影 by  DSLR-A700, SONY
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視界が開けて気持ち良い。
2016年08月07日 12:13撮影 by  DSLR-A700, SONY
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ケルンが多い。
2016年08月07日 12:14撮影 by  DSLR-A700, SONY
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ケルンが多い。
絶妙なバランス。
2016年08月07日 12:14撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:14
絶妙なバランス。
次第に緑が少なくなり、荒涼とした感じになってくる。
2016年08月07日 12:18撮影 by  DSLR-A700, SONY
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次第に緑が少なくなり、荒涼とした感じになってくる。
左は鉄山方面、右は勢至平方面。
2016年08月07日 12:19撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:19
左は鉄山方面、右は勢至平方面。
コンパクトだが、なかなかのバランス。
2016年08月07日 12:19撮影 by  DSLR-A700, SONY
2
8/7 12:19
コンパクトだが、なかなかのバランス。
爆裂火口の縁に到着。いきなりの景色の変化に驚く。
2016年08月07日 12:23撮影
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8/7 12:23
爆裂火口の縁に到着。いきなりの景色の変化に驚く。
真っ直ぐ行くと爆裂火口の縁を歩いて鉄山方面。右は勢至平方面への下山路。
2016年08月07日 12:27撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:27
真っ直ぐ行くと爆裂火口の縁を歩いて鉄山方面。右は勢至平方面への下山路。
下山開始。
2016年08月07日 12:29撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:29
下山開始。
なぜか鯉のぼり。
2016年08月07日 12:30撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:30
なぜか鯉のぼり。
なだらかに下りていく。
2016年08月07日 12:33撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:33
なだらかに下りていく。
歩きやすい。
2016年08月07日 12:37撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:37
歩きやすい。
2016年08月07日 12:38撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:38
安達太良山を振り返る。
2016年08月07日 12:39撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:39
安達太良山を振り返る。
松ぼっくり。
2016年08月07日 12:40撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 12:40
松ぼっくり。
峰の辻(くろがね小屋への道と、勢至平を突っ切る道の分岐)。突っ切る道を選択。
2016年08月07日 12:42撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:42
峰の辻(くろがね小屋への道と、勢至平を突っ切る道の分岐)。突っ切る道を選択。
しばらく篭山に向かって歩いたが、登山道はこの少し左下にあることに気づく。
2016年08月07日 12:43撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 12:43
しばらく篭山に向かって歩いたが、登山道はこの少し左下にあることに気づく。
登山道に途中から合流。
2016年08月07日 12:47撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:47
登山道に途中から合流。
安達太良山を振り返る。
2016年08月07日 12:54撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 12:54
安達太良山を振り返る。
くろがね小屋方面。岩っぽいところを歩くのは楽しそうだ。
2016年08月07日 12:56撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 12:56
くろがね小屋方面。岩っぽいところを歩くのは楽しそうだ。
しばらくは周囲は開けている。
2016年08月07日 12:56撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 12:56
しばらくは周囲は開けている。
くろがね小屋方面。崖が近くで見られそうだ。
2016年08月07日 13:01撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 13:01
くろがね小屋方面。崖が近くで見られそうだ。
2016年08月07日 13:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 13:02
鬱蒼としてきて、回りが何も見えなくなる。
2016年08月07日 13:04撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 13:04
鬱蒼としてきて、回りが何も見えなくなる。
2016年08月07日 13:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 13:05
2016年08月07日 13:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
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多少開ける場所もあるが、あまりよく見えない。
2016年08月07日 13:08撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 13:08
多少開ける場所もあるが、あまりよく見えない。
足元に注意しながら延々と下りる。
2016年08月07日 13:22撮影 by  DSLR-A700, SONY
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足元に注意しながら延々と下りる。
馬車道に合流。
2016年08月07日 13:29撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 13:29
馬車道に合流。
嘘みたいな快適な道。
2016年08月07日 13:29撮影 by  DSLR-A700, SONY
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嘘みたいな快適な道。
馬車道をちょっと進んで、左側の奥に見えた勢至塔。
2016年08月07日 13:34撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 13:34
馬車道をちょっと進んで、左側の奥に見えた勢至塔。
見ると、馬車道に並行して同じような道が走っている。前の馬車道か。
2016年08月07日 13:34撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 13:34
見ると、馬車道に並行して同じような道が走っている。前の馬車道か。
馬車道と旧道(山道)の分岐が何ヶ所かにある。
2016年08月07日 13:45撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 13:45
馬車道と旧道(山道)の分岐が何ヶ所かにある。
旧道に入る。周りの見通しが悪く、足元にも注意する必要がある。あまり快適ではない。
2016年08月07日 13:46撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 13:46
旧道に入る。周りの見通しが悪く、足元にも注意する必要がある。あまり快適ではない。
ユリだとは思うが……
2016年08月07日 14:01撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:01
ユリだとは思うが……
ちょっと馬車道も歩いてみる。多少遠回りではあるが、全くストレスはない。
2016年08月07日 14:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 14:02
ちょっと馬車道も歩いてみる。多少遠回りではあるが、全くストレスはない。
橋を渡ったところにある、あだたら渓谷自然遊歩道入口。入ってみる。
2016年08月07日 14:11撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:11
橋を渡ったところにある、あだたら渓谷自然遊歩道入口。入ってみる。
なかなかいい感じ。
2016年08月07日 14:12撮影 by  DSLR-A700, SONY
8/7 14:12
なかなかいい感じ。
何回か川を渡る。
2016年08月07日 14:15撮影 by  DSLR-A700, SONY
2
8/7 14:15
何回か川を渡る。
平滑の床。
2016年08月07日 14:28撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:28
平滑の床。
トンネルのようになっている。
2016年08月07日 14:29撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:29
トンネルのようになっている。
昇龍滝。
2016年08月07日 14:30撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:30
昇龍滝。
紅葉の時は期待できそう。
2016年08月07日 14:31撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
8/7 14:31
紅葉の時は期待できそう。
魚止滝。
2016年08月07日 14:35撮影 by  DSLR-A700, SONY
2
8/7 14:35
魚止滝。
何段にもなった滝。
2016年08月07日 14:40撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 14:40
何段にもなった滝。
坂を登って遊歩道入口に。
2016年08月07日 14:45撮影 by  DSLR-A700, SONY
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8/7 14:45
坂を登って遊歩道入口に。
登山口(スキー場)のすぐ近くに出た。
2016年08月07日 14:47撮影 by  DSLR-A700, SONY
2
8/7 14:47
登山口(スキー場)のすぐ近くに出た。
そこそこ駐車している。
2016年08月07日 15:10撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
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そこそこ駐車している。
撮影機器:

感想

気温を考えると標高の高い北八ヶ岳に日帰りで行きたかったが、週末で駐車場に停められないと困るので、標高は高くないものの、駐車場が十分にありそうで、以前から行ってみたかった安達太良山に行くことに。

まずはロープウェイ(ゴンドラ)で登って高度を稼いだが、山頂駅に行っても、下界が異常な高温だったこともあり、かなり暑い。また、しばらくの間は、背丈よりちょっと上の高さの木々に風が遮られて体力を消耗する共に、視界も開けない。多少見えることがあっても、一面のガスであまり見えずストレスがたまる。

山頂近くまで来ると、木々の背も低くなり、一面を覆っていたガスも薄くなって青空が見えるようになり、それまでとうって変わった開放感。山頂のある乳首(ちちくび)は、そこだけが盛り上がった岩山になっていて、見たところ向かって左右に登り口があるようだが、右側から登った。1箇所鎖もあるが、頼らなければならないようなところではなく、逆に使わない方が上り下りしやすい。ここは、上りと下りの人で渋滞していた。使わなかった左には梯子があったが、こちらを通っている人は少なかった。

山頂からは周囲を360度見渡すことができ、東から南にかけての緩やかな斜面を一望できるとともに、北西側の爆裂火口方面の対照的な景色も一部見ることができる。山頂の岩山の下で休んでいる人が多く、山頂にはスペースがないのかと思ったが、山頂もそこそこの広さがあり、ここで昼食休憩をとった。

山頂を下りてからは、爆裂火口に向かう。この道は、アップダウンも少なく、視界が開けていて気持ちがよい。そこかしこにケルンが積んである。

爆裂火口の縁に着いて向こうを覗き込むと、これまで見たこともないような荒涼とした景色が広がっている。双眼鏡で見ると、外周部を歩いている人もちらほら見えた。同じように歩いて鉄山までの往復も考えていたが、景色自体はあまり変わらないだろうと思われ、体力も考えて、火口にはワンタッチするに留めて勢至平の方に下りることにした。

峰の辻から、くろがね小屋経由のコースと、勢至平を突っ切るコースに分岐するが、地形図を見た印象で、ゆるやかに広がる勢至平の景色が楽しめるのかと後者を選択した。最初は見下ろせる感じでいいが、少し下ると周りは木々に遮られてほとんど見えず、足元は水を含んで滑りやすい。ひたすら、足元に注意を払って下りるだけの作業となった。ようやく、くろがね小屋経由の道に合流すると(「馬車道」と書いてある)、うって変わって高速道路のような快適さ。見た感じ、くろがね小屋経由の道の方が沿道の景色の変化もあるように見え、若干ルートは長くなるが快適かもしれない。

ここからの下りは傾斜の緩い馬車道と、ショートカットする旧道がある。馬車道を1箇所選択した以外は、旧道を選択した。旧道はいわゆる登山道であり、勢至平よりも傾斜が急な中で、滑らないように注意を要する。

最後は、橋を渡ったところに渓谷遊歩道があったので、寄ってみた。川を左右に渡りながら複数の滝を巡ることになるが、なかなか雰囲気がよい。紅葉時はさぞかし美しいだろうと思わせる。

渓谷から登ると、出発点のスキー場のすぐ横に出た。暑かったのと、勢至平の見晴らしの悪さはイマイチだったが、山頂から爆裂火口にかけての火山の景色は素晴らしく、渓谷遊歩道もなかなかの拾い物だった。

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