安達太良山(ロープウェイ山頂駅〜山頂〜爆裂火口〜勢至平〜あだたら渓谷遊歩道)
- GPS
- 04:48
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 483m
- 下り
- 885m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:43
天候 | 晴れ時々曇り(ただしガス多い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないが、勢至平からの下山路は滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 東北道本宮ICからの道の途中にあったセブンイレブンで、ゴンドラが1人100円引きになる券(1枚当たり5人まで。片道1000円→900円)がレジに置いてあった。他のコンビニにもあるのかもしれない。 |
写真
感想
気温を考えると標高の高い北八ヶ岳に日帰りで行きたかったが、週末で駐車場に停められないと困るので、標高は高くないものの、駐車場が十分にありそうで、以前から行ってみたかった安達太良山に行くことに。
まずはロープウェイ(ゴンドラ)で登って高度を稼いだが、山頂駅に行っても、下界が異常な高温だったこともあり、かなり暑い。また、しばらくの間は、背丈よりちょっと上の高さの木々に風が遮られて体力を消耗する共に、視界も開けない。多少見えることがあっても、一面のガスであまり見えずストレスがたまる。
山頂近くまで来ると、木々の背も低くなり、一面を覆っていたガスも薄くなって青空が見えるようになり、それまでとうって変わった開放感。山頂のある乳首(ちちくび)は、そこだけが盛り上がった岩山になっていて、見たところ向かって左右に登り口があるようだが、右側から登った。1箇所鎖もあるが、頼らなければならないようなところではなく、逆に使わない方が上り下りしやすい。ここは、上りと下りの人で渋滞していた。使わなかった左には梯子があったが、こちらを通っている人は少なかった。
山頂からは周囲を360度見渡すことができ、東から南にかけての緩やかな斜面を一望できるとともに、北西側の爆裂火口方面の対照的な景色も一部見ることができる。山頂の岩山の下で休んでいる人が多く、山頂にはスペースがないのかと思ったが、山頂もそこそこの広さがあり、ここで昼食休憩をとった。
山頂を下りてからは、爆裂火口に向かう。この道は、アップダウンも少なく、視界が開けていて気持ちがよい。そこかしこにケルンが積んである。
爆裂火口の縁に着いて向こうを覗き込むと、これまで見たこともないような荒涼とした景色が広がっている。双眼鏡で見ると、外周部を歩いている人もちらほら見えた。同じように歩いて鉄山までの往復も考えていたが、景色自体はあまり変わらないだろうと思われ、体力も考えて、火口にはワンタッチするに留めて勢至平の方に下りることにした。
峰の辻から、くろがね小屋経由のコースと、勢至平を突っ切るコースに分岐するが、地形図を見た印象で、ゆるやかに広がる勢至平の景色が楽しめるのかと後者を選択した。最初は見下ろせる感じでいいが、少し下ると周りは木々に遮られてほとんど見えず、足元は水を含んで滑りやすい。ひたすら、足元に注意を払って下りるだけの作業となった。ようやく、くろがね小屋経由の道に合流すると(「馬車道」と書いてある)、うって変わって高速道路のような快適さ。見た感じ、くろがね小屋経由の道の方が沿道の景色の変化もあるように見え、若干ルートは長くなるが快適かもしれない。
ここからの下りは傾斜の緩い馬車道と、ショートカットする旧道がある。馬車道を1箇所選択した以外は、旧道を選択した。旧道はいわゆる登山道であり、勢至平よりも傾斜が急な中で、滑らないように注意を要する。
最後は、橋を渡ったところに渓谷遊歩道があったので、寄ってみた。川を左右に渡りながら複数の滝を巡ることになるが、なかなか雰囲気がよい。紅葉時はさぞかし美しいだろうと思わせる。
渓谷から登ると、出発点のスキー場のすぐ横に出た。暑かったのと、勢至平の見晴らしの悪さはイマイチだったが、山頂から爆裂火口にかけての火山の景色は素晴らしく、渓谷遊歩道もなかなかの拾い物だった。
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