軽快なスリングバッグ
関内にあるパタゴニアのお店で見かけてその存在を知りました。容量8リットル。右肩からタスキがけにするスリングバッグです。体に触れる部分はメッシュになっていて装着感はとても良いです。タスキがけが右肩のみなので、どうしても左肩からタスキがけにしたい人には無理ですね。右下に見えるハーネスをお腹に回してハーネスにカチッと固定します。荷室がブレなくて動き易いです。メインコンパートメントの他に小さなポケットが内外に1個ずつあり小物の収納に便利。僕は家の鍵などを外のポケットにしまうようにしています。腹帯を外して荷室を体の前にスルリと回した時にファスナーが丁度上向きになって中の物をガサゴソ探し易いです。小さなポケットに居れた鍵は特に取り出し易いです。
装備内容
ハイドレーションシステムを中核にしたシステム。プラティパスの1リットルに同社のハイドレーションチューブをつないであります。タンクは水を入れてフリーザーで凍らせて使う想定なので同社のタンクカバーも装備しています。真ん中上のコンプレッションバッグにはTNFのドットショットJKを詰めています。それとヘッドランプを基本セットとして、これにおにぎりやサンドイッチといった食料を詰め込める組み合わせです。
ハイドレーション端の処理
ソースのマグネットクリップでバイトバルブを固定しています。アバウトな扱いでもカチリと収まって扱いが非常に楽です。その下の赤いのはクリップ式の点滅灯です。アトムのショルダーハーネスにはポケットがあって携帯電話が格納できます。残念ながらスマホはキツイです。
ハイドレーションチューブの固定
メインコンパートメントのファスナー端から取り出したチューブはモール対応のチューブクリップでハーネス後部に固定しています。もう一カ所、手持ちのベルクロのベルトクリップでチューブを固定しています。
何となく出会って何となく気になってていつの間にか購入しました。実際に使ってみると8リットルという微妙な容量に若干戸惑いましたが、逆にこのバッグで何か面白い事は出来ないかしら?とワクワクするような感覚が湧いてきたというか、このバッグに合わせた自分の新しいスタイルを考えてみたくなりました。それで試しに手元にあったプラティパスの1リットルでハイドレを組んでみたら上手く収まってしまった!!それに雨具とヘッドライトが見事に収まって、さらに一食分の食料が入っちゃう!!ってんで、これだけあれば何とかなりそうなミニマム冒険キットができてしまったのであります。何だろう…久々にワクワクしたと言うか、楽しくなってしまって、誰かに知って欲しくてノートしておきます。凄くフィット感が高いバッグで動き易いんですね。それでか何かこう冒険心を刺激されるんです。近場の鎌倉のハイキングコースとか気が向いた時にこのバッグとデジイチ片手にサクサクと歩き回ろうと思います。
Atom 8Lの近況
ハイドレホースカバーの改修
ミルトン消毒の度にいちいちバイトバルブを引っこ抜くのが億劫になったのでベルクロでベリベリ剥がせるように改造しました。ミシンを持ってていろんな物を作っているんですがそれがこんなところで役立つなんて!!ってんで今は山のいろんな道具を自分で拵えています。
ジッパータブの変更
最近ご執心のミレーのプロライター22のジッパータブが扱いよくてAtomのも良いのが見つかったので替えてみました。ループになっていてグローブの指でも引っ掛かりが良いです。あと見た目が気に入ってますかね。
ハイドレホースカバーのディテール
余ってたベルト類で適当にベルクロ(マジックテープ)でハイドレホースをくるめるように改修しました。行き当たりばったりでミシンがけしたけど上手く出来たと思います。ついでにフロントのジッパータブも変更。特にこれが使い易い。
バイトバルブの変更
バイトバルブはより気密のとれるソース製に変更しています。ソースのバルブが一番使い易いんではないかと個人的に考えています。オレンジ色というのも良い。ホースへの抜き差しはかなり渋いんだけどヘアドライヤーでホースを温めるとすんなり入ると言う豆知識。
細部セッティング変更(160811)
ミシンのスキルアップに伴い細部セッティング変更しています。ハイドレホース改造(カバーをよりスレンダーにホースにフィットさせた)。ヘッドライトの常時装備化(モンベルのヘッドライトをショルダーベルトにセットした)。
モンベルのヘッドライト
バッグを装着したまま足下を照らせるように工夫してみた。ヘッドライトの装着は一筋縄では行かずミシン作業でアダプターを製作した。モンベルのライトはシンプルなデザインで操作性も悪くない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する