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日記

最近の日記リスト 全体に公開

2024年 05月 14日 03:20未分類

遠い昔

久々に、泊まりがけで遠方へ出かけた。 地震の心配が少ない地域では、何百年も前の建物がいまでも使われている。 岩塩の塩は高い山にあるけど海の塩。何億年も前に地殻が飲み込んだ塩。 自分のスケールを見失ってしまいそうだ。 写真左:2024.4.26撮影  ヴュルツブルク(独)、マリエンベルク
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2022年 10月 31日 17:18未分類

山のカーテンコール〜JR嵯峨野線の車窓より

●下手(しもて)から景色流るる車窓とは登りし山のカーテンコール 京都駅からJR嵯峨野線(山陰線)の特急に乗るなら、進行方向 右側の窓際D席がおすすめ。全席指定席となっているので、 もしも満席なら自由席ではなく立席になるが、この場合でも 進行方向右側の窓を覗いて立つとよい。 京都駅を
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2021年 11月 28日 03:05未分類

冬紅葉考

●それぞれの千秋楽の祝言ぞ山のもみじとお寺のもみじ はやり病によるストイックなお約束が緩和され、 10月以降、京都はもちろん滋賀、奈良、兵庫と さまざまな地域を訪れた。高い山も低い山も。 しかしながら、唱歌「紅葉」のジャケットや挿絵に 見られるような、鮮やかな赤や黄の錦模様には
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2021年 11月 19日 04:24未分類

山へ行く理由

●ふるさとを求めて人は山へ行く遠い昔の約束の地よ 行き先が告げられるのは、たいてい前の晩あるいは当日の朝 山の気候は変わりやすいのだから仕方がない   とにかく大急ぎで支度をする 翌朝分の家事を前倒しでやっつけているうちに朝が来る 山頂から見える方々の山並み 昨年ぐらいまでは「山
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2021年 08月 05日 18:41未分類

藤の最期

●十字架を離れて花の行く先は青空の奥草叢の下 家の庭に藤を植えていてはいけないと、隣人の指摘を受けて 蔓を切ってしまったと実家の母が言う。 父がまだ生きていた頃、小さな庭に小さな藤棚を拵えた。 以来、新緑の大型連休に帰ると花盛りの藤が迎えてくれた。 母が藤の花が好きだと聞いたのは三
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2021年 07月 28日 05:00未分類

迷い道

●暮れそむる自分探しの迷い道人は獣になれぬ分際 野生動物の幻影を追いかけていると、いつの間にか道を間違えている。 間違えるというより、もはや道のないところに来ている。 若草を踏み、蜘蛛の巣を引っかけ、木の根や枝を捕まえては 折りちぎり、苔むす石ころを蹴散らして進んでいくことは、 そ
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2021年 05月 18日 03:48未分類

夢の雲海

●雲の海まだ見ぬうちに雨雲の小刻みに屋根叩く梅雨入り 今朝、見上げた空は雲で覆われていた。 遠くの山の稜線は、知っているから見える気がするだけか。 あるいは単なる雲の影か。 もしもいま、飛行機に乗ってあの雲の上に出れば ずっと待ち焦がれていた雲海は見えるだろうか。 それともいまの
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