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竜ヶ岳金山尾根〜三池岳福王山難路縦走
日程 | 日帰り 8.5 時間 往復/周回ルート |
---|---|
エリア | 霊仙・伊吹・藤原 |
ジャンル | 無雪期ピークハント/縦走 |
技術レベル | 4/5 ※技術レベルの目安 |
体力レベル | 3/5 ※体力レベルの目安 |
見どころ | 眺望あり 紅葉あり |
距離/時間
[注意] |
水平移動距離: 15.93km
最高点の標高: 1100m 最低点の標高: 240m 累積標高(登り): 1421m 累積標高(下り): 1424m |
アクセス |
車・バイク 駐車場:宇賀渓キャンプ場 http://www.ugakei.info/ 普通車 : 500円 二輪車 : 200円 自転車 : 無料 駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。 車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500 3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。 有料駐車場を利用せず無料駐車場を利用した場合や自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。BBQ利用の場合は協力金は不要。 最寄り駅:三岐鉄道大安駅 |
コースタイム | 宇賀渓駐車場 ---(25分)--- 竜ヶ岳裏道登山口 ---(20分)--- 金山尾根入口 ---(30分)--- P587 (No.172) ---(60分)--- 展望台(No.160) ---(30分)--- 金山尾根降り口 ---(10分)--- 治田峠分岐 ---(20分)--- 竜ヶ岳 ---(20分)--- 重ね岩 ---(20分)--- 石博峠 ---(105分)--- 三池岳 ---(14分)--- 東尾根・福王山難路分岐 ---(52分)--- 福王山難路入口 ---(40分)--- 水晶キャンプ場 ---(10分)--- 不動滝 ---(10分)--- 水晶キャンプ場 ---(15分)--- 宇賀渓駐車場 |
ルート説明:
宇賀渓キャンプ場を起点に金山尾根から竜ヶ岳へ登頂。
表道から石榑峠へ下り、北尾根から三池岳へ登頂。
福王山難路より八風牧場跡経由で宇賀渓キャンプ場へ戻る周回縦走コースです。
【金山尾根】
主に二次林の尾根で傾斜もきつ過ぎない比較的歩きやすいルートです。
正式オープンから日が浅いため踏み跡のハッキリしない箇所もありますが危険な箇所がなく総じて登りやすいルートです。
【表道】
竜ヶ岳山頂から石榑峠までの県境縦走路です。
急な坂で滑りやすいですが木立を抜けるため木を手がかりに進むことができます。
シロヤシオ、イワカガミ、ササユリが咲きます。
【三池岳北尾根】
北尾根は石榑峠から三池岳まで続く約3.8kmの県境縦走路、尾根道です。
切り立ったヤセ尾根もありますが石榑峠からピストンする登山客も多数いるためよく踏まれていて歩きやすく迷う事は無いと思います。
高低差は282mほどしかありませんが小ピークが多数存在しアップダウンを繰り返すのでトータルの上昇距離は410mを越えます(総下降距離約140m)。
またほとんどが一直線に山頂を目指す直登なルートなのでなかなかタフです。
【福王山難路】
お菊池の近くから八風牧場跡、福王山にかけて伸びる急峻な尾根のルート。
以前は登山地図に記載がなく2014年版の山と高原地図でようやく破線のバリエーションルートとして記載された上級者向けの難路。
全般的には尾根道で目印が少なくても迷いにくいですが中間付近はヒロ尾根でしかも目印少なく踏み跡も不明瞭であげくに下部は尾根が分岐するという非常に迷いやすい箇所があります。
上部に急峻な斜面の直登があり登っても下っても大変なルート。
表道から石榑峠へ下り、北尾根から三池岳へ登頂。
福王山難路より八風牧場跡経由で宇賀渓キャンプ場へ戻る周回縦走コースです。
【金山尾根】
主に二次林の尾根で傾斜もきつ過ぎない比較的歩きやすいルートです。
正式オープンから日が浅いため踏み跡のハッキリしない箇所もありますが危険な箇所がなく総じて登りやすいルートです。
【表道】
竜ヶ岳山頂から石榑峠までの県境縦走路です。
急な坂で滑りやすいですが木立を抜けるため木を手がかりに進むことができます。
シロヤシオ、イワカガミ、ササユリが咲きます。
【三池岳北尾根】
北尾根は石榑峠から三池岳まで続く約3.8kmの県境縦走路、尾根道です。
切り立ったヤセ尾根もありますが石榑峠からピストンする登山客も多数いるためよく踏まれていて歩きやすく迷う事は無いと思います。
高低差は282mほどしかありませんが小ピークが多数存在しアップダウンを繰り返すのでトータルの上昇距離は410mを越えます(総下降距離約140m)。
またほとんどが一直線に山頂を目指す直登なルートなのでなかなかタフです。
【福王山難路】
お菊池の近くから八風牧場跡、福王山にかけて伸びる急峻な尾根のルート。
以前は登山地図に記載がなく2014年版の山と高原地図でようやく破線のバリエーションルートとして記載された上級者向けの難路。
全般的には尾根道で目印が少なくても迷いにくいですが中間付近はヒロ尾根でしかも目印少なく踏み跡も不明瞭であげくに下部は尾根が分岐するという非常に迷いやすい箇所があります。
上部に急峻な斜面の直登があり登っても下っても大変なルート。
ルート詳細
裏道入口までは北河内林道と呼ばれる林道。
☆林道だけあって車一台分の幅あり。
☆部分的にアスファルト舗装だったりコンクリだったり砂利だったり。
★全般的に歩きやすいけど一部で湧水があり足元が濡れやすい。
☆途中に「竜の雫」という水場がある
☆林道だけあって車一台分の幅あり。
☆部分的にアスファルト舗装だったりコンクリだったり砂利だったり。
★全般的に歩きやすいけど一部で湧水があり足元が濡れやすい。
☆途中に「竜の雫」という水場がある
裏道入口を過ぎたら登山道になります。
踏み跡も明瞭なルートなので迷わず進めるはず。
途中で魚止滝がありルートから外れる寄り道ポイントだけど分岐から数分で行けるので時間に余裕があれば寄ってみるのもいいかも。
他に分岐が2箇所あるけど2箇所とも山沿いルートを進みます。No.64を過ぎたら金山尾根入口です。
踏み跡も明瞭なルートなので迷わず進めるはず。
途中で魚止滝がありルートから外れる寄り道ポイントだけど分岐から数分で行けるので時間に余裕があれば寄ってみるのもいいかも。
他に分岐が2箇所あるけど2箇所とも山沿いルートを進みます。No.64を過ぎたら金山尾根入口です。
登り始めてすぐは急登を小刻みに九十九折って登ります。
木立の先に竜の頂が見えたら見晴らし(山頂側)ポイント。
木立の先に竜の頂が見えたら見晴らし(山頂側)ポイント。
広い尾根があったり岩尾根があったりバリエーションが豊か
左(南)に竜の頂、右(北)に遠足尾根をみながら緩やかな尾根歩きです。
なだらかな広い尾根で気持ちがいいです。
なだらかな広い尾根で気持ちがいいです。
治田峠分岐までは緩やかな登山道。
すぐに竜ヶ岳の頂が現れます。
金山尾根降り口を過ぎて竜ヶ岳が見える場所からシロヤシオ群までの平坦な部分(1,042mのピーク)は「クラ」と呼ばれてます。
シロヤシオ群を抜けると治田峠分岐です。
すぐに竜ヶ岳の頂が現れます。
金山尾根降り口を過ぎて竜ヶ岳が見える場所からシロヤシオ群までの平坦な部分(1,042mのピーク)は「クラ」と呼ばれてます。
シロヤシオ群を抜けると治田峠分岐です。
9.
治田峠分岐
(1030m)
[詳細]
竜ヶ岳へ続くルートと静ヶ岳、銚子岳、藤原岳へ続く県境縦走路との分岐
位置確認No.13
治田財産区管内登山道案内図1番
東近江市山岳遭難対策協議会「石榑峠〜銚子岳5番」
竜ヶ岳へ続くルートと静ヶ岳、銚子岳、藤原岳へ続く県境縦走路との分岐
位置確認No.13
治田財産区管内登山道案内図1番
東近江市山岳遭難対策協議会「石榑峠〜銚子岳5番」
笹原を過ぎたらシロヤシオ群を抜けます。
山頂直下の急登が最後の試練。
粘土質で滑りやすいので注意。
この北面の山容は「山と渓谷」の表紙にもなりました。
粘土質で滑りやすいので注意。
この北面の山容は「山と渓谷」の表紙にもなりました。
山頂から南進するコースが表道です。
しばらくなだらかな稜線歩きが楽しめます。
が、No9付近の大ガレ上部は登山道に亀裂が入っており大変危険です。
「転落注意」の看板が設置されてますがその看板こそ転落しそうです。
注意喚起の看板なのにむしろのぞきたい衝動にかられるという本末転倒な看板ですが落ちたらタダ事では済まされないので本当に注意してください。
極力滋賀県側へ大きく迂回した方が無難です。
なだらかな稜線歩きが終われば急登を一気に下ります。
ザレた道が多く滑りやすいですがえぐれた登山道脇に踏み跡があるのでそちらを歩いた方が歩きやすいです。
シロヤシオがたくさん咲きます。
しばらくなだらかな稜線歩きが楽しめます。
が、No9付近の大ガレ上部は登山道に亀裂が入っており大変危険です。
「転落注意」の看板が設置されてますがその看板こそ転落しそうです。
注意喚起の看板なのにむしろのぞきたい衝動にかられるという本末転倒な看板ですが落ちたらタダ事では済まされないので本当に注意してください。
極力滋賀県側へ大きく迂回した方が無難です。
なだらかな稜線歩きが終われば急登を一気に下ります。
ザレた道が多く滑りやすいですがえぐれた登山道脇に踏み跡があるのでそちらを歩いた方が歩きやすいです。
シロヤシオがたくさん咲きます。
12.
重ね岩
(830m)
[詳細]
岩が重なってます。そのままですね。
竜ヶ岳としては珍しく大きな奇岩です。
足元には石榑峠を中心として鈴鹿山脈南方の景色が広がります。
紅葉のときは足元に紅葉の絨毯が広がります。
岩が重なってます。そのままですね。
竜ヶ岳としては珍しく大きな奇岩です。
足元には石榑峠を中心として鈴鹿山脈南方の景色が広がります。
紅葉のときは足元に紅葉の絨毯が広がります。
砂漠のようなザレ場とロープのあるガレ場に注意が必要。
えぐれた登山道は滑りやすく歩きにくいけど登山道のすぐ脇を歩けるので踏み跡に従って進むと歩きやすいです。
ミツバツツジやイワカガミ、ササユリなどが咲きます。
えぐれた登山道は滑りやすく歩きにくいけど登山道のすぐ脇を歩けるので踏み跡に従って進むと歩きやすいです。
ミツバツツジやイワカガミ、ササユリなどが咲きます。
13.
石博峠
(689m)
[詳細]
三重県と滋賀県の県境です。
コンクリの関所が設けられてます。酷道といわしめた所以です。
滋賀県側へは車の通行は可能ですが三重県側へ車は通行不可能です。
三重県側へ通行可能な時は車を堰の間に停めて記念撮影される方が多数みえました。
三重県側へ進みたい人が誤って滋賀県側へ進んでしまうミスがたまに発生します。方向を間違えないように。
三重県と滋賀県の県境です。
コンクリの関所が設けられてます。酷道といわしめた所以です。
滋賀県側へは車の通行は可能ですが三重県側へ車は通行不可能です。
三重県側へ通行可能な時は車を堰の間に停めて記念撮影される方が多数みえました。
三重県側へ進みたい人が誤って滋賀県側へ進んでしまうミスがたまに発生します。方向を間違えないように。
高低差は282mほどしかありませんが小ピークが多数存在しアップダウンを繰り返すのでトータルの上昇距離は410mを越えます(総下降距離約140m)。
またほとんどが一直線に山頂を目指す直登なルートなのでなかなかタフです。
小ピークのたびに尾根が分岐しますが目印、踏み跡等頼りになるものが無い場合でも遠方に(晴れてれば)三池岳が見えてるのでそれを目指すよう尾根を進みます。
切り立ったヤセ尾根もありますが(一部を除き)比較的よく踏まれてて歩きやすいルートです。
またほとんどが一直線に山頂を目指す直登なルートなのでなかなかタフです。
小ピークのたびに尾根が分岐しますが目印、踏み跡等頼りになるものが無い場合でも遠方に(晴れてれば)三池岳が見えてるのでそれを目指すよう尾根を進みます。
切り立ったヤセ尾根もありますが(一部を除き)比較的よく踏まれてて歩きやすいルートです。
平坦な尾根。途中にお菊池(御池)があります。
目印は少なく目立ちませんが基本的には尾根道なので尾根沿いに進みます。
かなり急な斜面もあり踏み跡もハッキリせず苦労する箇所もあります。
中間付近はヒロ尾根でしかも目印少なく踏み跡も不明瞭であげくに下部は尾根が分岐するという非常に迷いやすい箇所があります。尾根の真ん中辺りを目印を探しながら進めば大丈夫かと。
かなり急な斜面もあり踏み跡もハッキリせず苦労する箇所もあります。
中間付近はヒロ尾根でしかも目印少なく踏み跡も不明瞭であげくに下部は尾根が分岐するという非常に迷いやすい箇所があります。尾根の真ん中辺りを目印を探しながら進めば大丈夫かと。
廃道となった林道。
歩きやすいです。
歩きやすいです。
東海自然歩道を歩く。
整備されてて歩きやすい。石段は勘弁してほしいけど。
途中で倒壊した橋のある山秋谷の沢を渡渉しますが渡渉しやすいように石が置かれてます。
整備されてて歩きやすい。石段は勘弁してほしいけど。
途中で倒壊した橋のある山秋谷の沢を渡渉しますが渡渉しやすいように石が置かれてます。
吊橋渡ったらキャンプ場です。
吊橋のそばから川原に下りて川原を進む。登山道はなく川原を遡行します。すぐ近くで見えてるから迷わず行けるはずです。
来た道を戻ります。
21.
水晶キャンプ場
宇賀渓キャンプ場までは国道を歩いていけますが舗装路を避けたければ国道脇の東海自然歩道を歩く事が出来ます。
道路のすぐ脇なので雰囲気はあまりないけど。
道路のすぐ脇なので雰囲気はあまりないけど。
旧登竜荘の先も東海自然歩道を歩く場合は途中の分岐を左(国道側)へ曲がらないとキャンプ場下の落合橋駐車場まで行ってしまいます。
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