雪登山の尻セード滑り　自作　ソリ研究　滑落停止-ヤマレコ

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更新日：2018年03月15日　訪問者数：9937

雪登山の尻セード滑り　自作　ソリ研究　滑落停止

ヒップソリ
楽しいですがウエアに傷が付く場合が有ります

そこでソリを大きくする為に2枚を使用する。100円ショップのヒップソリをずらしてロープで付けると大きく出来ます
3回ほどで100円ソリ割れた。ちゃんとした物が良いです(バージョン2)

パージョン3　写真
プラスチックダンボール。軽量で滑りが良い。薄い硬い2種類有りますが硬い方です
消耗品ですが、たまたま家に有ったので使う

ブルーシートソリ　1.8m
はっきり言って消耗品です。でも100円です
新品では水は通しません
うまく行けば1シーズンは使えます
利点
ザックに入れてしまえる
足からザックまで防御する範囲が広い

バージョン1
2つ折りの中に下半身入る
デメリット風に弱い、下に敷くのが面倒です。お薦めしない

バージョン2　写真
4つ折りに入る　(半分は要らない2重生地になってます)
写真で記した一部だけ釣り糸で縫う
片足だけ入れて使う
急坂ではピッケル動作と行き先の確認で横向き姿勢が多い為
サイズが小さくなって敷きやすくなった。ズレ難く実用的になった

パージョン3
3倍の厚みのシートが売ってました　将来予定

ウエアの糸がボロボロ
糸が切れる前に修理する
テープで囲い、100円透明ボンドを塗って、すぐテープを剥がす
(数倍の値段のセメダインスーパーXは染み込まずに剥がれました)

ボンドで修理後
そんなに目立たないでしょ?

子供用ソリに重さ80Kg越えて使用。凹凸突進で割れた
アルミ補強してから良い感じです

利点
緩やかでも滑れる
棒をちょんと付けば進む方向を変えれる
足からザックまでを傷付けず防御

人が多い所では使えない
使用にはコツが入りますが、夏よりも速く下山します
0.9Kgスノーシューの半分以下の重さです

雪の有る範囲が狭い。降り過ぎて現地に着くのも困難な場合は別のコンパクトソリを持って行きます

「落下中」　ピッケル動作は懸垂出来るくらいの腕力は必要。止まらなくてもやり続ける事が大事
写真1　落下中にピッケルの先に何か当たると衝撃で左手側が外れ不安定。外れた石杖は顔に向かってくるので焦らず対処(石杖にカバー付けると安全が増す)

写真2　「先を半分だけ」雪に埋める。「これが基本形」。とても動作が安定する。それでも止まらない場合だけ写真1に持ち替える

ピッケル先端を逆V字に砥いで有る。挿しやすくこれだけで力の入れ具合が全く変わった

●滑落について●　何回か見た事が有ります
95%が前を向いた滑り台スタイルで止まりません(動画最後参照)
逆を言えば、その格好さえしなければ安全と言う事になります。
5%は滑落停止姿勢を取ろうとはしています。でも体が転がると簡単にピッケルを指せる状態では有りません。その間に10m以上落下します。冷静な動きが大切?

私はロッククライミングはした事が有りません。その時は別のテクニックになるでしょう

目の荒いスキーウエアは滑りにくいので注意

ブレーキ用に人工芝を体に付けてみた実験。目が詰まり無意味だった

ワークマン　ヤッケズボン350円前後は
撥水でよく滑る。伸びて一気に破れる事が無い。枝が出てると穴が空きやすい
ユニクロ　暖パン　撥水タイプ　980円(毎年品物も厚みも変わります)
(－7度くらいまで)暖かくそのまま雪山へ行ける少しムレる。ベチャベチャの雪を滑っても表面は濡れても中までは染みなかった

登る時に滑れる場所、石などを確認しておく事、スピードは出さない
ピッケル無しのストックだけでも(凍ってない山)滑落停止が可能で有るが、力が必要で翌日筋肉痛になった。疲労度が全く違う
下りでアイゼンは使用しません。危険性も増します。ソリに座ってるため転ぶ事が無い。私は普段もアイゼンはあまり使わない