ショルダーという技
岩登りというより沢登りの時に使うことが多い「ショルダー」という技があります。人間の体を踏み台にして岩を登るテクニックです。
岩の下がえぐれていたりしてスタンスが無い場合などに使います。
岩の下がえぐれていたりしてスタンスが無い場合などに使います。
ショルダーの方法
「ショルダー」を使う場合、踏み台になるのは体格が立派で体重が重い人の方がいい訳です。女性と男性の混成パーティであれば当然女性が登る側(レディースファースト)になります。
踏み台になる男性は、根性を出して踏み台に徹しなければなりません。中腰になって両手で岩を支持します。中腰はきついですが仕方ありません。中腰が高いと膝が斜めになって登りにくくなってしまいます。登る人のことを考えてなるべく腰を落とすようにします。
登る人間は静荷重で膝を掛けます。さらに肩(ショルダー)に登っていきます。場合によっては踏み台の人間がそのまま立ちあがる場合や、さらには靴を手で持ち上げてやる場合もあります。ザックは後で回収したりザックを背負ったままショルダーをしたりして、現場では臨機応変に対応してください。
前後しますが、登る人間は右足から登るのか左足から登るのかを考えてから登らなければアタフタしてしまいます。頭を使って最初の一歩を考えてください。
踏み台になる男性は、根性を出して踏み台に徹しなければなりません。中腰になって両手で岩を支持します。中腰はきついですが仕方ありません。中腰が高いと膝が斜めになって登りにくくなってしまいます。登る人のことを考えてなるべく腰を落とすようにします。
登る人間は静荷重で膝を掛けます。さらに肩(ショルダー)に登っていきます。場合によっては踏み台の人間がそのまま立ちあがる場合や、さらには靴を手で持ち上げてやる場合もあります。ザックは後で回収したりザックを背負ったままショルダーをしたりして、現場では臨機応変に対応してください。
前後しますが、登る人間は右足から登るのか左足から登るのかを考えてから登らなければアタフタしてしまいます。頭を使って最初の一歩を考えてください。
登る人間は静荷重を意識する
可愛い女性でも静荷重で膝の上に乗らなければなりません。勢いを付けて登ると性格が読みとられてしまいます。ぽっちゃり系の女性でも静かに体重を掛けると、それだけで「あれっ?」と恋心を感じるものであります。
そういう意味で、カップルで登っている人は、一般道の岩場で「ショルダー」を練習するのも良いと思います。どちらにしても、「ショルダー」は楽しい登山技術です(^^)/
そういう意味で、カップルで登っている人は、一般道の岩場で「ショルダー」を練習するのも良いと思います。どちらにしても、「ショルダー」は楽しい登山技術です(^^)/
さすがに靴の泥は取った方がいい
踏み台になる男性は、文字通り踏まれる訳ですが、悪いことばかりではありません。
岩の大きさが丁度いい高さの場合、可愛い女性のお尻を間近に観察できることも可能となる場合もあります(*^^*)
登る人間は、靴が泥などで汚れていれば拭き取るぐらいの心配りはした方がいいと思います。
岩の大きさが丁度いい高さの場合、可愛い女性のお尻を間近に観察できることも可能となる場合もあります(*^^*)
登る人間は、靴が泥などで汚れていれば拭き取るぐらいの心配りはした方がいいと思います。
全員が登り終えたら
全員が登り終えたら、踏み台の男性(男性とは限らない)は、最後に登ることになります。
あるいは、最初だけ一人がショルダーで登り、上からアブミなどをセットするという方法もあります。どちらが迅速なのかはメンバーの技量などによります。
あるいは、最初だけ一人がショルダーで登り、上からアブミなどをセットするという方法もあります。どちらが迅速なのかはメンバーの技量などによります。
ショルダーでの注意
途中でも書きましたが、登る人間が静荷重で登らないと踏み台の人間は苦しいものです。また、靴底が直接首や肩の肌に接触すると皮膚が擦れて火傷などの怪我をする場合もあります。
肩車はアイゼンを履いていても使える技
ショルダーはアイゼンの爪が刺さるのを防御する物があれば冬山でも使える技です。
また、ショルダーとは違いますが、肩車(かたぐるま)を使って乗っ越す技もあります。肩車はアイゼンを履いていても使えます。
また、ショルダーとは違いますが、肩車(かたぐるま)を使って乗っ越す技もあります。肩車はアイゼンを履いていても使えます。
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