ここ数年来、わたしの山行は月に二回と決められている。

土曜日半ドンで日曜日が休み。仕事の都合で祭日はオール出勤・・

正月・五月の連休・お盆に休日+3日の休みが唯一のわたしの連休である。

さて、大阪に住むわたしは、とくに夏になると岐阜・長野に足を運ぶ。

アルプスの夏を謳歌するためである。

その小屋に立ち寄るたびに買うものがある。

ピンバッチである。

どの山でも多くのデザインがあり行く度に違うバッチを選んでは買っている。

上高地などは数十個におよぶ（笑

その一つ一つが大切な思い出なのだが、数十年にもなると、どうしても思い出せないバッチも出てくるのを寂しく思うのである。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

20Cm四方のお菓子の箱に無造作に入れられたそれらのピンバッチ。

この整理を、雨天で山行できない日に、ごそごそとしている。

パソコンのデジカメのファイルを開けては「〇月〇日〇〇山にて」の頂上写真や集合写真をアウトプットしては、そのピンバッチを写真の片隅に取り付ける作業である。

無論、不明のものが多い。

多い故の提案である。

苦労して登った山・仲間と楽しく登った山・撤退で涙を呑んだ山・・

そんな山の思い出がつまったピンバッチ・・

その貴重な自分史とも云える思い出を迷子にしないために・・

下山後に、写真の片隅に思い出のピンバッチを取り付けて「保存」しませんか？

還暦過ぎて、わたしのように「しまった・・」と思わないようにね。

若い季節は思ったより早く成熟の季節になり熟年を迎えるものですよ・・

ふふふ・・老婆心ながら・・

　　　　　　　　　　でわでわ

　無事故で、数十年後にピンバッチの思い出に浸れるといいですね