最近の日記リスト
全体に公開
2025年 12月 06日 20:41雑誌・書籍レビュー(書籍)
八ヶ岳の山麓に移住した作家であり画家の画文集である。
作者は中央本線の最寄駅「日野春」近くに住む。八ヶ岳高原の空気感が感じられる。
食に纏わるエッセー集だが、特別な食材を取り上げてはいるわけではない。フキノトウやウド、クルミ、カキなど何処にでも存在する食材が登場する。
作者の住まいは山梨県
21
2025年 10月 14日 10:24アイテム・ギアレビュー(その他道具・小物)
杁差岳山行でモンベルのスパッツ、片方のストラップがなくなっていることに下山後気が付きました。
正式名称はデュラストラップというそうです。
ゲイターもスパッツも足裏を通すストラップが傷んでいくのは仕方の無いことです。
シートーサミットのゲイターのストラップ、昔は交換不可能だったのですが今は交
34
2025年 10月 12日 12:22雑誌・書籍レビュー(書籍)
「サンショウウオの四十九日」第171回芥川授賞作品である。
著者は現役の医師である。医師でなければ描けない思考であり作品だと感じた。
医師の経験に加えて彼に驚異の想像力があって初めて生れた作品であろう。
AIは以下のように説明している。
『サンショウウオの四十九日』は、結合双生児の杏と瞬
13
2025年 10月 03日 08:50雑誌・書籍レビュー(書籍)
第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選ばれたベストセラー小説であり、2024年10月より、NHK総合にてテレビドラマが放送された一冊を図書館から借りだして読んだ。
この作家は既読した「月まで三キロ」や「藍を継ぐ海」で私のお気に入りになっている。
今回読んだ「宙わた
22
2025年 09月 22日 17:24雑誌・書籍レビュー(書籍)
本書は、第37回横溝正史ミステリ大賞 優秀賞受賞作品である。
生活保護受給者(ケース)と社会福祉事務所で生活保護受給者に関わる仕事をするケースワーカーが主人公である。ケースワーカーは公務員だ。
社会のどん底で暮す人々、生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、地方ヤクザが登場人物だ。
13
2025年 09月 21日 17:36雑誌・書籍レビュー(書籍)
第172回直木賞受賞作である。
この一冊は本名となっている「藍を継ぐ海」を含めて5篇の短編小説から構成されている。
・夢化けの島
・狼犬ダイアリー
・祈りの破片
・星隕つ駅逓(ほしおつえきてい)
・藍を継ぐ海
どの先品もフィクションなのだが、史実や実在の人物から着想を得て、資料や情報を
13
2025年 08月 21日 14:06雑誌・書籍レビュー(書籍)
思わず一気読みをしてしまった。
昨日夕刻図書館から借りだしして、今日の昼に読了した。いや読了せずには居られなかった。
テーマは「冤罪」であるが、一般的には冤罪はよくない、避けねばならない、それを生み出す警察や検察やマスコミに問題があるなど、社会派小説にありきたりな小説とは一線を画す作品だ。
32