ロープは真っ直ぐに伸ばした状態が最も強い
クライミングロープの知識として最も基本的なことは強度についての知識です。難しいことは抜きにして岩登りをする人もしない人も、「ロープは真っ直ぐに伸ばした状態が最も強い」ということを最初に覚えてください。
ロープ(ザイル)の強度の知識
様々なロープワークを覚える前に、「ロープは真っ直ぐに伸ばした状態が最も強い」ということを覚えてください。このことを知識として覚えたあとに結び方や確保の方法や懸垂下降等を練習すればスンナリと入りやすいと思います。スリング(シュリンゲ)などを取り扱う場合にも役に立ちます。
キンクは危険
結びの強度について
結びが作ってある状態でロープに徐々に強度をかけていくといつかは切断します。そのとき必ず結びの所でロープは切断してしまいます。釣りのテグスでも同様です。どんな紐でもそうです。
上の写真のような場合、写真Eの8の字結びの方が写真Dのフューラー結びよりも強いのです。
その理由は、8の字結びの方が直線部分が多いからです。
上の写真のような場合、写真Eの8の字結びの方が写真Dのフューラー結びよりも強いのです。
その理由は、8の字結びの方が直線部分が多いからです。
輪っか(ループ)の結び方
登山で使う「結び」も実に数多くの結び方があります。
しかしながら、数多くの結び方を覚えることよりも「確実にできる」ことの方が大切です。
ちなみに、ネットの動画で結び方が間違って紹介されている場合もあります。間違って覚えてしまうと命取りになりますので十分に注意して覚えてください。
しかしながら、数多くの結び方を覚えることよりも「確実にできる」ことの方が大切です。
ちなみに、ネットの動画で結び方が間違って紹介されている場合もあります。間違って覚えてしまうと命取りになりますので十分に注意して覚えてください。
ロープは真っ直ぐに伸ばした状態が最も強い
あらためて、「ロープは真っ直ぐに伸ばした状態が最も強い」ということを完全に覚えてください。
このことは案外と教えられていませんが、最初に覚えるとその後スムーズにロープワークが出来るようになると思います。
このことは案外と教えられていませんが、最初に覚えるとその後スムーズにロープワークが出来るようになると思います。
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