三川山 *日本三大権現社のひとつ「三川権現社」の大祭に遭遇* 【兵庫県、但馬】

2009年05月02日(土) [日帰り]

• GPS: 03:17
• 距離: 5.0km
• 登り: 674m
• 下り: 667m

コースタイム

●コースタイム
三川権現 14:50 – シャクナゲコース/奥ノ院コース分岐 15:02 – “あと2000m” 15:10 – “あと1900m” 15:14/20
– “あと1500m” 15:30/36 – 約1000m 15:50/55 – “あと900m” 16:00/05 – “あと600m” 16:20/30
– “あと500m” 16:35 – 三川山頂 16:43/17:01 – “あと500m” 17:06 – 約1000m 17:21 – “あと1500m” 17:35
– “あと1900m” 17:45 – “あと2000m” 17:48 - シャクナゲコース/奥ノ院コース分岐 17:56 – 三川権現 18:07

●歩行時間 3:17

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●移動
(自宅) = (三川権現社) – 三川山– (三川権現社) - (温泉) = (泊)

●アクセス
・三川権現社)国道178号線を豊岡からやってきて佐津ICを入らず進むと佐津川を渡る手前で三川権現の入口。延々進むと、最奥部に三川権現社が現れる。普段は閑静な空間かもしれないが、このときは、翌日の大祭準備もあって活気があった。
・登山口)三川権現社に車を置き、道なりに山に向かって進むと、そのうちに登山道になる

コース状況／危険箇所等

<情報>
○登山届
・三川山の登山届けができる場所はないと思われる
○コース状況(シャクナゲコース)
・不明瞭な箇所はない。途中の案内標識も認められる
・しかし、山頂部では保守用道路の付け替えなのか、ブルドーザーでの開削が進められており、それによって登山道も付け替えられていた
・山頂への道筋は明瞭だが、山頂標識は地味な場所に立っている
○温泉、食事
・城崎のほかに、竹野、佐津、柴山などにも温泉がある。日帰り温泉としては矢田川温泉など
・関西きっての温泉街城崎には外湯が多数あるので、巡ってみてもよい

写真

5/2 14:29

三川権現社から見上げる三川山

5/2 14:33

三川権現社

5/2 14:34

大祭の準備中

5/2 14:50

シャクナゲは残念ながら、萎え始めていた

5/2 15:01

三川山コースAらしい

5/2 15:02

シャクナゲコースの入り口

5/2 15:18

このような距離標識がずっと続く

5/9 22:28

原生の木々

5/2 16:35

山頂まで500mで林道工事に遭遇

5/2 16:35

開削に押しやられた登山道

5/2 16:37

雪が残る

5/2 16:39

山頂部付近。Aコース入り口を示す標識も

5/2 16:52

三川山山頂。なんとも目立たない頂上

5/2 16:55

三角点に立てかけられた山頂標識

5/2 16:55

こう書いてある

5/2 16:57

海が見える

5/2 17:00

更に奥に続く林道工事。電波塔へのアプローチ道のようだ

5/2 17:58

草苺。よく見かける

5/2 18:01

三川堰堤。特に意味はないが…

5/2 18:02

流れがきれい

5/2 18:28

前夜祭?

撮影機器：

SP560UZ OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

otoh

朝ゆっくりと家を出発したため、到着は午後も遅くなってしまった。集落を次々と見送り、寂しい山間の道の奥に三川権現はあった。「日本三大権現社」とのことだが、“三大”が有意であるとばかりは限らない。しかし、大祭の前日であることもあって、準備でにぎわっている。そんなに来るのか、というほどに駐車場の枠線が引かれている。
そんな一角に駐車、萎れかけたシャクナゲが残る遊歩道を奥へと進む。やがて登山道になり、しばらくでシャクナゲ道と奥ノ院道の分岐。「三川山Aコース」と書かれたシャクナゲ道を行く。落ち葉の積もった急登を進む。やがて沢沿いとなり、そのうちブナの目立つ柔らかい斜面に。殆ど原生の木々に囲まれ、見通しもない。山頂までの距離を示す標識だけが淡々と数字を減らしていく。あと1000mの標識を見て、最後の尾根に取り付く。ずっと、急登。
やがて、あと500mの標識で山頂への舗装路の工事と思われる現場に到着。おそらく取り付け道の拡幅あるいは舗装などであろう。おかげで登山道は付け替えられ、ブルドーザーの轍の脇に積み上げられた土塊の上をそろり歩く。途中に残雪も見えるが、何となく興趣をそがれた気分。やがて山頂。見通しもなく、木立の中に山頂標識が“置いてある”。三角点と標識。これだけしかない山頂。静かで穏やかなのはいいが、工事現場の中のようでもあるので落ち着かない。
帰りは奥ノ院コースと思っていたが、時間のこともあり、行きの道を引き返すことに。
　降りてみると、大祭の前夜の祈祷が捧げられている。お守りをひとつ頂き、既に陽の落ちた山道を帰路についた。